天国へのカウントダウンの犯人は、計画的に犯行を実行していきます。
途中で黒の組織も別の犯行で加わってしまっているため、連続殺人事件と断定されました。
犯人にとっては組織のおかげでアリバイが出来、しめしめといった状態です。
ですが、最終的にはコナンに事件の真相を解明され、捕まってしまいます。
天国へのカウントダウンの真犯人は一体誰なのでしょうか。また犯行のトリックについてもネタバレ解説していきます。
天国へのカウントダウン:犯人の動機は?
自宅から富士山が見えなくなった理由で人を殺し高層ビルを爆破した犯人なら天国へのカウントダウンで出ています pic.twitter.com/qhV9jG68uZ
— e折 (@iori_megane) April 26, 2017
天国へのカウントダウンの連続殺人事件の犯人は日本画家の如月峰水です。
犯人は日本画家の如月峰水
ツインタワービル連続殺人事件の犯人は日本画家の如月峰水。
如月峰水は、ツインタワービルのオーナー常盤美緒の師匠でもあります。
如月峰水といえば富士山の絵が有名な巨匠です。
常盤美緒は如月峰水の絵を、買い占めて高く売りさばいたため、立腹中でした。
動機は富士山が見えなくなったから
コナン「あんたは咄嗟にこの事件を連続殺人事件に偽装し、自らのアリバイに利用しようと考えたんだ。連続殺人の場合、1件でもアリバイがあれば犯人ではなくなるからな」
— 天国へのカウントダウンbot (@CntdownToHeaven) April 6, 2021
犯人である如月峰水は、なぜ連続殺人事件を犯したのか。
美緒に絵を売りさばかれたからではありません。
如月峰水は富士山を描くために、富士山が一望できる丘を購入し家を建て、生涯富士山を描くつもりでいました。
ですが常盤美緒がツインタワービルを建設してしまいます。しかも市の規定を変えてまで。
ツインタワービルは、如月峰水の家と富士山の間に建設されてしまったため、まるで富士山に亀裂が入ったかのように見えるようになってしまいました。
如月峰水の犯行の動機は、常盤美緒が建設したツインタワービルのせいで、富士山が綺麗に見えなくなったことによる恨みからです。
天国へのカウントダウン:犯行のトリックをネタバレ解説!
天国へのカウントダウン。
毎度の事ながら、犯人は、まあ動機があるのは分かるんだけど、こんな派手な事件起こすの凄い。
ジンとウォッカは、2人でいろいろやろうとしすぎだと思う。もっと人を回してもらえよ、って。
最後の歩美ちゃんのメンヘラぽい発言に全部持ってかれる良作。 pic.twitter.com/zrlIfT6qUt
— 水色 (@thomashande) June 20, 2017
天国へのカウントダウンで如月峰水の犠牲になったのは、3人ではなくて実は2人です。
1人目の犠牲は大木 岩松
大木岩松はオープニングセレモニーの前に特別招待されている1人です。
多摩市の市議会議員で、コナンたちと合流した時には酔っぱらっている状態です。
大木は、ビルのオーナー常盤美緒にわがままを言って、ツインタワーのスイートに泊まることになりました。
大木は市の条例を変えてまで、ツインタワービルの建設に協力していました。
大木の働きかけがなければ、ツインタワービルの完成はなかったのです。
犯人の如月峰水はスイートルームに泊まっている大木をナイフで刺して刺殺。
如月峰水は、自分が描いた絵をあげる、とか言って大木の部屋を訪ね刺殺しました。
そして大木の手に日本画を描く時に使う乳鉢を、真っ二つに割って大木の手に握らせていたのです。
2人目の犠牲者はプログラマーの原佳明
コナン「あんたは咄嗟にこの事件を連続殺人事件に偽装し、自らのアリバイに利用しようと考えたんだ。連続殺人の場合、1件でもアリバイがあれば犯人ではなくなるからな」
— 天国へのカウントダウンbot (@CntdownToHeaven) April 6, 2021
原佳明を殺したのは如月峰水ではありません。黒の組織のジンとウォッカです。
原は組織のコンピューター内部に入り込み、秘密のデータを盗んだと思われます。
ジンは原を殺害したあと、コンピューターのデータをすべて消去しました。
連続殺人事件の如月峰水が原を訪ねたのは、ジンたちが帰ったあとです。
原は既に息絶えていました。
如月峰水は、組織の連中が殺したのをいいことに、自分のアリバイトリックに利用します。
原の死体の横に真っ二つに割ったお猪口を置くことで、連続殺人事件の犯人の仕業だと思わせるのです。
連続殺人事件の場合、1つでもアリバイがあれば、容疑者から外れます。
ところが現場検証のとき、割れたお猪口に血がついていなかったことから、お猪口は血が乾いたあとに置かれたモノとわかります。
コナンは如月峰水を容疑者から外していませんでした。
3人目の犠牲者は常盤 美緒
3人目の犠牲者の常盤美緒の殺害は、如月峰水の仕上げの犯行です。
如月峰水は、オープニングセレモニーでスピーチするときに使ってほしいと、前もって美緒にパールのネックレスを贈っていました。
如月峰水が贈ったパールのネックレスは、外しやすいように細工がしてあります。
そしてスピーチの直前、如月峰水は美緒のネックレスを外し、付け直してやるフリをしてあらかじめ用意しておいた別のパールネックレスを美緒に付けました。
美緒につけたパールネックレスには、舞台に掛けてある富士山の絵とワイヤーで繋がれており、幕が開くと同時にワイヤーが上がっていく仕組みになっています。
ですので幕が開くと、美緒はパールネックレスに取り付けられたワイヤーで、宙吊り状態になってしまったのです。
美緒の姿は舞台に掛けてある富士山の絵を真っ二つに割るように吊られているので、如月峰水はお猪口を割る必要がありませんでした。
外したパールネックレスの行方は?
如月峰水が美緒を殺害した決定的な証拠は、パールネックレスがどこにあるか?です。
如月峰水は、美緒が最初に着けていたパールネックレスを自分の杖の中に隠しました。
コナンは、如月峰水の杖の音を聞き分けていて、美緒が死ぬ前と死んだあとの杖をつく音の違いに気付きました。
原の死体にあったお猪口に血痕が付いていなかったことも含めて、如月峰水が犯人で間違いないと断定しました。
まとめ:天国へのカウントダウン犯人の動機は?犯行のトリックをネタバレ解説!
観てます。
劇場版5作目の天国へのカウントダウン観てたので犯人わかってる。 pic.twitter.com/qtutnCHsbL— おバカのフカピィー.エグゼ (@ITOHNOBUNARI) May 5, 2017
- 天国へのカウントダウンの犯人の動機は、自宅と富士山の間にツインタワービルが建設されたことへの恨み
- 犯人の如月峰水はツインタワービルの建設に、汚い手を使った3人を殺害しようとした。
- 市議会議員の大木は刺殺することが出来たが、プログラマーの原は黒の組織に殺されてしまっていた
- 如月峰水は原の死を利用しアリバイを作成したが、原の死体の血は乾いており、お猪口に血痕が付着しなかった
- 如月峰水は美緒にあらかじめワイヤーを取り付けたネックレスを付けさせ、舞台の幕が開くと同時に宙吊りにするよう仕向けた
- 如月峰水は、美緒を殺害したときに外したパールネックレスを、杖の中に隠していたことが決定的な証拠になった
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