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「薬屋のひとりごと」羅漢と猫猫の関係は?過去と身請けする妓女についても

「薬屋のひとりごと」の主人公猫猫の周りをしつこくうろついている羅漢と言う男。

猫猫も羅漢の名前を聞くと表情が変わり、かなり嫌っている様子。

羅漢は宮廷で軍師をしています。猫猫は壬氏以外の人間からすると、ただの下女です。

羅漢は何故猫猫にしつこくつきまとうのでしょうか。

羅漢と猫猫の関係と、羅漢の過去についてまとめました。

薬屋のひとりごと:羅漢と猫猫の関係は?

猫猫と羅漢はどういう関係なのでしょうか。なぜ羅漢の名前を聞くと嫌がるのか気になります。

羅漢とは何者なのか

羅漢は「漢・羅漢」と言う宮廷の軍師で大尉、つまり国の軍部の最高幹部です。

頭が切れるため、他の人間からみると羅漢の行動は奇怪にしか見えないようで、変人軍師とも言われています。

碁や将棋を得意とし、戦争時の作戦では将棋を用いる人員配置をし、軍を導いています。

直観力に優れ、人を動かす才能があり、宮廷で起こる不審な出来事に感づくと、壬氏にさりげなく調査を依頼し、大事に至らなかったことも多々あります。

怪しいような風貌と、猫猫にたいする執着から怪しい人物だと思われますが、どうやら度々起こる事件の黒幕ではなさそうです。

羅漢が猫猫にこだわる理由

羅漢は宮廷をクビになったとき、猫猫を身請けしようとしましたが、婆に断られます。

猫猫が羅漢のことを嫌がっているのを知っているからです。

羅漢は猫猫の上司である壬氏のところへちょくちょく顔を出すようになり、将棋にかこつけて長話をするようになりました。

壬氏も猫猫が羅漢のことを嫌がっているのを知っているので、羅漢が猫猫について探りを入れていると思っているようです。

羅漢がどうしても猫猫を傍に置きたい理由は、猫猫が自分の娘だからです。

羅漢は猫猫が小さい時から、ずっと一緒に暮らしたいと願い、緑青館に何度も身請けを願い出ていたのです。

羅漢の娘となれば猫猫が頭が良いというのも納得ですね!

猫猫と羅漢の勝負

猫猫はついに羅漢と対決を決意します。

いつまでもしつこくて鬱陶しい、といったところでしょうか。

猫猫が羅漢に挑んだ勝負は、将棋5回戦。

  • 羅漢が勝ったら、羅漢と一緒に暮らす
  • 猫猫が勝ったら緑青館の妓女を1人身請けすること
  • どんな理由があっても試合を放棄したら負け

 

そして勝負がつくごとに、少量の薬が入ったお酒を飲むというルールが設けられました。

少し飲んだぐらいの量であれば大丈夫ですが、3杯分飲めば毒になる、ということで命を懸けた勝負になりますね。

羅漢と猫猫の勝負は2回続けて羅漢が勝ちます。

猫猫は薬入りのお酒を2回続けて飲んだということになります。

3回目の勝負は、娘に毒を飲ませるわけにはいかない、ということで羅漢がわざと負けるのです。

ところが、羅漢はお酒が飲めない体質なので、1杯飲んだ時点で酔いつぶれてしまいました。

お酒に入っていた薬は、アルコールの吸収をよくする砂糖と塩。

羅漢は勝負続行不可ということで、猫猫に敗れてしまいました。

猫猫が羅漢を嫌うのは嫉妬心?

猫猫が羅漢を嫌うのは嫉妬心があるようです。

猫猫は自分を育ててくれた、優しくて賢い羅門を養父として尊敬し慕っています。

羅漢は緑青館で見た猫猫が自分の子供だと気づくと、父親を名乗り出し一緒に暮らそうと言い続けてきました。

猫猫は父親代わりに育ててくれた羅門を父としているので、今更羅漢が父親になると言うのはあり得ないのです。

それと猫猫は口には出しませんが、羅漢に対する嫉妬心があります。

事件が起こる前触れを察知する直観力と、羅門が羅漢を優秀だと認めているのが悔しいと言う気持ちがあるのではないでしょうか。

薬屋のひとりごと:羅漢の過去と身請けする妓女について

猫猫との勝負に敗れた羅漢は緑青館の妓女を身請けすることになります。

羅漢の過去

羅漢は子供の頃から人の顔が認識できませんでした。

男女の区別さえつかないのです。

羅漢は名家の長男だったため、人の顔を区別できないのは、将来出世ができないと父親から諦められていました。

羅漢の叔父(猫猫の養父)はそんな羅漢を不憫に思ってか、体格や声、特徴を将棋の駒に例えてみることで、人の見分け方を根気強く教えてくれました。

羅漢が軍師として活躍しているのは将棋が得意だったことと、叔父の教えのおかげでもあります。

羅漢と猫猫の母親との出会い

羅漢は将棋で負けなしとして宮廷でも有名な人物でした。

緑青館に将棋の得意な妓女がいると教えられ、羅漢は勝負をしに行きます。

たかが妓女だということで、油断していたこともありましたが、羅漢は妓女にあっさりと負けてしまったのです。

羅漢は、相手の妓女がどんな顔をしているのだろうと、人の顔に初めて興味を持ちました。

その相手の妓女が猫猫の母親鳳仙でした。

羅漢と鳳仙のその後

羅漢は叔父の薬師が宮廷で失脚したことの影響を受け、武官であり、上司でもある父親から地方を遊説しろと命令を受けました。

羅漢は半年ぐらいで都に戻れると思っていましたが、戻ってくるのに3年もかかってしまったのです。

その間に鳳仙は羅漢との間に出来た子供を産みます。

音信不通になった羅漢を恨み、行方不明になっていました。

そのとき緑青館で遊んでいる小さな猫猫を見つけたのです。

猫猫の顔は鳳仙にそっくりだったので、顔を認識できない羅漢でも猫猫の顔を見ることができたのでした。

遊んでいる猫猫を迎えにきたのは、羅漢の叔父。

羅漢は猫猫が叔父の元で暮らしていることを知り、それ以来ずっと猫猫と一緒に暮らしたいと思っているのです。

羅漢が身請けする妓女

羅漢は猫猫との勝負に敗れ、妓女を身請けすることになります。

顔を認識できない羅漢にしてみれば、妓女の身請けなど誰でも一緒。

猫猫は母親の鳳仙の面倒を見てくれた梅梅を身請けしてほしかったのですが、羅漢は緑青館の奥から聞こえてくる声に反応しました。

緑青館の奥にある部屋には、病気になった鳳仙が隔離されていたのです。

羅漢は鳳仙を身請けし、2人はようやく一緒になれました。

まとめ:「薬屋のひとりごと」羅漢と猫猫の関係は?過去と身請けする妓女についても

  • 羅漢と猫猫の関係は実の親子だった
  • 羅漢は人の顔を認識できないが、猫猫と猫猫の母親鳳仙だけわかる
  • 羅漢は猫猫との勝負に負けて、緑青館で妓女を身請けすることになった
  • 緑青館で身請けした妓女は、羅漢が昔愛していた女で猫猫の母親

 

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