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「薬屋のひとりごと」壬氏の正体とは何者?出生の秘密と母親が誰なのかも

薬屋のひとりごとに登場する壬氏は宦官として宮廷にいる人物です。

壬氏の仕事は後宮の管理をすることで、皇帝の妃たちの部屋をまわり不都合がないか、異変がないかをチェックしています。

というのは表面上で、壬氏が後宮を管理しているのには、何か他の理由がありそうです。

薬屋のひとりごとの壬氏の正体とは何者なのか、出生の秘密についてもまとめました。

薬屋のひとりごと:壬氏の正体とは何者?

壬氏は美しい容姿から後宮では人気の高い宦官です。

宦官とは思えないがっしりした体格と、24歳とは思えない幼さが残る容姿が猫猫は腑に落ちないのです。

壬氏が普通の宦官ではないと思われる伏線

壬氏が普通の宦官ではないだろうと思われる伏線はいくつかあります。

宦官=男子禁制の後宮に入れる人で、男の象徴を切り取った男のことで、特徴としては丸みを帯びた体つきになるのだとか。

猫猫の見た感じ、壬氏や高順にはその傾向はみられないようです。

壬氏が普通の宦官ではなく正体が謎だと考えられる伏線としては以下の通りです。

  • 壬氏は主上への忠誠を量る試金石(主上直々の任命)
  • 若い宦官なのに宦官長より権限を持っているように見える
  • たまに素が出るときには24歳ではなくもっと幼く見える
  • 園遊会で麒麟の文様が入った簪を猫猫に渡している。麒麟の文様は高貴な人しか持てない
  • この国にはあなた様に逆らえる物など片手の数もおなお
  • 中祀の祭壇で祈祷をしていた(設計士が言うには祈祷するのはやんごとなきお方)
  • 男性の機能を抑制する薬を飲んでいる⇒⇒男であることが確定で宦官ではない

上記のことから壬氏が普通の宦官ではないことがわかります。

普通の宦官ではないと思われる伏線がめちゃくちゃありますね。

壬氏は宦官ではない

壬氏が普通の宦官でないのは、上記で述べた伏線の他に、13巻で確たる証拠?が浮かび上がります。

素性を隠して参加した宴席で暗殺されそうになり、逃げた先で滝つぼに飛び込んだ壬氏と猫猫。

滝つぼの裏から地上に出ようとしたら、滑って猫猫が壬氏の上に落ちてしまったのです。

すると猫猫の手は無いとされたいるはずの壬氏のイチモツを触ってしまいます。

壬氏はタ〇ナシではなかったのです。⇒宦官ではない!

そして、16巻あたりで猫猫は宦官を装って後宮に入りこんでいた翠苓(すいれい)に攫われるのですが、そこでどうやって女なのに宦官として後宮に入れたのかを聞きました。

宦官として後宮に入るには、部署が異なる3人の男に「下履きの上から触診で、上半身は脱がなくても良い」とのこと。

去勢していない男が入るには賄賂を渡しても難しいのです。

後宮に自由に入れる男は皇帝かその縁者のみで、主上に近い男は皇弟しかいません。

男性機能を抑える薬を飲んでいることや、宦官と偽っていること、そんなことを主上の命令で行っていることなど、壬氏が宦官でないことは間違いないですね。

壬氏の正体は皇帝の弟

実は壬氏は本当の宦官ではありません。そして24歳でもないのです。

壬氏に幼さが残るのは、まだ18歳の青年で6歳もサバを読んでいるから。

壬氏の本当の正体は皇帝の弟華・瑞月(か・すいげつ)。

華・瑞月は表向きでは病弱で滅多に姿を表さないとしています。

壬氏の小さいころを記憶している武官が出席するような園遊会などは欠席します。

どうしても外せない儀式のときには、体調不良を醸し出すように、うつむいて誰とも目を合わさないようにしているのでした。

壬氏が正体を隠す理由

壬氏の本当の姿、華・瑞月は現在王位継承権2位です。

壬氏が正体を隠して後宮の管理をしているのは以下の理由があります。

  • 皇帝への逆臣を調べること
  • 皇帝の忠臣として相応しい人物を見つける
  • 皇帝の妃として相応しくないもの、相応しいものを洗い出す

 

