よしながふみ大奥の13代将軍家定は父親である家慶に溺愛されて育ちました。
両親に毒を盛られてしまい、その毒が家定の体を蝕んでゆくと原作漫画にあります。
家定は聡明で魅力的な女性で、家定の側近正弘や瀧山が家定を守られながらも最後は子供を身籠ったまま死亡しました。
家定の死因や家定編が原作漫画何巻で読めるのかについてまとめました。
大奥:家定の死因は?
15巻読んだ4ちなみに家定 #大奥 pic.twitter.com/d8MvEQKbwa
— まる@雑多垢 (@machimaru396) February 10, 2018
家定は幼少期には母親に、正妻を迎えてからは父親に毒を盛られています。家定の死因には毒が関係あるのでしょうか。
家定は13代将軍
大奥14巻。家定のトラウマケアがさりげなく行われている!よしながふみの、こういうところが好きだし、信頼できる。 pic.twitter.com/EwqzE3ozP3
— 伊藤絵美 (@emiemi14) August 28, 2021
家定は13代将軍で、11代将軍家斉の孫になります。
家定の代では家斉が赤面疱瘡のワクチンを成功させたこともあり、200年続いた鎖国を終わらせています。
よしながふみ大奥の家定は12代将軍である父親家慶に溺愛されて育ちました。
溺愛ぶりは幼少期だけに止まらず、13歳を過ぎても膝の上に座らせるというもの。
挙句の果ては父子相姦されてしまい心に深い傷を負った女性です。
母親に毒を盛られる
家慶には子どもが何人もいましたが、家定は母親の美津の美貌を受け継いでいました。
13歳になり髪を結いあげたころ、家慶によって父子相姦がはじまりましたが、母親は将軍の命令とあって止めることも出来ませんでした。
それどころか事が終わってしまうと家定を敵としてみなすようになります。
あるとき、お菓子を食べた家定は熱を出して倒れてしまい、母親が毒を盛ったのだと気づきます。
大奥内では11代将軍の母親治済によって「邪魔者は毒を盛って殺す」ということに気づいてしまっていますので、毒を盛るのも簡単だったのだと思われます。
正妻を迎えても毒殺されてしまう
家定は嫁にさえ行ってしまえば、両親と縁が切れると待ち望んでいました。
ところが実権を握っていた家斉によって家定は家慶の次の将軍に任命されてしまうのです。
両親と縁を切る希望を断ち切られた家定の次の望みは婚姻です。
夫が出来ればさすがに家慶も来ないだろうと思っていたのですが、家慶は家定の夫に毒を盛ってしまったのでした。
そして2人目の正妻を迎ようとしても家慶の妨害は治まらず、夕食に毒を盛られてしまい家定は2日間意識が戻らず、正妻の秀久は死亡してしまいました。
家定懐妊も死亡
大奥を読んでたら、ヲタクがうっちーの三つ揃い姿を見たときの感想と、家定が胤篤の流水紋裃を見たときの感想が一致していた🤭
早く幕末編見たい…💕 https://t.co/xvo5tJHVMY pic.twitter.com/Uw58l29CRk— くろみんぬ (@kuromindokin) October 15, 2023
3人目の御台として送られたのは島津胤篤でした。
胤篤と家定はすぐに意気投合し、仲睦まじくなっていきます。
家定は体調が思わしくないため、次の将軍を福子にすると決めていましたが、家定の懐妊が明らかになります。
ところが戌の日を前に家定は大奥へ来なくなってしまいました。
心配になった胤篤は側近に上様の容態は、と聞くのですが「いつもとお変わりない」という返事がくるだけ。
この返事は田沼意次のときにもありましたが、将軍の死は取り乱すことを避けるため大奥にはひと月以上遅れて知らせるのが決まりです。
ですので家定は子供を身籠ったまま死亡となります。
家定の死因は毒による?
家定を看取った医師の黒木によると、家定は御病で亡くなったとのこと。
胤篤は毒による死亡ではないかと思っていましたが、江戸時代の終わりに黒木に話を聞くことができ、家定は肝臓の働きが悪くなると出てくる黄疸の症状があったと言われました。
流産の恐れがなくなった妊婦に時折でる症状だそうで、黄疸が出ると医者でも何もできないとのこと。
家定の死因は服毒ではないとなります。
ですが、家慶による2回目の服毒のあと「その毒が家定の体を蝕んでゆく」とありましたので、体が弱っていったのは家慶に盛られた毒が原因なのではないでしょうか。
大奥:家定編は漫画何巻で読める?
裃の図柄にするとよさそう。
よしながふみ作、「大奥」より。
これは、謎の奇病で男女が逆転した世界の「江戸」の物語。
この世界では、女将軍を男たちの大奥が支えていた。
そして、13代将軍徳川家定に輿入れした島津忠敬(のちの篤姫)は大奥に伝わる、流水紋の裃を身に付けるのだった。 https://t.co/Feza2ToVb8 pic.twitter.com/6Z3KQtgu2q— ヒカリニウム (@hikarinium) February 25, 2021
よしながふみの大奥の家定編は原作漫画の13巻から14巻までで読めます。
13巻で阿部正弘と出会う
大奥は家定様の時代に。篤姫の登場は最後の最後。次巻への期待が高まる。 pic.twitter.com/Xe8p9eCphz
— photon (@luna_delta) April 29, 2016
家定を献身的に守ってきた阿部正弘が登場します。
- 阿部正弘と瀧山の出会い
- 祥子が13代将軍家定になる
- 大奥総取締役になった瀧山が家慶から家定を守る
- 家慶に毒を盛られ家定の正妻2人が相次いで死亡
- 胤篤登場
14巻で胤篤が夫となる
胤篤が家定と婚姻し仲睦まじい夫婦になります。
- 阿部正弘が病で死亡
- 次期将軍を福子に決定
- 大老井伊直弼誕生
- 家定懐妊
15巻で家定死亡
大奥14巻読み!運命に翻弄される女将軍家定のところに正室・胤篤(篤姫)がやってくる。胤篤に心開きやっと家定は幸せになる。時は幕末、ペリーが来航し慶喜が歴史に現れる!そろそろ終わりに近づいてるのかな?壮大な話で大好きだー!!#大奥 pic.twitter.com/EHzRPlQyl6
— ゆーきゃん (@yukyan_1101) March 5, 2017
15巻冒頭で家定は子供を身籠ったまま死亡となります。
- 家定死亡により14代将軍家茂誕生
- 胤篤は天璋院となり家茂を補佐
- 井伊直弼による安政の大獄開始
- 家茂の正室に和宮が来るが実は女だった
15巻のラストで判明した和宮が女だったというのは驚きの展開です。
また波乱があるのかと思われますが、家茂編の最後もさすがに上手く史実と整合性が取れてると唸りますよ^^
まとめ:大奥よしながふみ家定の死因は?漫画何巻で読めるのかも
大奥 15巻。
家定と胤篤。 pic.twitter.com/bqH49vdODB— hitaka (@hitakatch) February 20, 2023
- よしながふみ大奥の家定の死因は肝臓の働きが悪くなったときに出る黄疸で死亡
- 医師の黒木によると黄疸は流産の恐れがなくなった妊婦に時折見られる症状とのこと
- 家定は父親である家慶に毒を盛られており、その毒が家定の体を蝕んでゆくと書かれているので、黄疸が出た原因が毒によるものかもしれない
- 家定編は原作漫画の13巻~15巻で読める
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