薬屋のひとりごと幽霊は芙蓉妃？目的やカカオの媚薬についても

薬屋のひとりごとの後宮ではちょっとした幽霊騒ぎが起こりました。

幽霊の正体は中級妃の芙蓉で、下賜されることが決まっている妃なのだとか。

この幽霊騒ぎが起こる少し前、壬氏は猫猫に媚薬を作ってくれとお願いしています。

その使い道は明らかになっていませんが、どうやら芙蓉妃の幽霊騒ぎと壬氏の媚薬には繋がりがあるようです。

薬屋のひとりごとの幽霊騒ぎの芙蓉妃の目的と、カカオの媚薬についてまとめました。

薬屋のひとりごと：幽霊の正体は芙蓉妃？目的は？

薬屋のひとりごとが次にくるマンガ大賞のようですが、私の中では既にきてます！！！！
月下の芙蓉がぐぅ美しい！！！
私の推し置いときますぞ pic.twitter.com/B6Kh7LVsPy

— たこなす (@tako_kym) August 25, 2019

後宮で起こった幽霊騒ぎは、東の城壁の上で白い着物の女が夜な夜な踊っているというものでした。

衛兵たちもおそれをなして手出しできないのだそうです。

幽霊の正体は芙蓉妃

城壁の上で夜な夜な踊っているのは中級妃である芙蓉妃でした。

＊月の下で踊る芙蓉＝月下の芙蓉と言われています。

芙蓉妃は2年前に後宮に輿入れしたのですが、皇帝が初めてお目通りした際、得意の舞踊を失敗してしまいずっと引きこもっていたのです。

小猫が幽霊だと思ったのはココが「後宮」だから。

後宮は幸せになる妃ばかりではなく、皇帝のお目通りがなく寂しい思いをする妃や、臣下に褒美として自分の意思に反して下賜される妃もいます。

ひょっとすると身投げした妃だと思っていたのでしょう。

芙蓉妃は夢遊病？

芙蓉妃が舞踊を失敗し、引きこもってから皇帝が芙蓉妃を訪ねることはなかったようです。

壬氏は夜な夜な徘徊している芙蓉妃を夢遊病ではないかと、猫猫に様子を見に行かせました。

舞踊を失敗したのは2年前ですので、今回の徘徊の原因とは思えません。

そこで高順から聞いた情報だと、芙蓉妃は功績を上げた武官に下賜されることが最近決まったのだとか。

武官に下賜される＝クビのような感じなので、ショックで精神を病んでしまったと思われても不思議ではありません。

ですが、ところどころで「上手く事が運びそうだ」とか、「もうしばらくの辛抱ですよ」という侍女らしき人物のセリフがあるため、夢遊病ではなく計画的な徘徊だと言えますね。

芙蓉妃の目的は無傷で後宮を出ること

芙蓉妃の下賜を強く希望した武官は、芙蓉妃と同郷で幼なじみの武官でした。

夢遊病のフリをして夜な夜な徘徊をするぐらいですので、よほど嫌だったのかと玉葉も心配していましたが、後宮を出る日の芙蓉妃はとても幸せそうでした。

猫猫の推測によると、芙蓉妃と武官が結ばれるには下賜されるしか方法はありません。

芙蓉妃は皇帝のお目通りの際、わざと舞踊を失敗し引きこもります。

この失敗と引きこもりで芙蓉妃は皇帝の手がつかない＝身ぎれいなまま。

そこで功績を上げた武官が下賜を望むのです。となると、第三者が欲しがるものをもったいなく感じる皇帝が芙蓉妃に興味を持つ可能性が浮上します。

ですので、夢遊病を装いいつでも下賜OKの状況を作り出したのではないかということです。

薬屋のひとりごと：壬氏のカカオの媚薬は何に使った？

サンデーGX 10月号、本日発売～。
『薬屋のひとりごと』2話目は媚薬！３枚目は個人的に気に入ってる猫猫の表情。 pic.twitter.com/SGxv4VSluX

— 倉田三ノ路🍌 (@minozy_k) September 19, 2017

芙蓉妃が後宮に入ってから2年が経過しましたが、今回の計画は芙蓉妃が独断で出来るとは思えません。

どうやら芙蓉妃の幽霊騒ぎは壬氏が猫猫に作らせた媚薬も関わっているようです。

カカオの媚薬とは？

壬氏は猫猫に媚薬を作ってくれないかとお願いしましたが、何に使うかは明らかにしていませんでした。

材料を揃えてもらったあと、猫猫の媚薬は侍女たちのつまみ食いによって効果が絶大だったことが証明されています。

猫猫は干果(ドライフルーツ)にカカオをまぶせたお菓子を作りました。知らない人から見ればチョコレート菓子のようです。

＊普段からお酒や薬、主材料のカカオに免疫がある人には効果はほとんど出ません。

ちなみに材料は「牛乳・バター・砂糖・蜂蜜・干果・香油油・粉末カカオ」です。

カカオの媚薬の使い道は武官

壬氏が猫猫に作らせたチョコレートの媚薬は何に使ったのか明らかになっていません。

小蘭の情報によると、今回下賜を願い出た武官はまるで媚薬でも盛られたかのようだったと言っていました。

壬氏は後宮を管理する宦官ですので、芙蓉妃が1人の武官に恋心を持っているのに気づいていました。

そこで、芙蓉妃の恋文と媚薬を武官に届け食べさせたのでしょう。

媚薬は武官をたきつけるのに使ったということですね。

あとは武官が皇帝に下賜を願い出るため、何らかの功績を上げるのを手伝うだけになります。

幽霊騒ぎの計画者は壬氏

武官に媚薬と恋文を渡したあと、武官が皇帝に下賜をお願いするには相応の功績がなければ無理です。

武官が下賜を賜る功をあげたのは、半月ほど前に起こった異民族討伐での毒事件を解決したから。

無実の村人の処刑を止めたとの功績が認められました。

この毒事件については壬氏が猫猫に相談していたことから、芙蓉妃の恋文と媚薬を武官に渡し、功績の手助けをしたのだと思われます。

おそらく、「上手く事が運びそうだ」とか、「もうしばらくの辛抱ですよ」というセリフは、侍女ではなく壬氏だったのではないかと思われます。

まとめ：薬屋のひとりごと幽霊は芙蓉妃？目的やカカオの媚薬についても

本日は『ビッグガンガン』Vol.09の発売日です。『薬屋のひとりごと』第4話が掲載中。ここ一ヶ月ほど幽霊騒ぎが起こっている後宮にて、猫猫は壬氏から「夢遊病」の話を聞かされることになる。幽霊の正体は、そしてその目的は何なのか――。コミックス第①巻は9月25日発売決定！　お楽しみに！ pic.twitter.com/Efj3m5JdQl

— ヒーロー文庫【公式】 (@herobunko) August 25, 2017