ザ・ファブルの宇津帆編の宇津帆は、悪役ということで最終的には死亡してしまいます。
ただ、宇津帆の死には疑問があるようで、口コミを見ると「なぜ」という言葉が目につきます。
最後のシーンで手榴弾のピンを抜かずに投げているんですね。
宇津帆のようなクズだと言われる悪人の場合、大抵は周りを巻き添えにしてやる!って考えるのだろうと思っていたのですが違いました。
ファブルの宇津帆は最後の死亡シーンと、なぜ手榴弾のピンを抜かなかったのかについてまとめました。
ザ・ファブル:宇津帆(ウツボ)は最後に死亡する?
『ファブル』
宇津帆氏の名ゼリフを思い出す。 https://t.co/dVXKmXDDXc pic.twitter.com/IMH5HZyemU— まっすー🚴♂️Muscle (@kaid619) November 20, 2021
宇津帆は表向きは興信所の所長、映画では経営者やNPO団体の代表など「良い人」を演じていますが、裏では詐欺や殺人など平気で行う人物です。
宇津帆レイとは
宇津帆は表向きは善人として、地域の人たちのために役に立てるような仕事をしています。
太平興信所の所長としての宇津帆は、過保護なモンスターペアレントと言われる親や、クレーマーを利用し「安全第一」を掲げ、子供たちにとって危険なものを排除するするよう働きかけています。
地域のお母さんたちからすれば頼れる人物なのです。
ところが宇津帆の本名は川平浩一といって、詐欺や脅迫、買春のあっせんをしているような裏の顔があります。
自分にとって邪魔になった人間に至っては殺しもする悪人です。
過保護な親から脅迫できそうなネタ(子供)を探し、弱味を見つけてお金を出させるというところにつなげています。
明の勤務先の貝沼がカモにされていましたね。
佐羽ヒナコとの関係
佐羽ヒナコは宇津帆の秘書をしている女性で、愛人のような関係です。
ヒナコは16歳のころに家出を繰り返しており、そのときに宇津帆が経営していた買春組織に目をつけられたのでした。
買春組織に連れていかれる当日、車を運転していた男が明に殺されてしまい、立体駐車場から車ごと転落し足が不自由になっています。
宇津帆はヒナコを引き取り秘書兼愛人としてそばに置き続けていたのでした。
車椅子の少女の面倒を見ているというのは、世間に対するイメージをよくするためなのでしょう。
*ヒナコが乗っていた車を襲撃したのが明。そのため明は再会したヒナコを気にかけていたのです。
ヒナコの両親を殺したのは宇津帆
宇津帆はヒナコの両親を殺した犯人です。
両親は宇津帆に首を切られて殺害されていました。
宇津帆は明と対決する前に、ヒナコに「お前の両親の首を切って殺したのは佐藤明」だと打ち明けます。
ヒナコは敵討ちをするために自分にも拳銃をくれと言うのでした。
ところがヒナコは宇津帆との会話で、自分の両親を殺したのは宇津帆だと気付いていました。
両親が首を切られていたというのは警察しか知らない事実なので、宇津帆が知るわけがないのです。
ですので、首を切って殺されていたのを知っている宇津帆が犯人ということになります。
宇津帆が佐藤明(ファブル)を恨む理由
宇津帆は佐藤明がファブルだと知ると、対決に備え始めます。
4年前にファブルに殺されたのは宇津帆の仲間と弟でした。
ヒナコが乗っていた車の運転手が宇津帆の弟だったのです。
宇津帆がどこまで弟に対する気持ちがあるのかはわかりませんが、明には買春組織を壊滅させられているという恨みがあるようです。
佐藤明と対決へ
まおさんがユンボ使うと、ハナタラシよりもファブルやうしじまくんあたりのシーンが思い浮かぶは。セノヲタは地雷踏んでる状態でライブがスタートすんのかな pic.twitter.com/mACZiBl48O
— アル★スノー (@yama_ettanco) August 24, 2019
佐藤明と対決となる場面ですが、明が活躍したのはヒナコを助けるシーンです。
