薬屋のひとりごとに登場する4夫人と言われる妃たち。
4夫人たちは皇帝から寵愛を受けている上級妃と言われる存在で、それぞれに位があるようです。
貴・賢・徳・淑という位には順があるのか、気になるところです。
薬屋のひとりごとの4夫人の位や順についてまとめました。
薬屋のひとりごと:4夫人(妃)とは?
薬屋のひとりごとの妃は上級妃・中級妃・下級妃などがあります。メインで登場するのは上級妃と呼ばれる4夫人です。
上級妃4夫人(妃)
側室の最高ランク正一品である上級妃の4夫人は、猫猫が仕える翡翠宮の玉葉妃の他、梨花妃、里樹妃、阿多妃がいます。
薬屋のひとりごとで4夫人が揃うのは園遊会になります。
翡翠宮:玉葉妃
翡翠宮の玉葉妃の位は「貴妃」
皇帝の寵愛を1番受けている存在で、鈴麗という公主(姫)が1人います。
玉葉妃は玉葉妃は西都・西戌州をまとめている楊玉袁の妾の娘で、地位の低い踊り子が母親ですが、性格や頭の良さなどから壬氏が推薦して上級妃になっています。
水晶宮:梨花妃
水晶宮の梨花妃の位は「賢妃」
薬屋のひとりごとの冒頭で登場する妃で、おしろいによって病に倒れたうえ、皇帝との間に出来た男児(東宮)を亡くしています。
柘榴宮:阿多妃
柘榴宮の阿多妃の位は「淑妃」
皇帝とは乳兄弟で、皇帝が東宮時代の妃。息子を出産していますが、しばらくして死亡。出産時のトラブルで子供が産めなくなり、35歳で離宮に移っています。
阿多妃が離宮に移ったあとの淑妃は楼蘭妃が柘榴宮の主人となっています。
金剛宮:里樹妃
里樹妃の位は「徳妃」
元々はロリコンだった先帝の妃として9歳で後宮に入り、先帝亡き後、現皇帝の4夫人の1人となっています。
阿多妃とは元嫁・姑の関係の位置関係になります。
4夫人の中で最も皇帝の信頼を受けていると思われるのは翡翠宮の玉葉妃。
梨花妃が男児を亡くしていなければ、皇后の座に就いていたのだと思われます。
中級妃の登場は芙蓉妃
薬屋のひとりごとの最初のころ、上級妃以外の中級妃が登場していました。
夢遊病になったと思われる中級妃の芙蓉妃です。
他に、中級妃として愛凛(アイリーン)が登場します。
ちなみに中級妃は正二品の「嬪」で最大9人いたことがあったようです。
そしてその下には婕妤(しょうよ)や美人などのランクがそれぞれあり、少ないチャンスをモノにしないと上に上がっていくには難しいでしょう。
男児(東宮)を出産すると皇后になる?
4夫人と言われる上級妃ですが、梨花妃が男児を亡くしてしまったため今のところ東宮となる男児はいません。
男児を産んだ妃が皇后になるとも言われていますが、然るべき家柄から選ばれた者しかなれないともあります。
薬屋のひとりごとの場合、後に男児を出産した玉葉妃が皇后となっています。
皇后は側室や侍女など後宮を束ねるトップの存在です。
薬屋のひとりごと:位順と貴妃や淑妃など
貴妃や淑妃、賢妃など、どの妃が一番権力があるのでしょうか。皇帝の寵愛ぶりから見ると、玉葉妃(貴妃)がトップのような感じがありますよね。
妃の位順
4夫人には貴妃などの位が設けられており、
貴妃(玉葉妃)⇒淑妃(阿多妃)⇒徳妃(里樹妃)⇒賢妃(梨花妃)となります。
貴妃の位が一番高く皇后が不在の場合、貴妃が代役を務める場合があるのだとか。
ただ、身分は同等で品階に差はありません。
同じ称号に2人同時にいることがなく、空きが出れば次の妃がその座に就くことになります。
*阿多妃が淑妃を退いたあと、楼蘭妃が淑妃となっています。
主上の目通りがない場合下賜される場合がある
後宮には上級妃の他、中級妃や下級妃など多くの女性がいます。
皇帝に見初められれば側室となり、男児を産めば一気に地位が昇格します。
その一方で、皇帝に忘れられてしまう妃もおり、武官に下賜されてしまうこともあるようです。
1巻で登場した芙蓉妃などは、側室に上がる前から思い合った武官がおり、夢遊病を演じたことで主上の通いが遠のきました。
そこで手柄を上げた武官が褒美として皇帝に芙蓉妃を強く望んだため、下賜されることになります。
本来であれば、下賜される=クビに近い事案ですので、チャンスを生かせなかった妃となります。
まとめ:薬屋のひとりごと4夫人(妃)とは?位順と貴妃や淑妃についても
- 4夫人は側室の最高ランクである上級妃(後宮のトップは皇后)
- 上級妃は玉葉妃・梨花妃・里樹妃・阿多妃(楼蘭妃)がいる
- 男児(東宮)を出産すると皇后になるとされているが、出自も関係あると言われている
- 上級妃の位の順は「貴妃・淑妃・徳妃・賢妃」
- 妃は皇帝のお目通りがなければ武官に下賜されることがある
- 後に玉葉妃が男児を出産し皇后となっている
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