【乳がんステージ1】の治療にかかった費用と内訳。検査から手術までと入院期間について。

毎年10月はピンクリボン月間です。

ピンクリボンとは、乳がんに対する正しい知識を広め、乳がんのセルフチェックや検診を受けて、早期発見・早期治療の大切さを広げる世界規模のシンボルマークです。

今では女性の11人に1人が乳がんになると言われています。

 

実は、私もその1人です。

 

おかげさまで、早期発見・早期治療により何事もなかったかのように元気に過ごしています。

 

セルフチェックで発見できるガンなので、こまめにチェックするのも大事ですよ。

ガン細胞って意外と硬くて、あずきのようなしこりなんで、位置によっては触って気づくと思います。

 

乳がんと診断されるまでの経緯

実は「乳がん」と診断される約2~3年前、「しこりのようなもの」を自分で発見していました。

 

触ると「ん?」ってしこり。

 

もちろんすぐに婦人科に行きました。

 

診断の結果は「水泡のようなもの」。

 

エコーで見せてもらったんですが、胸の中には洗濯洗剤のCMでよくみる「汚れが浮き出る様子の水泡のようなもの」って見たことありません?

 

上手く言えないけど、あんなようなのがゴロゴロありました。

 

先生曰く、コレ(水泡)が悪性になることはないけれど、とりあえず年に一回は検診に来て。とのこと。

 

なので検診には毎年行ってたんですが、ある年だけ行きそびれてしまいました。

 

その翌年に「悪性」だと診断されてしまいました。。

 

前年にちゃんと行っておけば、もう少し軽かったのかな~、なんて少し後悔です。

*先生は「そこは気にする必要なし」とのこと。

前年に検査してても「腫瘍」が発見できなかったかもしれないから、自分を責める必要はない。と言ってくださいました。

 

乳がんと診断されたの44歳の時

それでは乳がんステージ1の治療にかかった費用と内訳をお話します。

備えあれば憂いなし。

 

今は2人に1人はガンになると言われている時代です。

 

告知から7年、とても元気に過ごしていること、プラス金銭面でどれぐらい必要になるのか参考になればと思っています。

 

きっかけは会社の健康診断です。

 

健康診断の結果が入っている封筒が分厚かった。

 

だけど、検診中のエコーの時点でなんとなく気づきました。

 

例年よりエコーの時間が「長い」ので気づきます。

 

きっと誰でも気づくと思います。それぐらい長い時間をかけてエコー検査をしていました

乳がん検診の結果で悪性

  • 悪性の腫瘍 ステージ1 腫瘍の大きさは1.3ミリ

乳腺からガンが少しはみ出している状態です。はみ出しているので転移の可能性もあります。

  • 除去するしこりは合計3つ 悪性1つと良性が2つ。
  • 右側に悪性と良性、左側に良性が1つ。

 

右側の乳房の脇に近い部分が悪性で乳頭のあたりに良性です。

 

小さなしこりと言えど、乳頭のしこりが悪性なら全摘でした。良かったです。

 

この部分のしこりは手術まで悪性か良性か検査でも確定できず、手術中に判定することになっていました。

 

*乳がんのガン細胞というのは、検査で引っかかるのには5ミリの大きさになってからだそうです。

5ミリになるのに5年ぐらいかけて成長し、その後、加速して大きくなるそうです。

健康診断から手術まで

健康診断から手術までは検査ばかりなので非常に忙しいです。

 

私の場合、

  • 娘たちはまだ学生だった
  • 仕事をしていた
  • 実家が遠い

 

などの理由からショックを受けている場合ではなく、とにかくサッサと検査を済ませ、仕事に差し支えのない時期に手術を済ませ。。

なんてことを考えていたのでかなり忙しかったです。

健康診断から手術までの期間は約2か月

健康診断を受けたのは12月初め

結果が郵送されたのが12月20日ごろ。

 

封筒の中に「要精密検査」と書かれた封筒が入っているのでいつもより分厚いので、受け取った時点ですぐに「ダメだった・・」とわかります。

 

すぐに検査してくれる病院に精密検査の予約が取れたのが12月27日。

 

病院の診察日の最終週です。

 

結果が出たのが年が明けた1月最初の週。7日ぐらい。

 

「悪性」の告知と、

 

うちの病院では「乳腺外科」の専門がないから専門医がいるところを紹介します。

とのこと。

 

紹介状を書いてもらい予約して頂いた病院で検査をしまくって、手術日が2月12日に確定しました。

 

精密検査の通知をもらってから、手術まで約2か月でした。

乳がんと確定してから検査した種類

  • 細胞診・・・約1万円
  • 血液検査
  • 肺レントゲン
  • エコー
  • マンモグラフィー
  • 造影CT・・・6000円ぐらい
  • 造影MRI・・12000円ぐらい
  • 骨シンチ・・20000円ぐらい
  • PET検査・・30000円ぐらい

 

主な検査はこれぐらいだったでしょうか。 なんと検査だけで8万円以上もかかっています。

これだけの検査結果でステージ1と確定しました。

 

*手術前に術前検査というのがありますが、今回は端折っています。

*血液検査からマンモグラフィーまでの金額は覚えていないですが、一般的に行う検査と同じなので、そんなに高額ではありません。

合計しても1万円ぐらいじゃないでしょうか。

 

以前、生命保険の見直しの記事で書きましたが、私は20年間のうちの入院3回、手術を2回受けています。

なので、お医者さんから病名の告知を受ける時に「お金の心配」が頭をよぎりました。

 

ガンって一体いくらかかるんだろう・・・

 

私にとって、闘病って気力と体力とお金です。

 

お金の心配が大きければ気力もなくなってしまいます。

 

