2022年に公開された耳をすませばの実写版は、雫と聖司の10年後が描かれています。
アニメが人気だっただけにかなり期待され公開を楽しみにしていたファンも多いはず。
ところが口コミを見てみると「ひどい」「最悪」という声が見られます。
ガッカリする理由の一つに「アニメとの違い」があるようです。
耳をすませばの実写の何が最悪でひどいのか、アニメとの違いについてもまとめました。
耳をすませば:実写が最悪でひどい?
「耳をすませば」の実写版視聴。
設定に多少の違いはあるけどそこそこアニメの世界観も出ていたしラストはちょっとジーンときて涙が出た。
主題歌は別に「翼をください」でもいいんだけど、やはりどこかで「カントリーロード」は流して欲しかったですね。#耳をすませば#アニメ実写版#映画レビュー pic.twitter.com/dzsu0MZP0M— 松風kid/マモル (@matukazekid) April 21, 2024
耳をすませばの実写がひどい最悪と言われる理由はカントリーロードや俳優の演技にあるようです。
カントリーロードが流れない
金ローで実写版の耳をすませばをやる予定だったので、アマプラで見てみた。いや~最悪最低、何だこの原作ブレイク。尺伸ばしの、アニメの無理やり実写パート、バイオリン作りから。チェロ奏者、カントリーロードから翼をください。あほみたいな変更ばかりで、そして最後なんか抱き合って終わったw
— 神薙 (@Amaranthusalbus) April 20, 2024
実写版耳をすませばを見て一番最初のガッカリポイントは「翼をください」でしょう。
カントリーロード(コンクリートロード)じゃないんです。
物語を書くのが好きな雫が歌詞を考えたあのカントリーロードが流れない。
エンディングまで一貫して翼をくださいでした。
回想シーンで少しぐらい流れてくれたら。
カントリーロードじゃなくちゃ耳をすませばじゃない、という声が多く見られましたね。
雫役の演技が気に入らない
耳をすませばの主人公である月島雫役の演技がイマイチ気に入らないという声があります。
中学生時代も大人になってからも、アニメの雫のような天真爛漫さが足りないというか。。
実写の難しいところですが、雫がプンプンしてるのも「性格が悪いだけ」という印象が強くなり可愛さが半減してしまうのです。
また、清野菜名さんのやつれた感じを見ていると、こちらも疲れてしまいます。
高橋一生にしてくれたら・・
実写版耳をすませばの天沢聖司役は松坂桃李さんです。
せっかくアニメの声優をしていた高橋一生さんが俳優として活躍しているのだから、聖司役を高橋一生さんにしてくれたら。。
年齢が少し釣り合わないかもしれませんが、もし高橋一生さんが聖司を演じてくれていたらまた違った楽しみ方が出来たかもしれないですね。
もちろん天沢聖司はアニメでもイケメンでしたので、10年後が松坂桃李さんでもOKですが、少しがっかりしたところでもあります。
雫と聖司の関係性に疑問
実写版耳をすませばを見ていると、雫と聖司の関係性に疑問を感じました。
10年間も遠距離恋愛をしているのに、なぜか2人の間に距離を感じてしまったのは気のせいでしょうか。
電話のシーンも声が聞けて嬉しいという感じも2人からはなく、本当に恋人関係なのかと疑問。
それなのにラストではプロポーズしてお互いが愛し合っていることを伝えていましたが、視聴者側としては雫と聖司の関係は友人以上ではあるが恋人というには物足りない感じでした。
最初から10年はかかると言っていましたから仕方ないとは思うのですが、もう少し恋人らしさが感じられると良かったかもですね。
ムーンがただの猫だった
アマプラで耳をすませばの実写版観たけど思ったほど悪くなかった
とは言っても良かった点は中学の頃のシーンが良く再現されてたってことがほとんどで
いろいろ改変されてるところはツッコミどころ満載で
ムーンが似てない
杉村原田が美化されすぎ
ヴァイオリンがチェロなどなど— りょう (@wrecking0901) April 15, 2024
アニメの耳をすませばは猫のムーンが雫を地球屋に連れて行き、そのふてぶてしい態度や堂々とした振る舞いが魅力的でした。
仕方がないのですが、実写版のムーンはどっぷりとした貫禄もなく、まぁ普通の飼い猫といった感じでしたね。
そこらじゅうをフラフラしていろんな名前を持つムーンでしたが、実写版では聖司が飼ってる猫でした。
実写版は最悪でひどいのか
アニメ耳をすませばファンからすると、根本的な設定であるバイオリン職人がチェロ奏者に代わっていたことやカントリーロードが翼をくださいになっていたことにがっかりです。
カントリーロードを変えちゃうなんてひどい!となるのは納得です。
アニメならではのキャラの可愛さは実写になると壊されてしまうのは当然ですが、アニメの雫と聖司が大好きな人にとっては期待を裏切られた感じがするので最悪!ひどい!となるのでしょう。
感動した声もある
実写版耳をすませばを見てがっかりした方も多いですが、感動したという声もあります。
それはやはり雫と聖司がラストでハッピーエンドになったこと。
また、10年間の間に挫折などありましたが、新しい夢を2人で追いかけようという前向きな姿、杏さんが歌う翼をくださいなど、見どころがいっぱいだったとのこと。
挫折を乗り越えてからのハッピーエンドですから、応援しながら見ていると感動してしまいます。
耳をすませば:アニメと実写版の違い
実写の耳をすませばをやるって聞いてワクワクしたんだけど、せいじ君がなぜかチェロ奏者になってて原作と違くて見る気失せた記憶。。
バイオリンを作りたくて海外に修行に行ったんじゃないの??なぜチェロ??
