<PR>当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

よしながふみ大奥原作漫画の最終回は?男女逆転の結末はどうなる?

よしながふみ大奥は男女逆転という設定で進み、将軍が女、正室・側室が男です。

最終的には大政奉還のあと明治時代に移り変わっていきます。

気になるのは最終回がどのような結末を迎えるのかですね。

よしながふみの大奥は男女逆転になっていて、最終回では見事に整合性がとれるような結末になっています。

大奥の原作漫画の最終回、男女逆転の結末がどうなっているのかについてまとめていきます。

よしながふみ大奥:原作漫画の最終回は?

よしながふみの大奥は「これは日本の江戸時代とは似て非なる物語」で男女逆転のパラレル時代劇。

史実に則ったストーリーとフィクションが混ざり合い、最終的にはどうなってしまうのかが楽しめる作品です。

よしながふみ逆転大奥のあらすじ

よしながふみの逆転大奥は赤面疱瘡という男子だけが罹患する病が流行し、男子の数が激減してしまいます。

そのため家督を女子が継いで男子はただ子種を残すだけの存在として大事にされていました。

徳川家3代将軍家光が赤面疱瘡で亡くなったことを知られないため、春日局は家光の子(女子)に男装させ家光に成りすませていました。

その後家光が亡くなったことを明らかにし、将軍や老中などの要職は男名を使った女性が担当することになります。

徳川家15代のうち男性が将軍になったのはわずか5人ほど。

途中8代将軍吉宗が赤面疱瘡が罹患する前の日本は男子が家督を継いでいたことを知り、赤面疱瘡根絶に取り組んで行くことになります。

最終的には赤面疱瘡は根絶したのですが、男子の数が増え元の日本に戻るのかというストーリーの中に史実も織り込まれています。

家茂と和宮の関係

家定が死亡し、14代将軍には家茂が就任しました。

男の将軍慶喜が期待されていましたが、人望がないため家茂が就任しています。

家茂が若い女性とのことで、京から孝明天皇の弟和宮を正室に迎えることになりましたが、和宮の正体は女。

本当の和宮は江戸入りを拒否したため、姉の親子が男装をして家茂に嫁入りしたのです。

してやられた感がありましたが、家茂は女の和宮と「夫婦」として仲良く過ごしていくようになります。親友のような感じですね。

最終回は史実と整合性が取れるようになっている

よしながふみの大奥のすごさは最終的には史実との整合性がとれるようになっているところです。

例えば、家定は胤篤との子を懐妊しましたが、史実では家定に子供はいません。

すると、家定は子供を身ごもったまま死亡してしまい、結局家定には子供がいなかったことになっています。

また、和宮と家茂が女性同士の夫婦でどうなるんだ?と思われましたが、こちらも意味があり家茂の死後、西郷隆盛との会談で和宮の素性が明かされ、和宮は女性で家茂の正室だったことになるんです。

という感じで、よしながふみの大奥は最終的には日本は男が国を率いていたことになり整合性が合うように終わるんです。すごい!

最後に登場する津田梅子

よしながふみの大奥の最後の最後は明治4年が描かれています。

明治4年になった場面では実業家になった瀧山と仲野、胤篤と中澤がアメリカに渡るのです。

同じ船には日本初の外国への女子留学生がいました。

その中に2024年度発行予定の津田梅子が登場しています。史実の津田梅子も当時6歳で留学生となっており、よしながふみの大奥の津田梅子も6歳です。

よしながふみ大奥の最終回では、史実とパラレルワールドが融合し現在の日本へ繋がっていくようになっているからすごいです。

よしながふみ大奥:男女逆転の結末はどうなる?

