薬屋のひとりごとは次々と事件が起こります。
主人公の猫猫は薬の知識を生かし、毒味役を任せられることも多々あります。
その中でも大活躍だったのが園遊会の毒味役でした。「これ毒です」が印象的ですよね!
園遊会では猫猫の主人である玉葉妃の膳に毒が入れられており、ちょっとした騒ぎになってしまいました。
毒は誰が入れたのでしょうか。
何度でも読み返したい「毒です」がは何話で読めるのかについてもまとめました。
薬屋のひとりごと:園遊会の毒を入れた犯人は?
『薬屋のひとりごと』
— 粒。 (@onebeeean) March 30, 2018
人気小説コミカライズの第2巻!
治療のため梨花妃の顔を看ると、禁止したはずの毒(白粉)が!激怒する猫猫!
猫猫のそばかすが消えたので任氏は園遊会のために化粧をしたと思ったが…
猫猫は園遊会の食事の毒味中に貴妃のスープに毒が入っていることに気が付く!その犯人は… pic.twitter.com/me0NQ93MZB
園遊会は年に2回行われる宮中行事で、4夫人が揃い踏みで出席となりました。
その園遊会で料理に毒を入れた犯人は阿多妃の侍女頭である風明でした。
4夫人とは
園遊会に出席した4夫人とは上級妃のことで、後宮内の4か所に住む正一品の位を持つ夫人のこと。
男子を産んだ妃が皇后になるとされています。
宮には格式の高い宝石の名前がついており、国内外の有力者が嫁いできています。
- 翡翠宮貴妃:玉葉妃
- 水晶宮賢妃:梨花妃
- 金剛宮徳妃:里樹妃
- 柘榴宮淑妃:阿多妃
猫猫が仕えているのが玉葉妃となります。
毒を盛られたのは玉葉妃
玉葉妃の膳に毒が盛られていたのはスープでした。
猫猫は毒耐性がありますので少し痺れた程度でしたが、スープを飲んだ大臣は苦しんで医務室に運ばれています。
猫猫は毒味の途中で玉葉妃の前菜がいつもとは違うことに違和感を感じていました。
いつもなら玉葉妃の前菜は青魚が使われるところ、くらげが使われていました。
周囲を見渡すと里樹妃が神妙な顔つきで青魚の前菜を食べています。
実は青魚の前菜は玉葉妃の膳で、里樹妃の毒味役が玉葉妃と里樹妃の膳を入れ替えていたのです。
狙われたのは里樹妃
本来毒入りスープを飲むのはずだった妃は里樹妃でした。狙われていたのは里樹妃となります。
毒味役が玉葉妃の膳と入れ替えたため、毒は猫猫が飲むことになり里樹妃も里樹妃の毒見役も無事だったのです。
里樹妃は自分の侍女からイジメを受けていました。
前菜を苦手な青魚にすり替えたように、本人には気づかれないよう陰湿な嫌がらせが日常的にあったようです。
ちなみに里樹妃の苦手な食べ物(アレルギー)は青魚と蜂蜜です。
蜂蜜は赤子には毒で、里樹妃は幼少期に蜂蜜によって危険な目に遭って以来避けてるとのこと。
毒を入れた犯人は風明
本日25日発売の『ビッグガンガン』11月号に『薬屋のひとりごと』第十七話が掲載中です。単身で柘榴宮の風明のもとに乗り込んだ猫猫は、阿多妃の過去から紐解きたどり着いた一つの真相を口にする。阿多妃と里樹妃の関係、亡くなった赤子の死因、そして使われた「毒物」――物語はどんな結末を迎えるのか? pic.twitter.com/v6AoeFlDr8
— ヒーロー文庫【公式】 (@herobunko) October 25, 2018
里樹妃のスープに毒を入れたのは阿多妃の侍女頭の風明(フォンミン)です。
里樹妃と阿多妃は、かつて姑と嫁の間柄で里樹妃は阿多妃を慕っていました。
その関係から蜂蜜が苦手であるという話を風明にしたことがありました。
阿多妃は昔男児を出産したことがありましたが、幼少期のうちに死亡しています。
実は風明は蜂蜜が赤子にとって毒だということを知らず与えて死なせてしまったのでした。
蜂蜜が赤子に毒だということを里樹妃から阿多妃に伝わってしまうと、自分が男児を死なせてしまったことがバレてしまうのを恐れたのです。
風明はどうなったのか
猫猫に一連の真相を知られてしまった風明は、猫猫の提案通りに自首しています。
元々阿多妃は年齢的なこともあり後宮を去る予定でした。
里樹妃が万が一亡くなった場合、阿多妃はそのまま後宮に残ることが出来るため、里樹妃を毒殺しようとしたという動機にしました。
風明は投獄された後、絞首刑となっています。
薬屋のひとりごと:毒ですは何話で読める?