映画見れば分かるのか?💧
— kaede@坂田家 (@sktkaede) April 19, 2024
実写版耳をすませばはアニメ版と設定が違うところが多々見られました。10年後ですからいろんな変化がありそうですね。
カントリーロードが翼をください
アマプラで耳をすませばの実写版観たけど思ったほど悪くなかった
とは言っても良かった点は中学の頃のシーンが良く再現されてたってことがほとんどで
いろいろ改変されてるところはツッコミどころ満載で
ムーンが似てない
杉村原田が美化されすぎ
ヴァイオリンがチェロなどなど— りょう (@wrecking0901) April 15, 2024
先述しましたが、実写の耳をすませばの主題歌は翼をくださいでした。
- アニメ:カントリーロード
- 実写版:翼をください
主題歌を歌っているのは俳優の杏さんで素敵な歌声なのですが、翼をくださいには明るさがない。
カントリーロードは、これから頑張るぞと思えるような前向きな明るい曲調ですが、翼をくださいは少し暗い感じがしますね。
中学生と25歳という年齢に合った曲なのかもしれませんが、やはりカントリーロードでしょうね。
聖司がからかうのは「妖精」
アニメでは雫が学校のベンチに置き忘れたノートを見て「コンクリートロード」をからかいました。
実写ではカントリーロードを使っていないため、雫が読んでいた本の「妖精」をイジられています。
中学3年にもなってまだ妖精が好きなの?という感じでからかっています。
やはりここは「コンクリートロード」が良かったですよね。
バイオリン職人がチェロ奏者
- アニメ:バイオリン職人
- 実写版:チェロ奏者
アニメの聖司の将来の夢はバイオリン職人になることでした。
ところが実写での聖司はチェロを演奏していました。
あれ?バイオリン作ってなかったっけ?と思いましたね。
調べてみると、バイオリンの習得はかなり大変で、チェロの方がまだ比較的習得しやすいからという裏事情があったようです。
雫の家が一軒家
- アニメ:団地
- 実写版:一軒家
映画のラストでイタリアから帰国した聖司が向かったのは雫の家でした。
雫の家といえば団地で二段ベッドでしたよね。
お姉ちゃんと同じ部屋でベッドで仕切られているという部屋でしたが、実写では雫の部屋がある一軒家でした。
10年の間に月島家は念願のマイホームを手に入れたということなのでしょう。
まとめ:耳をすませば実写が最悪でひどい?アニメとの違いについても
実写版耳をすませば…も見た。ぜんぜん違う設定の天沢聖司だけど無事…ね、よかったよ…耳をすませばで泣いてしまったわたし… https://t.co/CYcZ2XsycY
— 梨田ヒカリ旧北海101@コナン映画おおい済み (@gpzaffowa5125) August 30, 2023
耳をすませばの実写が最悪でひどいという点についてまとめました。
- 実写版にはカントリーロード(コンクリートロード)に代わって翼をくださいになっていた
- 雫役の役者の演技が気にいらない
- 雫と聖司は10年遠距離恋愛を続けているがどことなくぎこちなさを感じる
- 天沢聖司役を高橋一生が演じてくれたら最高だった
- 実写とアニメの違いは多々ありカントリーロードとバイオリン職人は決定的に違う