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「ヴァニタスの手記」ヴァニタスの正体と過去は?目的と蒼月の吸血鬼についても

「ヴァニタスの手記」の主人公ヴァニタスは、パリの空港で派手に登場し、ノエに自身を吸血鬼の医者だ、と紹介しました。

空港で患者と待ち合わせていたヴァニタスは、ヴァニタスの書を使って病を発症した吸血鬼の治療を施します。

ヴァニタスの書というのは、誰もが使いこなせる本ではありません。

吸血鬼専門の医者と名乗っていることから、ヴァニタス自身も吸血鬼なのでしょうか。

ヴァニタスの正体が何者なのか、過去や目的、蒼月の吸血鬼についてまとめました。

ヴァニタスの手記:ヴァニタスの正体と過去について

ヴァニタスが「ヴァニタスの書」を扱えるには理由がありました。

ヴァニタスは蒼月の吸血鬼の眷属

ヴァニタスの正体は吸血鬼ではなく人間です。

ですがただの人間ではなく蒼月の吸血鬼からヴァニタスの書と名前を受け継いだ人間なのです。

ヴァニタスには蒼月の吸血鬼から血を吸われており、腕にはマーキング(所有印)が残っています。

そして血を吸われたことで、蒼月の吸血鬼の力が与えられているのです。

 

マーキングとは
マーキング(所有印)は吸血鬼が吸血相手に残す目印で、「このエサは自分のものだ」と他の吸血鬼を牽制するための示威行為。

またマーキングは吸血鬼が己の力の一部を相手に埋め込むことによって現れます。

マーキングを見ると、一目で相手の自分の力の差が理解できるようになっています。

 

ですので吸血鬼を治療するときに使うヴァニタスの書が扱えるのは、ヴァニタス以外いません。

ヴァニタスはモローの実験台だった

ヴァニタスの母親はヴァニタスを出産後に死亡しており、父親は吸血鬼に襲われ死亡。

そしてヴァニタスの家族同然だった仲間たちも吸血鬼に襲われ死亡しています。

ヴァニタスが吸血鬼の襲撃から難を逃れたのは、協会の狩人に救われたからで、その後ヴァニタスは未来の狩人として教会に育てられることになりました。

ところがある時、ヴァニタスはドクター・モローの手下にさらわれてしまいます。

ドクター・モローは元は高名な生理学者でしたが、問題ある行動があったため学会を追放されてしまいました。

モローはその後、教会の庇護下で吸血鬼に関する実験を行い、ついには自分で吸血鬼を生み出そうとします。

その研究材料がヴァニタスだったというわけです。

モローはヴァニタスのことを№69号と呼び、実験体として切り刻んだり、死なせてしまいそうになるなど、酷い扱いをしていたのでした。

ヴァニタスを助けたのは蒼月の吸血鬼

ドクター・モローの実験体となっているヴァニタスを助けたのは蒼月の吸血鬼。

ヴァニタスはドクター・モローの実験で、体内に少しづつ吸血鬼の血を入れられていました。

そのためヴァニタスは「人間」の枠から少しはみ出た存在になり、不安定な状況だったのです。

その不安定から脱却する方法は、蒼月の吸血鬼がヴァニタスを吸血すること。

不安定な存在の状態のままだと、数年後にはしんでしまうのです。

ヴァニタスは蒼月の吸血鬼に吸血されることを拒否しました。

ですが吸血され現在も生存し、眷属を名乗っていることから、拒否から吸血までの間に何かあったことが伺えますね。

ヴァニタスと蒼月の吸血鬼の間に何があったのかは、今後明らかになっていくと思われます。

ヴァニタスの手記:ヴァニタスの目的と蒼月の吸血鬼について

ヴァニタスが蒼月の吸血鬼の眷属になり、吸血鬼専門の医者になった目的はなんなのでしょうか。

蒼月の吸血鬼とは

吸血鬼が本来生まれるのは紅い月の夜だと言われ、蒼い月というのは不吉の象徴だと言われています。

蒼月の吸血鬼は、蒼い月の夜に生まれた吸血鬼ということで、紅い吸血鬼たちから恐れられ、寒い雪の降る夜に住むところを追い出されてしまいました。

そして一人ぼっちになった蒼月の吸血鬼は、暗闇に怯え寒さに震えながら紅い吸血鬼たちに復讐してやると誓ったのです。

そして蒼月の吸血鬼は、紅い吸血鬼に復讐するため、死にも勝る恐怖を与えるヴァニタスの書を完成させたのでした。

現在蒼月の吸血鬼についてわかっているのは、ヴァニタスがモローの研究所から助けられたとき、一緒にいた№71と呼ばれた子どもが蒼月の吸血鬼を「父さん」と言っていたこと。

父さん=男だと思ってしまいますが、ヴァニタスは「あの女」と言っています。

ヴァニタスの方が№71よりも年上だったことから、蒼月の吸血鬼の性別は女なのでしょうね。

ヴァニタスの目的について

蒼月の吸血鬼が作った「ヴァニタスの書」の本来の目的は、紅い月夜に生まれた吸血鬼を滅ぼすこと。

ですがヴァニタスは、ヴァニタスの書を使って吸血鬼を救っています。

ヴァニタスは蒼月の吸血鬼の眷属である自分が、吸血鬼を滅ぼすのではなく、救うために使うことで蒼月の吸血鬼に対する復讐だと言っています。

紅い吸血鬼たちは、「呪い持ちの吸血鬼が生まれる原因は蒼月の吸血鬼によるもの」だと思い込んでいるため、蒼月の吸血鬼の眷属のヴァニタスに治療を受けるというのは屈辱になります。

ヴァニタスは吸血鬼を治療することで、蒼月の吸血鬼に対しても、紅い吸血鬼に対しても同時に復讐をしていることになります。

まとめ:「ヴァニタスの手記」ヴァニタスの正体と過去は?目的と蒼月の吸血鬼についても

  • ヴァニタスは蒼月の吸血鬼に吸血され、マーキングされている人間
  • ヴァニタスは過去に吸血鬼に父親や仲間を殺されている
  • ヴァニタスはドクター・モローの手下にさらわれ人間から吸血鬼を生み出す実験体だった
  • ドクター・モローの実験体から助けてくれたのは蒼月の吸血鬼
  • 蒼月の吸血鬼は紅い吸血鬼を恨んでおり、復讐するためヴァニタスの書を作った
  • 蒼月の吸血鬼の名前とヴァニタスの書を受け継いでいる
  • ヴァニタスの書の本来の使い方は、吸血鬼の真名を奪い紅い吸血鬼を滅ぼすこと
  • ヴァニタスは書を使って蒼月の吸血鬼と紅い吸血鬼に復讐することを目的としている

 

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