22年目の告白には真犯人に殺された6人の被害者がいます。
殺害方法はすべて絞殺で、被害者の目の前には大切な人を座らせるという対面ルールがあるようでした。
ところが6人目の被害者である牧村刑事の妹の里香は、ビルの屋上で単独で殺されています。
なぜ真犯人は里香を殺したのでしょうか。また映像に映っている里香は何かを言っているようです。
里香の最後の口パクの言葉はなんだったのかについてもまとめました。
22年目の告白:里香はなぜ殺された?
暑い。『22年目の告白 私が殺人犯です』は去年の今頃クランクインでした。冬服の野村周平くんと石橋杏奈さんは相当暑かったはず。 pic.twitter.com/BmkUwrZgrN
— 入江悠 Irie Yu (@U_irie) July 3, 2017
連続殺人事件の犯人は殺害時に独自のルールを設けていたようです。里香の殺害方法は犯人のルールから外れているようです。
犯人の殺人ルール
鳩の撃退法観に行かなかったかわりに22年目の告白観始め←
目の前で絞殺ってやっぱ最低極悪非道
目の前で殺されてくのに何も出来ず見てるしかできないって辛いし忘れられないだろう
5件目の事件は日が跨いでたから時効にならなかったよね、でも4件目までの事件は時効になって罪に問えないってこと? pic.twitter.com/cUV6MGrBON— 茶々 (@chaa__mv382) October 7, 2021
曾根崎が告白本で書いた「殺人のルール」は
- 殺害の瞬間被害者の家族か被害者に近い者に目撃させること
- ロープを使って絞殺すること
- 目撃者は生かしておくこと
犯人は5人の被害者を絞殺する際に、目の前に被害者の大切な人を目撃者としています。
被害者 | 犯行日時 | 目撃者 | 遺族 |
---|---|---|---|
足立区飲食店店主 | 1995年1月4日 | 妻 | 妻はその後自殺 |
世田谷区会社員 | 1995年2月14日 | 妻 | 美晴 |
銀座ホステス | 1995年3月15日 | 橘組の組長 | 戸田丈 |
練馬区病院長夫人 | 1995年3月31日 | 夫(山縣院長) | 山縣院長 |
大田区警察官 | 1995年4月27日 | 牧村刑事 | ー |
里香 | 1995年4月28日 | 婚約指輪? | 牧村刑事 |
里香だけは行方不明となっており、死体も見つかっていません。
犯人は牧村の家から里香を連れ出し、ビルの屋上で絞殺しました。
録画をしていただけで、里香の家族や近い人間は誰もいませんでした。
犯人の殺人ルールから外れていますね。
里香は目撃者
映画立て続けに見てたら22年目の告白にバイト先が使われてた
伊藤英明、藤原竜也、野村周平、仲村トオル、石橋杏奈いつ来ててん pic.twitter.com/LQbPRLWptk— NANA (@toy_enjoy73) September 23, 2017
真犯人の仙堂が5人目のターゲットに選んだのは牧村刑事でした。
ですので里香は殺人ルールからすると目撃者になるのです。
牧村刑事への殺害方法は、部屋に入ったら首にロープがかかり爆発するという方法。
実際は同行した滝刑事が先に部屋に入ってしまったため、滝刑事が被害者で、牧村刑事が目撃者となってしまいました。
爆死させるとなると、目撃者を現場から遠ざける必要があります。目撃者は生かさなければなりませんので。
ですので、仙堂は里香を爆発現場(牧村刑事の殺害現場)が見えるビルの屋上に連れて行き、他の殺人事件の目撃者と同じように椅子に座らせたのです。
牧村刑事はロープで絞殺・爆死、目撃者は妹、目撃者は生かしておく、が成立します。
里香が殺されたのはつまらなくなったから
野村周平が「なんでこんな目にあわなあかんのですか!」と悲痛な叫び 石橋杏奈と繊細な心情を表現した『22年目の告白』本編映像 https://t.co/Fw17hHKS1e pic.twitter.com/o8srhEpegv
— SPICE[エンタメ情報メディア]/e+ (@spice_topics) June 14, 2017
里香は本来のルールであれば生かされていたはずですが、殺されてしまいました。
理由は「つまらなくなったから」です。
里香は東京に来た時点でうつ状態にありました。
震災で多くの人が亡くなったことで生きる気力が無くなっていたのです。
仙堂は、心に穴が開いた人間が必死に生きる姿を見るのを面白がっているため、里香のように最初から死にたいと思っている人間には興味がないのです。
ですので途端に冷めてしまい、つまらなくなったから里香を殺しました。
仙堂が里香の指輪を外したのは、目撃者を婚約者と設定したのではないでしょうか。
22年目の告白:里香の最後の口パクの言葉はなんて言ってるのか
22年目の告白 -私が殺人犯です-
未解決のまま時効を迎えた殺人事件。その犯人が事件から22年後に自ら名乗り出てきた。
どんでん返し系。騙された。難易度もそこまで高くないし挑戦しやすいかなと思った!流石の藤原竜也ですごい。原作の韓国の方も気になるからみてみよ〜 pic.twitter.com/CFFafTzBVR— (@love_death7) November 22, 2021
里香は仙堂に殺されている瞬間、何かを訴えているようでした。
里香の口パクの言葉とは
里香の口パクの言葉は仙堂によって明らかにされました。
震災で亡くなった人たちと一緒に死ぬべきだった。私1人幸せになる資格はない。
殺される前の里香の言葉だったようです。
ただでさえ震災で生きる気力が無くなっているところに、兄が爆発で死んだと思ってしまい出た言葉なのでしょう。
里香の最後の言葉を聞いて、生かしておいても自殺でもし兼ねないと思ったのでしょう。
仙堂は自殺は美しくないと言っていることから急きょ里香を殺害することにしたのですね。
まとめ:22年目の告白里香はなぜ殺された?最後の口パクの言葉はなんだったのか
【22年目の告白-私が殺人犯です-】
今は殺人に時効は無くなりましたが、時効があった時代殺人を犯しても捕まらなかった犯人。
でも、進んでいくうちに意外な展開へ…#邦画 #サスペンス #殺人犯 #告白 #本出版 #真実 #藤原竜也 #伊藤英明 #石橋杏奈 #竜星涼 #野村周平 #夏帆 #仲村トオル #岩城滉一 pic.twitter.com/A8LicuqWtc— ishisu(イシス) (@ishisu_ishisu1) July 12, 2020
- 本来は牧村刑事の死の目撃者だったが、里香に生きる意思がないためつまらなくなった
- 仙堂は「自殺は美しくない」と思っている
- 婚約指輪を外したのは、里香殺害の目撃者の代わりだと思われる
- 里香の最後の口パクの言葉は「震災で亡くなった人たちと一緒に死ぬべきだった。私1人幸せになる資格はない」
22年目の告白の真犯人は仙堂?動機と最後は誰に刺されたのかについても