普段節約しているのに、自分のために大きな金額が動くって家族に申し訳ないです。

 

病気をするたびに出費がかさんで、元に戻ったなぁ、と思ったら次の入院って感じなので、さすがに落ち込みますね。

 

いずれにせよ、高額医療費の申請をしているけれど、それでも8万円です。
仕事復帰は出来るのか?とか、心配ばかりでした。

 

結果的には、検査が8万、手術・入院で8万、退院2か月後ぐらいから始まる放射線治療25回でおよそ11万円ぐらい。

手術と入院期間は7日間でした

手術にかかった時間は4時間ぐらい。

 

ちなみに当たり前ですが、手術した後の麻酔明けは痛いです。

 

*手術の時の麻酔も血管が痛いタイプのものでした。

 

痛みと熱が引くころに退院です。

 

正確にはドレーンという体から出てくる液体がキレイになる頃です。

 

乳がんの入院期間は一般的に1週間。

 

手術で取り出した「がん細胞の性質」で今後の治療法が決まっていきます。

 

私のガンは乳腺から少しはみ出している状態だったので、ステージ1と言えども転移の可能性はあるそうです。

 

乳腺からはみ出していない状態で見つかっていれば、転移の可能性は0だそうです。

 

早期発見・早期治療が何よりいいですよね。

 

退院してから数週間後に病院に行って、女性ホルモンに影響を受けるタイプのガンであると言われ、治療法としては、放射線治療と服薬です。

 

私のガンの性質は「女性ホルモン」に影響を受けるタイプのようで、薬で女性ホルモンを抑える治療になります。

手術・治療にかかった費用とその内訳

 

手術と入院費用は限度額申請をしているので、高額になっても同じ月であれば8万円ぐらいです。

 

入院前の説明の時に病院側から「限度額適用認定証」を用意してください。と、言われると思います。

 

会社員の場合は保険組合に、健康保険の場合は市町村に言えばもらえると思います。

 

認定証を提出しておけば、どんなに高額でも「その人の限度額」で金額が収まります。

  • 手術・入院代=約8万円 別途食費代があります。
  • 放射線治療で8万円+2万円=約10万円(詳細は下記にて)
  • 放射線治療に必要な枕=3万円(詳細は下記にて)
  • 薬の服用2年間=約48000円

 

*薬はジェネリックで、1か月分2000円ぐらいでした。

手術後の治療と服用期間

 

乳がんの場合、手術したら終わりではなく、切除した部分のまわりに残っているかもしれないがん細胞を放射線で焼くという治療があります。

 

*個人によって治療が違います

 

私の場合は放射線治療と薬で女性ホルモンを抑える治療に決まりました。

放射線治療は25回

放射線治療は私の場合、平日に毎日25日間通います。

 

なんと放射線を1回照射するのに5000円もするんです。

 

毎日会計窓口で5000円払うんです。

 

放射線科に行って説明を聞いた時は、お金の面ではトドメのようでした。

 

毎日5千円使うなんて人生初ですから。金銭感覚がマヒしてきますよね。

 

それと!

 

放射線治療は、毎回放射線を当てる部位にズレがないように私の体を固定する必要があります。

なので、専用の固定する枕を作るんです。そこに頭を乗せたら「はいっ照射!」みたいな感じです。

 

その枕を作るのに3万円。 もう地獄・・・

 

限度額申請をしているので、8万円ぐらいに到達すると自動的に100円単位の支払いになりますが、月が替わるとまた5000円の支払いに戻ります。

服薬期間は2年間(ノルバデックス)

女性ホルモンを抑える薬の副作用としては、更年期のような状態(ホットフラッシュや生理が止まるなど)が出る場合があるそうです。

 

私は生理の乱れが1回あったかな、というぐらいで、特に問題なく2年間が過ぎました。

 

ただ、女性ホルモンを抑える薬(ノルバデックス)の副作用?の1つに「子宮がん」を起こす可能性もあるようで、婦人科の検診も増えました。

 

ノルバデックスはお医者さんの懸念材料のように感じました。影響が出る時はでるんだろうな。って感じです。

 

今のところ7年が過ぎましたが異常なしで元気です。

 

最初の5年間は半年に一度の検診で、血液(主に腫瘍マーカー値)と肺のレントゲン、造影CT(頭から骨盤まで)、それとマンモグラフィー&エコー検査をします。

 

6年目からは年に一度、肺とマンモグラフィー&エコー、血液検査です。

 

CT検査がなくなるぐらいですね。 婦人科も継続中です。

 

性質の悪い「ガン」だと、10年ぐらいで再発ということもあり、乳がんは長期戦になっています。

まとめ

 

検査・手術&入院・放射線治療にかかった費用合計・・・およそ30万(服薬代は入れてません)

生命保険の給付金・・・入院が3万5千円・手術5万円、放射線治療に5万円 合計約13万円です。

赤字ですよね~。

ちなみに私の場合の乳がんステージ1の5年生存率は95%です。

健康診断で早期発見できてよかった。

だけど、もっと保障の手厚い保険に加入していれば自己負担が少なくて済んだかも。。

と悔やみました。結果論ですが。

お金の問題ではないのはわかっていますが、現実問題として長期戦になると大変な事です。

健康診断を受けたことがない、婦人科検診を受けたことがない方って結構おられるようですが、検査を受けて何もなければOK。

このブログに出会ったのも何かの縁として婦人科検診に行かれてはどうでしょうか。

そして、万が一の為に自分が加入している保険の内容を知っておくと金銭面でも安心ですよ。

*診断された後では保険の加入や見直しが出来ない場合がありますので(既往歴がある扱いになるかも)心配な方は早めにチェックしておいた方がいいと思います。

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