44歳のときに乳がんになり、手術とその後のホルモン療法で治療が終わり、現在は経過観察として年に一度検査に行っています。
ホルモン療法の時に先生から言われたことは、
私の乳がんは女性ホルモンによる影響が原因のため、ホルモン療法で2年間服薬するとのこと。
女性ホルモンを少なくする薬を飲むために、副作用として更年期のような症状がでるかもしれない。
ノルバデックスを2年間服用してどんな様子だったかを書いていきます。
ノルバデックスを服用すると生理が止まる?
皮下注射か錠剤か
手術が終わって退院後3週間ぐらい経過したときに、今後の治療方針を決めるために病院に行きました。
手術で摘出したがん細胞を分析した結果、私の乳がんは「女性ホルモンが影響している」とのことで、2年間女性ホルモンを少なくする治療をするとの事でした。
女性ホルモンを止めるには、ノルバデックスという薬を飲むか、皮下注射を打って止めるか。
皮下注射の場合は、女性ホルモンを止める効果がノルバデックスよりあるそうですが、私のステージ1の場合はそこまでしなくても大丈夫だと思います。との事。
自分でどうするか選択します。
結果、私はノルバデックス服用を選びました。
皮下注射は1回1万円もするそうです。(月に一度)
薬代
ノルバデックスは高価な薬らしく、薬局にいくとジェネリック医薬品のタモキシフェンを勧められます。
もちろんジェネリックでお願いしました。
3か月分まとめて処方してもらって、6000円ほど。
副作用
ノルバデックスを服用する副作用の説明は、女性ホルモンを抑える薬なので
- 生理が止まるかもしれないこと
- ホットフラッシュやのぼせなど、更年期の症状がでるかもしれないこと
- 子宮に影響がある薬なので要注意なこと
私の場合、2年間ノルバデックス(タモキシフェン)を服用して生理が止待ったのは1回だけ。
ホットフラッシュやのぼせなどの副作用も感じませんでした。
子宮がんの心配があるらしい
経過観察の検査内容
乳がんの手術のあと5年間は要経過観察ということで、最初の2年間は半年に一度のペースで検査があります。
検査内容は
- レントゲン
- マンモグラフィ
- 血液検査
- CT(造影剤入り)
- エコー
先生がずっと気にされていたのは検査結果もそうですが、ノルバデックスを服用することで子宮への影響です。
婦人科への検査を促される
ノルバデックスを服用すると子宮がんになりやすい?らしく、CTの映像を見る時に卵巣や子宮もじっくりチェックされます。
ある検査の時、卵巣が片側腫れていたような感じで、婦人科へ回されました。
なんともなかったんですが、婦人科にも定期的に検診させたかったのではないかと推測しています。
確かに、婦人科の先生も「ノルバデックスを服用してるもんねー。調べようか」ってあっさり言われていました。
今のところ、なんともありませんが、小さな筋腫がゴロゴロあるので、年に一度子宮体ガン検査をしています。
まとめ:乳がんステージ1「ノルバデックス」の副作用について
- 乳がんステージ1の手術後のホルモン治療はノルバデックスを2年間服用しました
- (私の場合)副作用は特になく、生理が1回止まった(とんだ)のみ
- 子宮がんへの心配がある薬のため、定期健診に婦人科検診が追加になりました。
めんどくさいかもしれないけれど、年に一度は検診を受けましょう。
現在術後9年目ですが、検診は継続中です。
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