薬屋のひとりごとに登場する上級妃の1人楼蘭妃は、入内当初から不思議な存在だったようです。
皇帝からすると、会うたびに雰囲気や衣装が異国の物になっているため、同じ女性とは思えないらしく、他の妃たちに聞いてもあまりピンと来ない様子でした。
ただ父親の権力が強大であるため、楼蘭妃のことを良く思わない家臣が多いようです。
次第に楼蘭妃の企みが明らかになり、最終的には皇帝の弟自ら粛清に乗り出します。
楼蘭妃のその後のネタバレと、楼蘭妃が死亡したのかについてまとめました。
薬屋のひとりごと:楼蘭のその後をネタバレ!死亡したのかについても
最近「薬屋のひとりごと」って漫画(ネット小説のコミカライズ)と小説にはまってます。主人公の猫猫(マオマオ)は決して美少女ではなく、毒が大好きな、後宮の妃の毒味として勤める女の子です。女性向けの漫画としては変わったヒロインです。ネット漫画でも読めます。いま1番オススメの漫画です。 pic.twitter.com/dH4Urg2phB
— めっぴ〜🎠👻🦅【VTuber応援】 (@IL0P5U1vAbfT7hq) June 2, 2019
楼蘭妃が妃たちに毒を盛ったことが明らかになります。
楼蘭妃は阿多妃と入れ替わりで入ってきた妃
楼蘭妃は阿多妃が後宮を出たあとに、入れ替わりで入ってきた淑妃。
楼蘭妃は後宮にきた当時から他の妃たちとは少し違う雰囲気のある女性でした。
楼蘭妃は衣装や化粧、部屋の装飾がかなり豪華に飾っている女性で、皇帝が言うには部屋を訪れるたびに、違う人に会っているようだと戸惑うほど。
衣装や化粧に統一性がなく、着たい服を着る、といった贅沢で派手な性分のようです。
楼蘭妃は後宮に入る際、10人の侍女と30人の下女、そして医学に詳しい宦官を3人連れてきています。
猫猫が使えている玉葉妃の侍女は4人ですので、かなり多いですね。
楼蘭妃の父親
楼蘭妃が後宮にやってきたのは、高官である父親がゴリ押しをしたからです。
楼蘭妃の父親はあまり評判が良くないようで、壬氏も何を考えているか読めない人物だと思っています。
楼蘭妃の父親は宮廷勤めが長く、先帝の母親から信頼されていた人物です。
ですので楼蘭妃の父親は現在でも宮廷内で絶大な力を持っています。
楼蘭妃は父親の後ろ盾もあることから、不安を感じることなく堂々と振舞い、部屋や衣装など絢爛豪華にできるのでしょう。
猫猫は楼蘭妃を怪しむ
楼蘭妃の行動は推察力のある猫猫からすると、引っかかる点がいくつかありました。
最初は父親の権力を使ったゴリ押しだと思えましたが、不自然な点が多いのです。
阿多妃の後に入ったという点はOKなのですが、本来は阿多妃が上級妃を降りてから、入れ替わりで入る。
ところが楼蘭妃は上級妃である阿多妃を追い出した、という形になっています。
そして宦官を3人連れてきている、というのも規定ではNGなのです。
しかも宦官という男たちが怪しいのです。
宦官と言いながら、実は本当の男ではないか?という疑問です。
宦官の特徴
- 体毛が薄い
- 性格が丸くなり女性的になる
- 猫背気味になる
- 声が高くなってくる
- 太りやすくなる
楼蘭妃が連れてきた宦官にはどれも当てはまらないのでした。
玉葉妃に毒が盛られる
懐妊が明らかになった玉葉妃の食事に、毒が盛られるという出来事が起こりました。
猫猫は壬氏の命令で妃たちの食事をつくる尚食に配属になります。
毒が盛られたのは玉葉妃だけでなく、楼蘭妃を含む4人全員の妃に入っていたのです。
(楼蘭妃は毒が入っているものを知っているので、食べたフリをすればいいだけですが。)
入っていた毒はかなり少量で、食べたら即効果が出るわけではありませんが、毎日少しづつ摂取することで体調を悪くする=流産するかも、ということです。
どうやら楼蘭妃の宦官が、尚食の侍女を呼び出して毒が含まれている食材を出すように言いくるめていました。
楼蘭妃の罪は、皇帝にたいする反逆ということになりますね。
- 上級妃たちの食事に毒を盛ったこと
- 懐妊が嘘であったこと
- 宦官は普通の男だったこと
楼蘭妃の目的は母親の復讐
楼蘭妃の今回起こした事件の目的は自身の母親が絡んでいたようです。
楼蘭妃の母親は、元先帝の上級妃だったのだとか。
楼蘭妃の母親は大変美しい女性で、当時その美しさは国を傾けるほど、と言われていたらしいです。
そしてその美しさに惚れ込んだ宰相が、皇帝(先帝)に下賜を願い出ました。
皇帝(先帝)は、その願い出をあっさり受諾し、惜しむことなく宰相に譲り渡したのです。
楼蘭妃の母親は、そのときの悔しさがいつまでも残っており、復讐をしようと娘を使ったのでした。
この復讐には、もちろん下賜を願い出た宰相(現夫)への復讐もあるのではないでしょうか。
宰相が願い出なければ、上級妃から正室に上がれたかも、というチャンスを潰した本人ですしね。
楼蘭妃の母親は、最後は短刀で首を切って自害しています。(飛発が暴発して死亡とも言われています)
楼蘭妃の最後とその後について
楼蘭妃の最後は自殺です。
*崖から飛び降りましたが死体は見つかっていないため「生きてる説」があります。
楼蘭妃の傍にはお付きの宦官も首を切られており、事件の詳細を知る人はいなくなりました。
楼蘭妃は生まれたときから、母親から後宮に入り、現皇帝に恨みを晴らすべく育てられたのではないかと思われます。
楼蘭妃自体には初めての後宮で、初めての嫁入りですから誰も恨む理由はありません。
母親の復讐の道具に使われ、失敗したら自害という、気の毒な生涯でしたね。
楼蘭妃の一族のその後
楼蘭妃の父親や一族も罪人として扱われ、8親等以内の者は全員が処刑。
8親等以外の親族は財産を奪われ、都から追い出されました。
まとめ:「薬屋のひとりごと」楼蘭妃のその後をネタバレ!死亡したのかについても
@UchinoMochiko22
ずっと前にもちこさんがオススメしてた「薬屋のひとりごと」読み始めた…面白い…(^o^≡^o^≡^o^) pic.twitter.com/rzThoq80iM— m@5歳育児松 (@1119mkt) May 5, 2021
「薬屋のひとりごと」楼蘭妃はその後をネタバレ!死亡したのかについても
- 楼蘭妃は阿多妃を追い出して入内した妃
- 楼蘭妃は母親の復讐をするために後宮に入ったと思われる
- 楼蘭妃は上級妃たちの食事に毒が含まれる食材を尚食の侍女に使わせるよう仕向けた
- 楼蘭妃の最後は自殺(生きてる説有)
- 楼蘭妃が死亡したその後、一族は処刑、都追放という処分が下っている
何度読み返しても面白い薬屋のひとりごと。
楼蘭妃のところはかわいそうだという感想もあります。ぜひ小説や漫画で読んでみてくださいね!
薬屋のひとりごとを50%オフで安く読めるサービスを紹介しています。
薬屋のひとりごと4夫人(妃)とは?位順と貴妃や淑妃についても