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「フルーツバスケット」今日子の「許さない」の意味とは?夾との関係についても

フルーツバスケットの夾は誰にも打ち明けることが出来ないことがあります。

夾は透の母親今日子の事故現場に居合わせていて、今日子の最後の言葉を聞いていました。

夾は透の母親を事故から守れなかったこと、今日子が最後に言った「許さない」という言葉が重くのしかかっているのです。

今日子はどんな気持ちで夾に「許さない」と言ったのでしょうか。

フルーツバスケットの今日子が最後に言った「許さない」の意味と、夾との関係についてまとめました。

フルーツバスケット:今日子が最後に残した許さないの意味は?

夾は「許さない」を助けなかったことだと思っている

夾は透と向き合えないのは、透の母親の事故に原因がありました。

夾は事故当時今日子の隣で信号待ちをしている状態。

今日子は隣にいる夾に気づいていません。夾が今日子に声をかけようか迷っているとき、猛スピードで今日子に向かってくる車に気づきました。

助けようと思った夾ですが、今日子の腕を引っ張って抱きとめたりすると猫に変身してしまうと頭をよぎりました。

そうしているうちに今日子は車に轢かれてしまいました。

夾が今日子に駆け寄ったとき、今日子は夾を見ながら「許さない」とつぶやいたのです。

夾は自分が今日子を助けられなかったからだと思い、その場を去りました。

今日子の「許さない」は夾のツケ

今日子が夾を見つめながら最後に言った「許さない」という言葉は、最後の最後に振り絞って出てきた言葉です。

今日子は突然車に轢かれて意識が遠のいていく中で頭に浮かぶのは透のこと。

まだ高校生になったばかりの透を置いていくのが心配で、誰かに透を守ってほしいと願っていたのです。

そんなとき今日子の目の前に立ったのが夾です。

夾を見た今日子は透が子どもの頃、迷子になったときに出会っている男の子を思い出しました。

透が迷子になったとき夾は絶対に自分が透を見つけるんだと今日子に言いましたが、透を見つけたのは夾ではありませんでした。

今日子は透を探せなかった夾に「透を見つける約束はツケ」だと言いました。

今日子が言いたかったこと

今日子が死に間際に言いたかったことは、夾を恨んでいるわけではありません。

今日子は、あたしのことを忘れてもあの子に会ったら思い出して、あの子を守ってほしいということです。

透が迷子になったときの約束のツケを払ってくれなきゃ許さない、から。でした。

フルーツバスケット:今日子と夾の関係は?

今日子は自身も親に勘当されているため、夾の気持ちを理解できるのでした。

夾は子どもの頃に今日子に救われている

夾は猫憑きだということで、両親から見放された状態で、師匠という同じ草摩家の人のところに引き取られていました。

夾は学校帰りに今日子と出会います。

今日子は親に見放された気持ちを理解してくれる人でした。

夾はそれからちょくちょく今日子に会いに行くようになり、透のことや死んだ透の父親のことの話を聞くようになります。

夾は自分のことを理解してくれる今日子に、精神的に救われていたのです。

まとめ:「フルーツバスケット」今日子の許さないの意味は?夾との関係についても

  • 今日子が死に間際に言った「許さない」を夾は自分が助けられなかったことだと思っている
  • 許さないとは夾が幼いころに今日子と交わした約束のツケのことだった
  • 今日子が言いたかったのは透が1人になるからあの子を守ってほしいと言う意味だった
  • 今日子と夾は、夾が師匠の家に引き取られたばかりのころに出会っている
  • 今日子は夾にとって親と上手くいかない気持ちをわかってくれる理解者だった

 

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