そして壬氏は後宮を安定させ、皇帝の跡継ぎを決めることで、王位継承の順位を下げたいと思っています。

ですので、美貌を武器に後宮で起こる様々な事件や怪奇な出来事を調べています。

管理人
管理人
園遊会に出席しなかったのは、宮廷には幼い頃の壬氏を知っている人もいますので、顔を出せなかったのです。バレてしまいますもんね。

薬屋のひとりごと:壬氏の出生の秘密と母親は誰なのかについて

壬氏の出生は少し複雑で、本人が真実を知っているかどうかはまだわかっていません。

壬氏の母親は阿多妃

壬氏の母親である阿多妃は、現主上が東宮時代からの妃(東宮妃)でした。

当時の東宮妃は阿多妃だけで、主上の乳兄弟でもあります。

ですので、本当は阿多妃と東宮(現主上)の息子(皇太子)となります。

阿多妃が壬氏を授かったころ、当時の皇后も2人目の子供を授かっており、同じ日に産気づいていました。

後述しますが、2人の赤ん坊には出生後まもなくすり替え事件が起こり、壬氏は皇后と当時の皇帝の子として育てられたのです。

ですので、現主上の弟となっていますが、本当は現主上の息子というやんごとなき立場の人物ということになります。

このことは現主上と、皇太后(先代皇帝の正室)、阿多妃のみが知る事実となっています。

赤ん坊すり替え事件

先にも述べましたが壬氏が生まれた時、皇太后にも子供が生まれていました。

東宮妃だった阿多妃は難産で、医官がずっと付きっきりでお産に立ち会っていました。

そのとき皇太后が産気づいてしまい、医官は東宮妃の元を離れなければならなかったのです。

同時期に生まれた叔父と甥ですから、顔立ちなどは双子のように似ていたと思われます。

そこで阿多妃は赤ん坊をすり替えたのでした。

赤ん坊をすり替えた理由

阿多妃はお産のとき難産だったため子宮を無くしています。

どんなに大変な状態でも優先順位は皇太后が先なのです。

ということは、同時に生まれた皇太后の子供と、自分の(東宮)の子供では、どちらが手厚い育てられ方をするのか考えました。

何かがあったときに東宮の子よりも皇帝の子が優先。

阿多妃は自分の子供を傍に置くよりも、元気に安全に育つ方を選んでしまったのです。

その後、産後の肥立ちが悪い阿多妃に代わり、赤ん坊(壬氏)の世話をしていたのは侍女の風明。

風明の実家は蜂蜜業を営んおり、滋養に良いものとして赤ん坊に蜂蜜を飲ませていました。

風明は、蜂蜜は赤ん坊には毒なので与えてはいけないことを知らなかったですね。

そして赤ん坊は死んでしまったのですが、阿多妃は、その前に赤ん坊を皇太后の子供とすり替えていたのです!

ですので死んだ赤ん坊は皇太后の子供ということになります。

赤ん坊のすり替え・本当の皇帝の息子の死などの責任を負わされた(追放と肉刑)のが当時お産に立ち会った医官、猫猫の養父だったというわけです。

壬氏は自分の素性に気づいている?

壬氏は自分が、阿多妃の息子だと気付いているのではないかと思います。

阿多妃が後宮から去る日の前日、部屋を訪れお酒を一緒に飲んでいたのではないか、と思われる描写があります。

その後酔っぱらって悲しそうにしている壬氏の姿もあったことから、母親が後宮を出ていくのは寂しいのでしょう。

そして壬氏と阿多妃の顔がよく似ているということから、頭の良い壬氏は、自分の母親が阿多妃だと気づいているのではないかと思われます。

主上も阿多妃も壬氏の本当の立場(主上の息子)は公にはできないでしょうから、このまま弟として貫き通すのではないでしょうか。

まとめ:「薬屋のひとりごと」壬氏の正体とは何者?出生の秘密と母親がだれなのかも

 

  • 壬氏の正体は宦官ではなく皇帝の息子で華・瑞月(かすいげつ)
  • 皇帝の弟となっているが、息子だということは現主上と阿多妃、皇太后しか知らない
  • 年齢は24歳と偽っているが、本当は18歳
  • 宦官として正体を隠しているのは、皇帝への逆臣をあぶりだすのが目的
  • 壬氏の本当の母親は阿多妃で、赤ん坊のときに阿多妃が皇太后の子供とすり替えた
  • 皇太后の子供は阿多妃の侍女に育てられ、蜂蜜を摂取したせいで亡くなっている

 

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