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「ヴァニタスの手記」ノエとドミニクの関係とは?過去や生い立ちについても

ヴァニタスの手記の主人公ノエは、幼少期からものすごい田舎の「アヴェロワーニュ」というところで育ちました。

19歳になり、ヴァニタスの書を探しにパリに来たノエは、パリに着いた早々トラブルに巻き込まれます。

パリの空港で出会った人間、ヴァニタスと行動を共にするようになり、人間界と吸血界の見張り番をしているオルロック伯爵の家に招かれることになります。

そこに登場したのはノエの婚約者と名乗るドミニク・ド・サドという女の子。

ドミニクはノエのことをよく知る人物のようですが、本当に婚約者なのでしょうか。

ノエの過去や生い立ちについてもまとめました。

ヴァニタスの手記:ノエとドミニクの関係とは?

ノエはドミニクのことをドミと呼んでいます。ドミは1人でパリに来たノエを心配して追いかけてきたのでした。

ノエの吸血鬼としての特性

ヴァニタスの手記に登場する吸血鬼は、「血に飢える」とか、「血を飲まないと死ぬ」などというようなことはありません。

 

吸血行為とは
「血」そのものを求める行為ではなく、血を介して相手の体から生気を奪う行為。

 

戦時下では力を増すため、または受けた傷を癒すために至る所で吸血行為が行われていました。

ですが今となっては、タバコやお酒などのように嗜好品に近い存在になっており、血を吸わなくても生きていけますが、血の味を好む吸血鬼にとっては、なくてはならないモノなのです。

ノエの吸血鬼としての特性は、少し特殊でむやみやたらに吸血行為ができません。

ノエの名前「ノエ・アルシヴィスト」のアルシヴィストとは「血を暴く牙」という意味があり、

血を吸うときに相手の記憶を読み取ってしまう能力があるのです。

子供の頃、ノエは友達の血を吸い、記憶を読み取ってしまったため、気味悪がられてしまいました。

ノエとドミニクは幼馴染み

ノエが子供の頃に暮らしていたのはドミの祖父の家でした。

祖父の家に遊びに来たドミと知り合い、仲良く遊ぶようになったのです。

ドミは祖父の家から遠く離れた屋敷に住んでおり、月に一度遊びにやってきました。

ノエにとってドミは初めてできた友達です。

ノエが血を吸えるのはドミニクだけ

ノエは吸血鬼として少し特殊な性質を持っているため、吸血行為をすることが少ないです。

自分の中に眠っている過去を、読み取られることを嫌がり、誰も血を吸わせてくれないし、吸ったとしても気味悪がられてしまうため、ノエも吸いません。

ノエがドミの血を求めるのは、過去に血を吸ったことがあるからです。

 

血を暴く牙の特性
初めて血をすする相手から強制的に記憶を見せられる

 

ノエの意思で覗き込む深さや密度に変化はありますが、ノエ自身も相手の記憶を覗くのを良く思っていないのです。

ですので、ノエが安心して血を吸える相手はドミニクだけなのです。

ヴァニタスの手記:ノエの過去と生い立ち

ノエはドミニクと出会う前はどこにいたのでしょうか。

ノエは人間に育てられていた

ノエは吸血鬼でありながら、人間に育てられていたという過去があります。

ノエは親の存在を知りません。

小さい頃、雪の日に1人で泣いているところを、人間のおじいさんとおばあさんが助けてくれました。

とても優しいおじいさんとおばあさんで、ノエの親が迎えに来るまで一緒にいてあげるよ、と言って育ててくれたのです。

おじいさんたちはノエを本当の孫のように可愛がってくれました。

ところがおじいさんは病気になってしまい、そのまま死んでしまいます。

おばあさんもある日眠ったまま起きなくなってしまって、ノエはまた一人ぼっちになってしまいました。

その後一人ぼっちになったノエは、人さらいに捕まってしまったのです。

闇市で売られていたノエを救ったのは先生

ノエを人間の子供だと思い、労働力として異界に連れて行ったのは吸血鬼。

人間だと思っていたノエが実は同じ吸血鬼だとわかった人さらいは、ノエがアルシヴィストの生き残りだと知り闇市に競売にかけました。

闇市で売られていたノエを買ったのがドミニクの祖父であり、ノエの先生です。

ノエの先生は、ノエに世界のこと、吸血鬼のことや勉強、戦い方など沢山のことを教えてくれました。

ドミと友達になれるように紹介もしてくれたのです。

ノエは友達を亡くしていた

ノエはドミの他にもう一人友達がいました。

先生の家に住んでいるルイという男の子で、ドミの双子の兄です。

ルイは生まれてすぐに病気が見つかったため、祖父でノエの先生の家に引き取られました。

ルイの病気は呪い持ち。

呪い持ちは処刑人に首をはねられることになっており、ルイはある日自分が呪い持ちであることを知ってしまいました。

ある夜ルイは呪いを発症してしまい、ノエに「処刑人に殺されるぐらいなら君に殺して欲しい」と言います。

ですがノエはルイを殺すことなどできず、ルイに血を吸われてしまいます!

すると先生がやってきて、ノエの目の前でルイの首をはねました。

 

ノエの心に残った傷とは
  • ルイが殺されてしまった悲しみ
  • ルイの首を簡単にはねた先生の恐ろしさ
  • ルイが殺された状況でも「生きていて良かった」と思ってしまう自分のおぞましさ

 

ルイが殺されたあと、ルイが生前何本も作っていた杭を見たノエは、ルイがこの杭でノエに殺してほしかったことを知ります。

ノエは自分がルイを助けてあげられなかったこと、殺してあげられなかったことを悔やみました。

ドミニクは、当時のルイとノエの状況を知っていることもあり、ずっと心配しているのです。

まとめ:「ヴァニタスの手記」ノエとドミニクの関係とは?過去や生い立ちについても

  • ノエは本名をノエ・アルシヴィストと言い、アルシヴィスト(血を暴く牙)の末裔
  • ノエの吸血鬼としての特性は、初めて血を吸う相手の記憶を強制的に読み取れる
  • ノエとドミの関係は幼馴染み
  • ノエが安心してドミノ血を吸えるのは、過去にドミの血を吸ったことがあるから
  • ノエは子どもの頃人間に育てられていた
  • 人間が死んでしまったため、ノエは人さらいに遭い闇市で売られていた
  • アルシヴィストの末裔として売られていたところ、ドミの祖父がノエを買った

 

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