バケモノの子のストーリーの中盤、九太(蓮)はひょんなことから人間界へ戻るルートを発見します。
人間界に戻った九太が最初に行ったのは図書館でした。
九太(蓮)は図書館で楓という女子高生と出会います。
ずっとバケモノの世界で生きていくのかと思われた九太(蓮)は、楓と出会ったことで勉強をやり直すことになります。
九太(蓮)にとってターニングポイントとなる楓の存在が、視聴者からはいらないと言われたり、うざいと言われたりしています。
楓はバケモノの子でいらない存在なのでしょうか。
楓がうざいし邪魔だと言われる理由や、九太(蓮)とのその後についてもまとめました。
バケモノの子:楓はうざいし邪魔でいらない?
バケモノの子これ小さい時の楓かな⁇#バケモノの子 pic.twitter.com/50vUZQMvgG
— おおとも (@hijiki1106) July 27, 2016
楓は優等生なため、ヤンキー風の同級生たちからは疎まれた存在です。
楓は同級生からウザがられていた
念願のバケモノの子みた。・*・:≡( ε:)
門のとこだけじゃなくて図書館も青学だった!外装は渋谷図書館だし、氷川神社も出てたし。全部徒歩圏内www pic.twitter.com/sTG8sT0dLf— ばなすけ (@2PMinami) July 24, 2015
九太(蓮)は人間界で立ち寄った図書館で楓と出会います。
九太(蓮)は9歳からバケモノの世界で暮らしていましたので、勉強をしておらず読めるのは平仮名ぐらい。
7年間のバケモノ界での暮らしで、小学校で習った漢字はほぼ忘れているようでした。
九太(蓮)は手に取った本に書かれている「鯨」という漢字が読めず、近くにいた楓に教えてもらったのです。
楓は図書館内で騒いでいた学生たちを注意し追い出します。
ところが、その学生たちはタチの悪い連中で、楓が図書館から出てくるのを待っていて、さっき注意されたことの仕返しをしてきたのです。
その連中いわく、こいつは中学のころからうざくてね、とのこと。
絡まれている楓を助けたのは九太(蓮)でした。
バケモノ界で7年も強くなるための修行をしてきた九太にとって、ヤンキーたちは特に手強い相手ではありませんでした。
楓は助けてくれた九太(蓮)に対し、「暴力はいけないよ」と言いながら、助けてくれてありがとう、と言います。
優等生すぎる楓がうざいのでしょう。
楓は一郎彦との戦いの邪魔
一郎彦闇落ちシーンの楓はホンマに邪魔だしうざい、手握るだけ名前呼ぶだけそこにいるだけの戦わない女キャラはいらん、一郎彦の心の葛藤や境遇知らんくせに口だけ偉そうなこと言うなよ#バケモノの子
— P吉@鉄活中 (@PyonkichiRunrun) July 27, 2018
バケモノの子何回見ても楓うざいなー裕福な家に産まれて勉強させてもらって何が不満か分からん。ただのワガママじゃん
一郎彦に「等しく闇を抱えている」て言ったセリフがあるけど、
いや全然等しくないだろうw
と思った感想です— るか (@NOBA1220) July 27, 2018
楓が邪魔でイラっとするという声が多いのは、九太(蓮)と一郎彦の戦いのシーンです。
誰がどう見ても邪魔。
闇を抱えた一郎彦の力は、九太(蓮)が「どうやって倒せばいいんだ?」と、怯えるほどの力です。
九太(蓮)が楓に「ここから離れろ!危険だから逃げろ!」と言っても、手を握ったまま離れません。
九太(蓮)は、誰もいなくなったところで、一郎彦と一騎打ちを考えているのに、楓が邪魔で一郎彦と戦うことができません。
ようやく人気のないところで九太(蓮)と一郎彦が一騎打ち!となったところで、楓が九太の前にしゃしゃり出て鯨化した一郎彦に説教を始める始末。
楓にも闇があるかもしれませんが、人間の親に捨てられ、バケモノの子として育てられた一郎彦の闇を到底理解できるはずもなく。
ちゃんと学校に通えて親元で育てられた楓の闇と、一郎彦の闇は等しくないのです。
ファンからは九太(蓮)と一郎彦の戦いなんだから、出しゃばらずにさっさとどいて!という楓が一番邪魔なシーンでした。
楓は蓮に必要な人
楓ちゃんの声を演じたのは広瀬すずさんですー❤️可愛い声だな〜 九太さん(青年期)の声を演じたのは染谷将太さんです‼️#バケモノの子 #九太 #染谷将太 #楓 #広瀬すず #細田守 #夏のスーパーアニメ王 #ミアちゃん #アンク pic.twitter.com/2j8GlWuKIQ
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 27, 2018
そんな邪魔でうざい楓ですが、蓮にとっては人間界生きて行こうとするのに必要な人です。
7年間バケモノ界で暮らしていたブランクを埋めるのに、勉強を教えてくれたり、高卒認定試験の手続きを手伝ってくれたりしました。
自身も受験で勉強が大変な中、一緒に頑張ろうと励ましてくれる人なのです。
