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「パラサイト半地下の家族」ダソンの絵を考察!自画像ではなく地下の住人の幽霊?

「パラサイト半地下の家族」のお金持ちパク家の幼い息子ダソン

ダソンという男の子は幼いながらも非常に観察深く、敏感な男の子。

パク家には、家族写真の横にダソンが描いた絵が飾ってあります。

この絵が意味しているもの、そしてモデルとなっているのは誰なのでしょうか。

パク・ダソンが描いた絵の意味を知ってから「パラサイト半地下の家族」を見ると、映画が2倍も3倍も面白くなります。

パラサイト半地下の家族:ダソンの絵は自画像ではなく幽霊?

ダソンの絵は自画像?

家庭教師のアルバイトを始めたギウは、母親とダソンの絵について雑談を始めます。

ダソンの絵をきっかけに、ギウの妹がパク家にパラサイトすることになります。

ダソンの絵は独特で、母親は絵の才能があるのではないかと言います。

ギウはチンパンジーの絵ですか?と尋ねましたが、母親はダソンの自画像だと言いました。

カラフルに描かれ、独創的な雰囲気を出している絵にギウとダソンの母親は、ダソンに芸術的センスがあると信じています。

ダソンの心のブラックボックス

ダソンの美術の家庭教師を始めることになったギジョンは、ダソンの絵をみて母親に深刻そうに説明を始めます。

自分(ギジョン)は「美術心理学」を学んでいて、絵画療法も知っている。

ダソンは1年生のときに、何かあったのではないか?

壁にかかっている絵にも、今日描いた絵にも右下に同じ黒いマークが入っていることが気になると言うのです。

この黒いマークは、ダソンの心のブラックボックスと言える。

一緒にブラックボックスを開きませんか?

「毎年ダソンの誕生日は外で過ごす」ことに何か理由がありそうです。

考察:ダソンが描いた絵は地下の住人の幽霊

ダソンは地下の住人と遭遇している?

ダソンは1年生の誕生日のときに、幽霊を見て失神したことがあります。

それ以来パク家では、ダソンの誕生日は外で過ごすことにしていました。

ダソンが見た幽霊とは、地下の住人でした。

地下から食べ物を取りに現れた住人が、暗闇から急に現れたのを幽霊だと思って、ダソンは白目をむいて失神したのです。

右下の黒い絵は地下への階段

ダソンの絵の右下にある黒いギザギザ。

あれは、地下の住人がぬっと出てきたときに見えた階段ではないかと思います。

ギョロっとした目、肌の色など地下の住人の男の特徴が鮮明に描かれています。

そして背景には「下から上に上がってくる」矢印まで。

両親に幽霊ではなくて、地下にこういうオジサンがいるよ、と教えているようにも見えますよね。

考察:ダソンの絵についての意見

  • ダソンは地下の住人を見たときの光景を表現している
  • 地下の住人と遭遇したときを思い出して、キム一家のニオイも同じ類だと気づいたのではないか
  • ダソンの絵はモンタージュ写真のよう

など、ダソンの絵=地下の住人だという意見が多いです。

まとめ:パラサイト半地下の家族ダソンの絵について考察

  • ダソンの絵を見た母親は美術の才能があると信じて家庭教師を雇う
  • 家庭教師からは、ダソンの絵には心の闇が描かれているといわれる
  • ダソンの絵は自画像ではなく、地下の住人と遭遇したときのことが描かれている
  • 絵の右下にある黒いものは地下の住人が上がってきた階段
  • 考察されている意見としてダソンの絵は「モンタージュ写真のようにも見える」などがある
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