映画「パラサイト半地下の家族」知っておきたい伏線まとめ!

ポン・ジュノ監督の映画「パラサイト半地下の家族」

アカデミー賞を受賞し、話題となった映画です。

映画には怖いシーンがあったりして、見終わったあとの感じ方は様々だと思いますが、何か引っかかるところもあるのではないでしょうか?

格差社会がテーマとなっていますが、物語の所々に格差が隠されています。

あのセリフなんか変だったな、あのシーンってなんだった?などいくつか登場すると思います。

そのいくつかの頭に残るシーンをまとめてみました。

想像以上に多いので、なるほど!と思ったらもう一度見直すと違う面白さが楽しめると思います。

パラサイト半地下の家族:伏線まとめ!

地下のニオイ

パラサイト半地下の家族では、ニオイが一番頭に残ると思います。

キム一家が、素性を隠してパク家にパラサイトしても、染みついた半地下のニオイが消えることがありません。

パク家の幼い息子ダソンに「同じニオイがするよ」と言われてしまいます。

ニオイに関しては、パク夫妻もキム父に対して独特のニオイを感じ取ります。

半地下のキム家に対しては、車の窓を開けたりして我慢できる程度。

地下の住人のニオイに対しては、パク社長はあからさまに鼻をつまんで顔を背けています。

最終的に、このパク社長の態度に切れたキム父が刺殺してしまうのですが。。

山水景石

ギウの友人ミニョクが持ってきた山水景石。
ミニョクはお金持ちの有名大学に通うエリートなので、彼の家から持ってきた石というのはギウにとって富の象徴なのです。
石が本物なのか、心の動きで重さが変わるのか。

もらったときは、希望があって重い石でした。ところが、パラサイトの計画が崩れそうになっているときには、洪水で浮かび上がるぐらい軽い石になっています。

富の象徴でもある石が、最終的に凶器になってしまい、ギウは脳に障害を負ってしまう?ことになります。

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ダソンの絵

ストーリーの前半で出てくるダソンの絵。

母親は自画像だと説明をしていますが、実は地下の住人の似顔絵です。

1年生のときの誕生日、夜中に起きてこっそり誕生日ケーキを食べていたダソンは、地下から出てきた地下の住人の姿を見てしまいました。

幽霊だと思ったダソンは気絶してしまいます。

そのときの様子を描いたのです。浅黒い肌と右下の黒い階段、そして下から上に上がってくる意味がある矢印。

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時計回り

キム一家が、パク家の留守中にくつろいでいるときに突然帰ってきたパク一家。

家族と知られてはいけないので、家政婦の母親意外はテーブルの下に隠れます。

そして、ソファーでくつろいでいるパク夫妻のラブシーンが始まるのです。

そのとき、パク夫人は旦那のドンイクに「時計回りに触ってほしい」と言うシーンがありました。

ポン・ジュノ監督いわく、「観客が子のシーンを見て早く終わってほしい」と思ってほしかったのだそう。

テーブルの下に隠れているキム一家たちと共感してほしかったそうです。

*時計回り=時間を進める

地上・半地下・地下

キム一家が半地下の家族として主人公になっています。

格差社会を描いているとして、パク社長家族が登場しています。

パク社長を地上、キム一家が半地下、前家政婦の夫グンセは地下、といったように3段階になっています。

キム一家が半地下から地上へ上がろうと、パク社長にパラサイトを試みますが、結局失敗し、最終的に計画が失敗したキム父は地下へ格下げになりました。

線(一線を超える)

パク社長は、劇中で何度か「一線を超えない、立場をわきまえる」といった言葉を発しています。

それを表すかのように、映像の中に「線」でお金持ちと貧乏人がわかれているのです。

カメラアングル

カメラアングルにも気をくばられています。
線のときと同じように、お金持ちの方へ向かう時を撮るときは下から上へ見上げる描写が多かったり、明るい陽射しだったりが多いです。

また、お金持ちから貧乏へ向かうときは薄暗かったり、上から下へ見下ろすようなアングルが多いのです。

母親チュンスクのセリフ:食物が良かった

ミニョクが山水景石を持って訪ねたとき、母親のミニョクが言ったセリフ「食物が良かった」

まったくその通りで、石が食物であれば、キム家の運命は違ってたかもしれません。

財運が上がるという希望が、行動に欲を出しました。

結果、最後は山水景石で殴られるのです。

ギウが地下に持っていったのも、石ではなく食物であれば、ラストが違う結果になっていたのではないでしょうか。

母親のチュンスクが言った通り、「食物が良かった」のです。

3匹の犬

パク夫人は犬を大事にしています。

息子のダソンも大事にしているはずなのに、ダソンに触れているシーンがありません。

ダソンはやんちゃ坊主で扱いが難しいけれど、犬は簡単に言うことをきく。

そして、キム父ギテクが屈辱感をおぼえるシーンの一つとして、犬が食べている食事は自分より良いもの。

3匹の犬も格差の象徴になっています。3つの家族を表しているのかもしれません。

まとめ:パラサイト半地下の家族の伏線

映画パラサイト半地下の家族の伏線をまとめてみました。

「パラサイト半地下の家族」を初めてみるときは、貧困家族が生み出すサスペンス映画をみている感じだと思います。

ですが、伏線に気づくと面白さが変わっていく、何度でも楽しめる映画だと思いました。

ニオイやカメラアングル、時計回りなどという「ん?」と思うポイントが沢山あります。

「ん?」と思ったところが伏線なので、調べてからもう一度見直すと面白さが倍増するかもしれません。

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