よしながふみ男女逆転大奥の結末がどうなったのか、ネタバレを含めてまとめていきます。

西郷隆盛登場

倒幕して新政権樹立(新政府)を目的とするため西郷隆盛が登場します。

西郷隆盛は15代将軍慶喜が生きている限り国が新しく生まれ変わるのは不可能として、慶喜には何としても死んでもらわねばならないと決意。

  • 徳川は朝廷の敵
  • 慶喜は弁舌で皆を欺き約束を何度も反故にしてきた
  • この国を長いこと女将軍に治めさせ国を閉ざし世界から大きく遅れた徳川の当主
  • 女に作られた恥ずべき歴史を無かったことにするには徳川を徹底的に潰す

西郷隆盛は上記のようなことを理由に慶喜を亡き者にしようとしていました。

徳川慶喜が大政奉還

西郷隆盛率いる土佐藩は「大政奉還建白書」を出しています。

慶喜の作戦としては、一旦大政奉還をし討幕派の矛先を朝廷に向けようとしました。

討つべき幕府が政権を返上することで討幕派の名分を失わせようとしたのです。

どうせ政権を朝廷に移したところで朝廷は何もできないだろうから、いずれまた政権は徳川に戻ってくると考えていました。

ところが慶喜の考えを逆手に取った薩長は帝に王政復古の大号令を出させ新政府を樹立することを宣言させ徳川は新政府のメンバーからはじかれてしまいました。

西郷隆盛と勝海舟の会談

西郷隆盛は慶喜に死んでもらうため、江戸に官軍を攻め込むつもりでいます。

慶喜は官軍を江戸に攻め込ませないために、薩摩出身の胤篤に間を取り持つように頭を下げます。

慶喜にはまったく人望がありませんが、胤篤や瀧山は江戸の町人や江戸を守ってきた歴代将軍のために西郷隆盛を説得しようとしました。

西郷と会談するのは、家茂に江戸を託された勝海舟と瀧山です。

お供には、胤篤と帝の宸翰(しんかん)を持っている和宮でした。

宸翰には和宮が帝直系の人物であること、帝を殺した謀反人は新政府側の岩倉と薩摩と書かれていました。

帝を葬ったのが新政府側だと世間に知られると薩長が掲げた新政府の正当性が揺らいでしまいます。

江戸城無血開城

西郷隆盛はしばらく考えたのち、和宮が女性だったということで家茂は男の将軍だったということにしました。

歴代将軍も記されている名前がすべて男ですから、事実も歴代将軍は男だったという事実にしたのです。

ですので徳川の歴史は恥ではなく慶喜を殺す必要もない。

和宮は「歴史を歪めてもええから江戸の町は傷ひとつ付けんといて」と言います。

結果、慶喜は実家の水戸藩預かりとし、武器や軍艦は接収後に徳川相当分は戻す、江戸城は城内から臣下をすべて立ち退かせたあと明け渡すとなりました。

そして天璋院篤姫が女だったという証として家茂の近習であったお志摩が篤姫として何枚か写真を残すことになり、歴史上女が徳川を率いていたという事実は消え去ってしまいました。

明治時代の胤篤と瀧山

3年後の明治4年、胤篤と中澤は瀧山の商談につき添うべくアメリカ行きの船に乗っていました。

胤篤は御一新のあと、島津家を出て英語塾に通ったりして日々を過ごしているうちに蓄えを食いつぶしてしまい、実業家として成功した瀧山に雇ってもらうのです。

瀧山は無血開城の日に切腹し、胤篤に助けてもらった恩がありますので、断れず雇うことになったという感じです。

その船に、先述した津田梅子が乗船していたということです。

まとめ:よしながふみ大奥原作の最終回は?男女逆転の結末はどうなる?

よしながふみ大奥原作漫画の最終回は、史実と合致するように男女逆転も修正されており、最後はすごい!の一言しか出てこない結末になっています。

子供がいない将軍に関しては、懐妊しても身籠ったまま死亡したり、和宮と家茂の関係は江戸城無血開城に欠かせないものでした。

よしながふみ大奥では和宮なくして無血開城は出来なかったのでは?と思えるほどです。

史実とパラレルワールドを融合させたスケールの大きな最終回、結末となっています。

大奥の原作漫画が安く読める!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です