<PR>当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

22年目の告白拓巳(曾根崎)はなぜ殺さなかった?疑問点やおかしい点を考察!

22年目の告白の小野寺拓巳は、22年前に恋人の里香を連続殺人犯によって殺されています。

犯人を見つけるため、顔を変え戸籍を変えて曽根崎雅人という「殺人犯」になりました。

時効から7年過ぎた後、告白本を出版したのは真犯人をおびき出すため。

拓巳は里香の兄である牧村刑事に、犯人を見つけて殺しますと言っていたのですが、結局は殺すのを思いとどまりました。

拓巳はなぜ犯人を殺さなかったのでしょうか。疑問点やおかしい点を考察しました。

22年目の告白:拓巳(曾根崎)はなぜ犯人を殺さなかったのか

拓巳が仙堂を殺さなかったのは、里香殺害に時効が成立しておらず、法で裁けることが分かったからです。里香殺害シーンに手掛かりがあったのでした。

拓巳は犯人を特定した

拓巳は曽根崎雅人になり、連続殺人の告白本を出版することで本当の犯人が飛びついてくるのではないかと思いました。

自分が犯人になりすまして、世間から注目を浴びテレビやマスコミい取り上げられ、収入を得るということを犯人は悔しがるだろうとのこと。

拓巳は派手に出版記念のサイン会を行ったり、マスコミを引き連れ遺族に謝罪に行ったりしています。

すると最初に拓巳に出演オファーを出したのはニュースキャスターの仙堂俊雄でした。

仙堂の番組に出演し、事件について語っていると仙堂は犯人しか知らない情報を話してしまいます。

拓巳は自分が告白本について自慢げに話すと、仙堂がイラついているように見えたことや、最初に自分にオファーをかけたことで、仙堂が怪しいのではないかと思い始めました。

仙堂の別荘に動画が保存してあった

拓巳は協力者である山縣院長に車を借り、向かったのは仙堂の別荘でした。

仙堂には番組とは別に密着取材が入っており、彼らから次のインタビューの場所が書いてある紙を盗み取っていました。

仙堂より先に別荘に潜り込んだ拓巳は、別荘の地下にあるオーディオルームで、殺人動画を見つけます。

拓巳の疑念は確信に変わったのでした。

別荘での取材が始まると、仙堂は異変に気付きオーディオルームに向かいます。

そこで拓巳から連続殺人犯はお前だったのか、と言われついに仙堂は本性を現します。

拓巳はいきなり仙堂を刺し、右肩にある「銃で撃たれた痕」を確認しました。

仙堂を殺さなかった理由は法で裁けるから

仙堂は拓巳を挑発するかのように里香の最後の言葉を伝え、自分の首をロープで巻き始めます。

里香を殺した犯人を殺しますと言っていた拓巳は、仙堂のロープを掴み絞め殺そうとしました。

そこへ牧村刑事が駆けつけ、里香殺害は時効が無効だから法で裁けるから殺すなと言います。

少し時間が経過したあと、拓巳はロープから手を離し、仙堂を殺すのをやめました。

拓巳が仙堂を殺さなかったのは殺人の時効が無効だったからでしょう。

7年前に自殺をしたのも時効が成立したことで、犯人を捕まえることが出来なくなり絶望を感じたからでした。

最初から殺人に時効というのがなければ、拓巳は顔や戸籍を変えるようなことをしなくても良かったのですから。

里香の殺害日時は殺人罪の時効廃止適用となった日。仙堂が投稿した動画が証拠となっています。

22年目の告白:疑問点やおかしい点を考察!

拓巳が仙堂を殺そうとしていたとき、牧村刑事はなぜ拳銃を向けていたのか疑問です。

牧村刑事が拳銃を向けているのがおかしい

拓巳が仙堂の首を絞めているところに牧村刑事が乱入してきました。

そのまま拓巳を取り押さえてしまうことも出来るはずなのに、牧村刑事は拳銃を向けたまま「拓巳!」と叫んでいるだけ。

仙堂は抵抗できる状態ではないし、距離的にもそこまで遠くないので走って拓巳を制圧してしまうことも出来たのではないでしょうか。

法で裁けると言っている以上、拳銃は仙堂に向けられているものではなく、拓巳に向けていると思うと不自然で疑問に残るシーンでした。

拓巳はなぜ里香の指輪を見つけられたのか

里香は屋上で仙堂に殺されました。

仙堂は里香を殺したあと婚約指輪を抜き取り、屋上に置いています。

どうして拓巳は里香の指輪を見つける事ができたのか、偶然にしてはおかしいのでは?という声もあります。

里香は震災被害によって鬱状態になっており、自分だけが幸せになるなんて・・と言っていました。

アパートが爆破され、里香が行方不明になり拓巳は近所を探し回ったのだと思われます。

そして近所にはあのビルぐらいしか高い建物がなさそうなので、自殺も考え屋上まで探しに行き、偶然見つけたのではないでしょうか。

拓巳はなぜ逮捕されないのか疑問

拓巳は事件解決のあと海外へ行ったようなシーンがありました。

普通に考えてみると、拓巳も警察に捕まってもおかしくない要素がいくつかありますよね。

  • 犯人を騙って告白本を出版したこと
  • 仙堂の別荘に勝手に入り込んだこと
  • ナイフを持ち歩いていたこと
  • 仙堂を刺したこと
  • 仙堂の首のロープに手をかけ殺そうとした

これらは詐欺罪や不法侵入、銃刀法違反と傷害罪、殺人未遂などに当てはまるような気がします。

真犯人を捕まえる手助けをしたことで罪が不問になり、海外に行けたということになるのでしょうか。

韓国映画のリメイクということで、その辺はあいまいに終わらせているのか、疑問が残ったままで終わってしまいました。

アパートのロープが疑問

牧村刑事を狙った犯行で、犯人はアパートに牧村刑事をおびき出しました。

部屋が爆破される前、先に部屋に入った滝刑事が鴨居から落ちて来たロープが首にかかり吊られてしまうというものですが、あんなに上手く首に入るとは思えません。

現実的に考えると、顔の前にロープが落ちてくるぐらいで、首に引っかかって持ち上がるというのは不自然ではないでしょうか。

普通に引き戸を開けたら爆発にしておけば良かったのでしょうが、犯人は絞殺にこだわりがあるから仕方がないのでしょう。

まとめ:22年目の告白拓巳(曾根崎)はなぜ殺さなかった?疑問点やおかしい点を考察!

  • 拓巳(曾根崎)が仙堂を殺さなかったのは、里香の殺人に時効が成立せず法で裁けることがわかったから。
  • 拓巳が仙堂を殺そうとしていたとき、牧村刑事はなぜ銃を向けていただけなシーンがおかしい
  • 里香が行方不明になり、ビルの屋上で拓巳が指輪を見つけられたのが疑問

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です