映画名探偵コナン「漆黒の追跡者」で起こる連続殺人事件では、被害者から発見された「麻雀牌」が事件の謎を解くカギとなります。
麻雀牌には縦線やマーク(アルファベット)のようなものが記されていたり、一部赤く塗られたりしています。
被害者が持っていた麻雀牌は何を意味するのでしょうか。
縦線やアルファベットについてもまとめました。
漆黒の追跡者:麻雀牌の意味は?縦線とアルファベットの意味も
コナンででてくる麻雀牌でいちばん有名なのは7pかなっ😊第13作目の映画、漆黒の追跡者のキーアイテムです!どんな風にでてくるか気になった方はぜひ見てみてください😊💗#名探偵コナン pic.twitter.com/8EddPhb2sV
— 北場 千愛🎀4/6 fairy10-17→Bar ROAD18-24時 (@pebachie0927) April 17, 2022
漆黒の追跡者に出てくる麻雀牌は「イーピン」と「チーピン」でした。犯人がピンズの牌を使ったのには意味がありました。
広域連続殺人事件とは
広域連続殺人事件は東京・神奈川・静岡・長野で6人が何者かに殺害され、それぞれの遺体発見現場からは麻雀牌が発見されました。
手がかりをまとめると
- 麻雀牌を持っている
- 麻雀牌にはそれぞれ赤丸がついている
- 麻雀牌に書かれた縦線
- 麻雀牌に書かれたアルファベット
- 6人目の被害者「七夕・きょう」の言葉
麻雀牌が事件の鍵を握っているのは明らかです。
麻雀牌は復讐を意味する道具
麻雀牌は犯人が殺害相手に対して「復讐」を意味する道具です。
犯人は本上和樹で、彼は一昨年の七夕の日、京都のホテル火災で妹のなな子を亡くしています。
なな子はエレベーターに乗っていたのにも関わらず、逃げ遅れて死亡しています。
6人目の被害者が残した「七夕・きょう」は、ホテル火災が起こった日は七夕で、「きょう」は京都と言いたかったのだと思われます。
犯人につながるヒントを残したかったのでしょう。
今回の連続殺人事件の被害者は7人で、すべてなな子が死亡したホテル火災に関係ある人たちです。
被害者の名前と麻雀牌を見れば、ホテル火災の関係者がターゲットで麻雀牌にマークされた赤丸の意味もわかるようになっています。
麻雀牌とアルファベットの意味
遺体発見順 | 麻雀牌 | 被害者 | 犯行現場 | 星座 | アルファベット |
---|---|---|---|---|---|
1番目 | 陣野 修平 | 碓氷峠見晴台 | 北極星 | A=α | |
2番目 | 加賀志津子 | 小田原厚木道路大磯PA | アリオト | E=ε | |
3番目 | 岡倉正明 | 新井憩いの森 | ドゥーベ | A=α | |
4番目 | 北島 梓 | 横浜市磯子区掘割川沿い | フェクダ | Γ=γ | |
5番目 | 財津耕三 | 伊豆スカイライン 巣雲山駐車場 | アルカイド | H=η | |
6番目 | 竜崎 努 | アネスト岩田 ターンパイク箱根 小田原料金所 | ミザール | Z=ζ | |
7番目 | 新堂すみれ | 綾瀬市光陵公園 | メグレス | △=δ | |
8番目 | ー | 水谷浩介(未遂) | 東都タワー | メラク | B=β |
〇1つの麻雀牌がイーピン(一筒)で、〇が7つある牌がチーピン(七筒)です。
被害者が持っていた麻雀牌にはそれぞれ赤く塗られた丸印がありました。
7つの事件のうち、6人はスタンガンで気絶させられてから、犯行現場へ移動させられ殺されています。
犯人は遺体に麻雀牌を持たせていました。
そしてそれぞれの犯行現場を点でつないでいくと「北極星」と「北斗七星」の位置関係になります。
アルファベットは北極星と北斗七星をギリシャ文字の大文字で表しています。
北極星と北斗七星で水谷に罪を被せる
名探偵コナンロケ地解析
「北極星と北斗七星とアッシーの目」漆黒の追跡者より
旧碓氷峠見晴台、TOYO TIRESターンパイク早川料金所、伊豆スカイライン巣雲山園地、綾瀬市光綾公園、小田原厚木道路大磯PA、横浜市磯子区掘割川沿い、東京タワー、練馬区新井憩いの森、群馬県安中市 pic.twitter.com/0a6uTg8j35— コナロケ (@conan_location) March 20, 2017
犯行現場を点でつなぐと、北極星と北斗七星の形になります。
犯人(本上和樹)には、一昨年京都で亡くなった妹(本上なな子)がおり、なな子は水谷という恋人と家族の反対を押し切って駆け落ちしていました。
本上なな子と水谷は星が好きで、中でも北極星と北斗七星が大好きだったようです。
犯人の本上和樹は、大事な妹を奪った水谷を許すことができず、すべての犯行を水谷がしたように見せかけるため、犯行現場を北極星と北斗七星にしたのです。
麻雀牌の縦線はエレベーターを意味する
麻雀牌が使用されたのには、もう一つの意味がありました。
事件は本上による7人の被害者への復讐です。
先述しましたが、妹のなな子は一昨年京都へ旅行に行った際、ホテル火災に巻き込まれています。
定員7名のエレベーターで逃げようとしたとき、被害者の7人となな子で合計8人になってしまいました。
なな子は自主的にエレベーターを降り、他の7人に譲り自分は逃げ遅れて死亡してしまったのです。
麻雀牌の縦線はホテル火災で死亡する原因になったエレベーターのドアを表しています。
麻雀牌の赤丸は被害者の位置
麻雀牌に塗られた赤丸は、被害者たちが火災当時乗っていたエレベーター内の位置です。
上の表で丸印がついていない場所がなな子が乗っていた位置で、イーピンが最後に乗り込んできた陣野修平です。
一番前にいたなな子が後から来た陣野修平と入れ替わったということになります。
エレベーター正面
8番目のターゲットは水谷だった
北極星と北斗七星の星の数は8つで、北斗七星のメラクにあたる場所は東都タワーです。
犯人の本上和樹が8番目のターゲットにしていたのは、なな子の駆け落ち相手の水谷です。
水谷がすべての殺人の罪を被って自殺することで、本上の復讐が完了することになります。
結局はコナンのおかげで水谷は自殺をとりやめ、本上の計画は中途で終わっています。
まとめ:漆黒の追跡者麻雀牌の意味は?縦線やアルファベットについても
映画「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」を見た。
現場に麻雀牌が落ちている連続殺人が起こった。被害者たちの関係は?犯人は?連続殺人はまだ続くのか? pic.twitter.com/w5xTshGCBY— tomo (@tomokokimura1) June 18, 2017
- 漆黒の追跡者で被害者と一緒に現場に残されていた麻雀牌は復讐を表している
- 犯人の本上和樹には一昨年京都のホテル火災で死亡した妹のなな子がいた
- なな子が乗っていたエレベーターは定員7名で、8人目の陣野がやってきたことでなな子は自主的におり逃げ遅れて死亡した
- 麻雀牌の縦線はエレベーターのドアを表している
- 麻雀牌の赤い〇は、エレベーターに乗っていた位置を表している
- 犯行現場を点で繋げると北極星と北斗七星で、なな子と水谷が好きだった星
- 犯人は水谷に罪を被せるため、犯行現場を北極星と北斗七星の位置にした
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コナン漆黒の追跡者の犯人がクズ?名前と犯行動機を解説!