薬屋のひとりごと
— にワカのタイショー (@wasabitaishi) July 7, 2023
ティザーPV&キービジュ解禁キタ
この作品の要となる猫猫(マオマオ)の百面相の描写にはしっかりと力が入っているみたいなので期待
猫耳と恍惚顔からの「これ、毒です」の表情の変化が堪らない
壬氏のCVは櫻井孝宏さん(ドラマCD版)から大塚剛央さんへ変更 pic.twitter.com/N8AZAPo7pf
猫猫の「これ毒です」はインパクトがありました。毒を飲んで事件を食い止めた猫猫がかっこよかったですね。
毒ですは2巻から3巻で読める!
本日発売の『ビッグガンガン』2018vol.01で『薬屋のひとりごと』第8話が掲載されています。園遊会にて毒物混入事件が起き、会場は大騒動。毒を摂取した当の本人、猫猫は一人だけご機嫌だが、里樹妃に伝えたいことがあるという。里樹妃は何やら体調が優れないようなのだが――。 pic.twitter.com/YEHkTH1kO6
— ヒーロー文庫【公式】 (@herobunko) December 25, 2017
「これ毒です」の園遊会は2巻10話で、犯人の風明自首(事件解決)は3巻22話。
2巻
- 園遊会前編:園遊会の慌ただしい様子が描かれています
- 園遊会後編:里樹妃が1人だけ浮いた衣装で登場し侍女たちによる嫌がらせの伏線
- 毒味前編:毒味役として食前酒・前菜の毒見を終わらせ、スープときて「これ、毒です」のシーン
- 毒味後編:毒から回復した猫猫が里樹妃と毒味役を呼び出し青魚が里樹妃にとって毒だと教える
3巻
- 蜂蜜前編:玉葉妃のお茶会に里樹妃が招待され蜂蜜が苦手と判明
- 蜂蜜後編:阿多妃の引っ越しに伴い壬氏の命令で猫猫が柘榴宮に応援に行く
- 侍女頭の秘密前編:里樹妃が風明に蜂蜜が苦手だと話したことがあると判明
- 侍女頭の秘密後編:猫猫が風明を訪れ真相や動機を追求する
- 阿多妃前編:風明が阿多妃の子供を死なせてしまったことや下女の死の真相が明らかになる
まとめ:薬屋のひとりごと園遊会の毒は誰が入れた?毒ですは何話何巻の漫画で読める?
【薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 3】(少年サンデーGX連載)#日向夏
— コミもん。(マンガ紹介) (@comimon_manga) September 18, 2018
後宮の大イベント「園遊会」の最中、上級妃の一人・里樹妃の膳に毒が盛られるという大事件が発生する。自分が犯人だとの遺書を残して下女が自殺するが…
※電子版ありhttps://t.co/qdC8eVfKCG
(2018/9/19発売) pic.twitter.com/bcqDMItn7S
- 園遊会で玉葉妃のスープに毒を入れたのは阿多妃の侍女頭風明
- 本当は里樹妃を狙っていたが里樹妃の毒味役が嫌がらせのため膳を入れ替えていた
- 風明は過去の過ちを里樹妃から阿多妃にバレるのを怖れて里樹妃を追いやろうとした
- 里樹妃は侍女たちから嫌がらせを受けていたのでやりやすかったこともある
- 園遊会の「毒です」は単行本2巻10話で事件解決は3巻22話
薬屋のひとりごと4夫人(妃)とは?位順と貴妃や淑妃についても