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コナンジェットコースター殺人事件は無理がある?犯行のトリックと犯人は誰なのかも

名探偵コナンの1巻1話はジェットコースター殺人事件でした。

工藤新一が黒ずくめの組織ジンに薬を飲まされた回で、ジンとウォッカの初登場回でもあります。

ジェットコースターで起きた事件は、工藤新一が殺人トリックを見破り犯人逮捕に至りました。

新一のトリックの解説を聞いていると、ちょっと無理があるのでは?と思えます。

名探偵コナンのジェットコースター殺人事件のトリックと犯人、無理があると思うところをまとめました。

コナン:ジェットコースター殺人事件のトリックと犯人

ジェットコースター殺人事件はトロピカルランドで、新一と蘭が乗り合わせたコースターで起こりました。

ジェットコースター殺人事件のおさらい

蘭が空手大会で優勝をしたらトロピカルランドに連れて行くと約束をしていた新一。

トロピカルランドでジェットコースターに乗ることにした蘭と新一は、2列目に並んで座りました。

コースターの座席は4列。

一番前に女性2人、2列目がコナンと蘭、3列目が被害者とその彼女、4列目がジンとウォッカです。

コースターが発車し、トンネルの中に入ると新一の顔に水のようなものがあたりました。

そして次の瞬間には、蘭が「何よ、このあったかいの?!」と叫んでおり、後ろから「うげッ!」という悲鳴のような声も聞こえます。

トンネルを明けると新一の後ろに座っていた男(被害者)が首から上が無い状態で血が噴き出しているところでした。

*ジェットコースター殺人事件がトラウマ回と言われるのは、首から上が無い状態で血が噴き出している描写が怖いからですね。

容疑者は5人

コースターには新一と蘭を含めて8人乗り合わせていました。

容疑者は蘭と新一、被害者(岸田君)を除いた5人となります。

  • 被害者の友人A
  • 被害者の友人Bひとみ
  • 被害者の彼女愛子
  • ジン
  • ウォッカ

ジンとウォッカの2人は黒ずくめでいかにも怪しいですが、警察が来てオロオロしだすのがあまりにも不自然ということで犯人候補から除外されています。

もし犯人なら警察が来ることを想定して犯行しているのでオロオロするわけがない、ということです。

犯人は友人Bのひとみ

全員がコースターを降りると現場検証が始まりました。

普通に考えるとジェットコースターでは全員がセーフティガードをしていますので、身動きが取れない状態です。

ですので犯人は被害者の隣に座っていた彼女の愛子ということになり、また愛子のバッグからも血がついた包丁が見つかりました。

目暮警部が愛子を容疑者として連行しようとした瞬間、新一が事件のトリックに気が付きます。

そして犯人は1列目に座っていた友人Bのひとみだと言います。

犯行トリックはピアノ線で作ったネックレス

ひとみが犯行に使ったトリックは、ピアノ線を使った輪と、コースターのスピードを利用したものです。

座席に座るとき、バッグを背もたれと背中の間に挟んだ状態でセーフティガードを下すと、隙間ができて簡単にすり抜けることができます。

次に用意しておいた輪にフックのような器具を取り付けたものを取り出し、ガードに足をかけた状態で自分の体を固定。

そのまま体を後ろに伸ばし被害者の首に輪っかをかけます。

ひとみは体操選手なのでバランス感覚が優れているから可能ということですね。

犯人の座席は1列目なので、2列目の新一の上を通り越して3列目の被害者の首に輪っかをかけた、ということです。

そして輪の先についているフックをレールにひっかけると、コースターのスピードで首を吹っ飛ばすというトリックの完成です。

犯行の証拠はネックレスと涙

トリックに使ったピアノ線は、元々ひとみがつけていた真珠のネックレスのヒモでした。

ネックレスのヒモを前もってピアノ線に変えていたのです。

フックはバッグの中に隠し持っていたもので、トンネル内で犯行に及んだのでした。

そして犯人はコースターで被害者が死ぬのを知っていた人物になります。

トンネル内で新一の顔にあたった水というのはひとみの涙で、コースターから降りたひとみの顔には涙の跡がついていました。

涙は通常目から下に流れ落ちるものですが、殺人事件が起こる前に泣いていたひとみの涙の跡は横についていたのです。

犯行のトリックと涙の跡を新一に言い当てられたひとみは犯行を認めました。

犯行の動機は恋愛関係のもつれ

ひとみが岸田を殺害した動機は恋愛関係のもつれです。

ひとみと岸田は愛子や友人Aと大学で出会うまえから付き合っていました。

ところが岸田はひとみをフッて愛子と付き合いだしたため岸田殺害を計画しました。

トロピカルランドはひとみと岸田が最初にデートした場所で、凶器であるネックレスは岸田がひとみにプレゼントしたもの。

そして愛子に罪をかぶせて殺したかったのでした。

その後トンネル内から犯行に使われたピアノ線のネックレスが出てきています。

また、ひとみのバッグからは大量の睡眠薬が見つかり、ひとみが犯行後に自殺をするつもりだったことがわかっています。

コナン:ジェットコースター殺人事件は無理がある?

ピアノ線とコースターのスピードがあれば首は切れるかもしれないですが、被害者の首にピアノ線をかけるのは無理ではないでしょうか。

犯人も死ぬよね

体操選手でバランス感覚が優れているとはいえ、真っ暗なトンネル内で猛スピードで動くコースターの上を動いて2つ後ろの人間に輪っかをかけられるのでしょうか。

もし障害物があったりしたら自分が先に死んじゃいますよね。

ジェットコースターの時速を調べてみると、

  • 世界最速で約240㎞
  • 富士急ハイランドのドドンパで約170㎞
  • 巻き上げ式なら約150㎞

そこまで速くないコースターもたくさんありますので、平均はおそらく70㎞~100㎞ぐらいではないかと思われます。

例えば、高速道路で体を乗り出してアクロバティックなことをすると想像すると、やはり無理かも。

しかもそのスピードで真っ暗なトンネル内で数秒のうちに犯行をやり遂げるというのは無理ではないでしょうか。

新一が気付くはず

ひとみが岸田にピアノ線をひっかけるとき、障害物になるのはひとみと岸田の間に座っている新一です。

真っ暗なトンネル内とはいえ、頭上に人がいると気配で気付くのではないでしょうか。

ひとみはコートを着ていますから、裾の方が新一の顔に当たってもおかしくないですしね。

ネットユーザーの声

ネットユーザーの口コミを見てみましたが、やはり無理だろうという声が多いですね。

まとめ:コナンジェットコースター殺人事件は無理がある?犯行のトリックと犯人は誰?

  • ジェットコースター殺人事件は1巻1話で起こった工藤新一の頃の事件でジンとウォッカ初登場
  • コースターのトンネル内で起こった殺人事件の犯人は被害者の元カノひとみ
  • ひとみの動機は被害者の岸田が自分を捨てて愛子を選んだからで、愛子に罪を着せようと思っていた
  • 犯行のトリックはトンネル内でピアノ線で作った輪っかを被害者の首にかけてコースターの力で首を落とすというもの
  • ジェットコースター殺人事件のトリックにはどう考えても無理だという口コミが多い
  • 下手をすれば犯人も死んでいた

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