殺さない殺し屋だし、洋子にも負けるような鈴木じゃ相手にならず、ただヒナコを救出するということを考えていたようですね。
ファブルを殺す気満々の宇津帆はヒナコと鈴木を伴って、山中に対人地雷を埋めて明を待ち受けています。
拳銃を持たされていたヒナコは、弾をもらうと宇津帆めがけて発砲しますが、宇津帆は防弾チョッキを着ていたため、殺すことは出来ませんでした。
宇津帆は両親殺害がバレたため、隠していた事実を全部話すのです。
ヒナコは激昂して車椅子から立ち上がり、数歩ですが足が動くようになっていました。
ところがヒナコが踏み出した先は対人地雷が仕掛けられた場所だったため、ピンチになってしまいます。
ヒナコの足が限界に達したとき、明が登場しヒナコを助け、同時に宇津帆を撃って足止めします。
宇津帆の最後は鈴木に撃たれて死亡
明は鈴木と協力し、地雷からヒナコを助けます。
その様子を黙ってみていた宇津帆でしたが、ヒナコが助かったのを見届けると、最後はポケットに入れていた手榴弾をヒナコめがけて投げるのでした。
手榴弾を投げたのに反応したのは鈴木で、同時に宇津帆の頭を銃で狙い的中させ、宇津帆死亡となります。
ですが投げられた手榴弾はピンが抜かれておらず、爆発することはありませんでした。
ザ・ファブル:宇津帆はなぜ手榴弾のピンを抜かなかったのか
ファブルの宇津帆さんはまじでいい悪役だと思う。子供の周りから危険を排除して回るいい人を演じ続けて20年。危険の感知が出来なくなった子供とその保護者を食い物にしていく。 pic.twitter.com/UxIJWl3zgE
— パグU・犬・U@yoshipe (@pagupagu0316) December 23, 2020
宇津帆が最後に投げた手榴弾はピンが抜かれていませんでした。手足を拘束されていたわけでもないのになぜ抜かなかったのでしょうか。
悪として死ぬ備え
鈴木いわく宇津帆という男は「いつも備えていた」人物だそうです。
ファブルと対決したら負けるとわかっていたのでしょう。
悪として死ぬ備えがあったようですね。
ファブルと戦い殺されるというシナリオだったのに、明は殺さない殺し屋ですから、宇津帆を殺すことはありません。
ですので宇津帆は手榴弾を投げて撃たれるように仕向けたのだと思われます。
結局のところ最終的に宇津帆を殺したの鈴木でした。
ヒナコに愛情があった
宇津帆がヒナコに向けて手榴弾のピンを抜かなかったのは、ヒナコに対してある程度の愛情があったからではないでしょうか。
ヒナコを利用し両親も殺しているような悪人ですが、ヒナコを引き取って生活させているという時点で特別なのだと思われます。
宇津帆にもヒナコに対して愛情や、両親を殺して申し訳ないという気持ちが少しはあったのかもしれません。
最後のセリフの「ファブルという毒はヒナには薬になった」というのも、ヒナコのことを考えている言葉だと思います。
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まとめ:ザ・ファブル宇津帆(ウツボ)は最後に死亡する?なぜ手榴弾のピンを抜かなかった?
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- 宇津帆の本名は川平浩一で興信所の所長
- 興信所の所長は表向きの顔で、本当は詐欺や脅迫・殺しなどお金になることは何でもする
- 佐羽ヒナコは宇津帆が以前経営していた買春組織に捕らえられた女性
- 宇津帆はヒナコの両親を殺している
- 宇津帆の最後は鈴木に頭を撃たれて死亡
- 宇津帆が最後に手榴弾のピンを抜かなかったのは、自分の死に際に備えてのこと
- ヒナコにも少しの愛情や申し訳ない気持ちがあったと考察
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