楓の存在があったから、九太は蓮として人間界で勉強を始めたり、父親と再会できたりしたのです。
バケモノ界での7年間、九太(蓮)には心のどこかで人間界の事が気になっていたのかもしれませんね。
バケモノの子:楓と九太のその後について
九太「一郎彦…。君は俺と同じだ。…バケモノに育ててもらった、バケモノの子だ」……………😭😭😭😭😭 な、涙が……… #バケモノの子感動しすぎでやばい #九太 #熊徹 #バケモノの子 #kinro pic.twitter.com/8hm4PEtopF
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 22, 2016
一郎彦の騒動の後、九太(蓮)と楓のその後はどうなったのでしょうか。
九太(蓮)は渋天街に凱旋
「たくさんの心の師匠」つまり「たくさんの父親」の姿を描いた #バケモノの子
孤独だった #九太 の家族になった#熊徹
熊徹の不器用な愛情を受けて成長する久太と同様、親も師匠もなく一人で強くなった熊徹にとっても、久太は大きな成長の機会をくれた大切な存在でした。#父の日 #FathersDay pic.twitter.com/jCX21vlmWU
— 『竜とそばかすの姫』細田守最新作@スタジオ地図 (@studio_chizu) June 20, 2020
九太(蓮)は一郎彦の闇を取り除くことに成功し、渋天街に凱旋しました。
渋天街の人たちは、九太(蓮)を英雄のように出迎え、まるでお祭りのような騒ぎでした。
そこへ楓が現れます。
渋天街の人にお呼ばれしたらしく、楓も凱旋式に参加することになります。
楓は渋天街に高卒認定試験を受験するための資料と申込書を持ってきており、受験するかしないかは九太(蓮)が決めるんだよ、と決断を促します。
九太(蓮)は、まんざらでもない様子で「受ける」と言い、受験を決意しました。
九太(蓮)は人間界で父親と暮らす
そういえば前に観に行ったバケモノの子に出てくる主人公の九太の父親がピョコタン先生に似すぎてて一人で笑いこらえてたの思い出した。 pic.twitter.com/733gltS5FQ
— めがねせっと (@bokimani2525) August 19, 2015
その後、九太(蓮)は人間界で父親と暮らすようになります。
刀を持つこともなくなり、渋天街に戻ることもありませんでした。
その後楓はストーリーに登場していませんが、九太(蓮)が順調に人間界で暮らしている様子が描かれていましたので、九太(蓮)と一緒に受験勉強を頑張っているのではないかと思われます。
九太(蓮)にはバケモノ界で暮らして欲しかった説
バケモノの子の楓ほどうざい女子はいないと思う。
早く逃げろって言ってんのに、
やだ絶対はなさないからっ!
とか言って邪魔するってなんやねーん4回くらい見てるけどいつも思う。人間界戻って欲しくなかった。くまてつとなかよくくらしてほしかった。
— かえで。 (@Zq8QSmmL4dmPVwo) May 5, 2016
九太(蓮)は、熊鉄を胸に宿したまま人間界で暮らすようになりましたが、あのままバケモノ界でずっと熊鉄と暮らしてほしかったという意見が多く見られます。
確かに、人間界に戻り勉強を始め、熊鉄に人間の学校に行きたいと言い出したときには、「え?」と思いました。
このままバケモノ界で暮らして、やがて熊鉄の後を継いで神になるんじゃなかったのか、と少し残念に思いました。
バケモノ界初の人間の宗師という九太(蓮)の姿も見てみたかったですね。
楓がウザがられて邪魔扱いされるのは、九太(蓮)をバケモノ界から人間界に連れ戻した人、ということも関係あるのかもしれません。
まとめ:「バケモノの子」楓はうざいし邪魔でいらない?九太(蓮)とのその後についても
マジでバケモノの子良い映画だった。
この映画が細田守の中で一番すげー映画だわ。九太もイケメンだし楓も可愛いし本当にこういう男になろうと思った。そして何より熊徹が男の中の男だわ。 pic.twitter.com/NuNy1xwvux— 佐藤圭 (@satouoikawa) July 11, 2015
- 楓は優等生すぎてうざいところがある
- 楓が邪魔でいらないのは、九太(蓮)と一郎彦との戦闘シーン
- 楓は九太(蓮)が人間界に戻るの為に必要な人
- 一郎彦の闇を倒した後の九太(蓮)は、人間界に戻り父親と暮らす
- 九太(蓮)にはバケモノ界でずっと熊鉄と暮らしてほしかった
憎い相手をズタズタに引き裂きたい?
踏みにじって力で押さえつけて満足する?
あなたはそんな姿をしているけど、報復に憑りつかれた人間の闇そのものよ!
誰だって皆等しく闇を持ってる。
蓮くんだって抱えてる。私だって!
私だって抱えたまま今も一生懸命もがいてる。
だから、簡単に闇に飲み込まれたあなたなんかに、蓮くんが負けるわけない。
私たちが負けるわけないんだから!」