耳をすませばの実写版は原作の10年後のオリジナルストーリーを織り交ぜながら描かれた作品です。
ジブリ作品の耳をすませばで知った方も多いと思いのではないでしょうか。
アニメシーンで思い出される挿入歌は「カントリーロード」でしたが、実写版ではカントリーロードを聞くことが出来ません。
なんと「翼をください」に変わっているのです。
なぜカントリーロードではなく翼をくださいになったのか調べてみました。
耳をすませば実写版はカントリーロードじゃない!
ずっと観たくてやっと観たんだけど
何で「カントリーロード」じゃなくて
「翼をください」なんだい???耳をすませばはカントリーロードでしょ???
地元がチョロっと映ってたけども pic.twitter.com/KDsM33dAcP
— ⋆꙳ (@M___tcd) April 22, 2024
カントリーロードと翼をくださいではイメージが変わりますね。
カントリーロードはアニメで重要な役割
ジブリアニメで使われたカントリーロードは雫が歌詞を変えたり、おじいさんたちと一緒に歌ったり、聖司との最初の出会いにも関係するなど重要な役割でした。
学校のベンチに歌詞を書いたノートを置き忘れ、取りに戻ったら聖司が読んでいた、というシーンです。
聖司が雫の力作をからかって「ヤな奴」を連呼するシーンでした。
カントリーロードがきっかけでセッションしたり聖司と夢を語り合うなど、中学生ならではの爽やかさや恋の甘酸っぱさが表現されていたと感じています。
実写版は翼をください
耳をすませばの実写版ではカントリーロードが翼をくださいに変わっていました。
主題歌を歌っているのは俳優の杏さんです。
実写版は過去と10年後を織り交ぜながら描かれていますが、カントリーロードはなかったかのように翼をくださいになってましたね。
残念ながらカントリーロードは一切出てきません。
実写版を見た人の声
「耳をすませば」の実写版視聴。
設定に多少の違いはあるけどそこそこアニメの世界観も出ていたしラストはちょっとジーンときて涙が出た。
主題歌は別に「翼をください」でもいいんだけど、やはりどこかで「カントリーロード」は流して欲しかったですね。#耳をすませば#アニメ実写版#映画レビュー pic.twitter.com/dzsu0MZP0M— 松風kid/マモル (@matukazekid) April 21, 2024
耳をすませば すごく好きなんだなーって思う
でも翼をくださいじゃなくカントリーロードであって欲しいんだ— 元女将 (@aizuakabey) April 16, 2024
映画の耳をすませば観てるけど
アニメってカントリーロードじゃなかったっけ
なんで翼くださいになっとるんや何かの権利か…?
— tacoヨメ (@tacokano69) April 16, 2024
映画
予備知識もなく
実写版の「耳をすませば」を視た“カントリー・ロード”が
流れるのかと思ったら“翼をください”…
そして内容は
知っているモノと全く違うものそこまで変えなければならない
ストーリーでもないと思うが…中学生時代の雫さんの演技も
力入り過ぎ!? で なんかなぁ的な…— ゅぃ (@yui_wakana_00) April 14, 2024
耳をすませばの実写版Netflixに出てたから見てみた。
中学の時に歌った「翼をください」は懐かしすぎるけど、「カントリーロード」じゃないの残念。
— OKAYU (@Kayu09) April 13, 2024
実写版を見た人の多くは「翼をください」に驚かれたようですね。
私もカントリーロードをイメージしながら見ていたので、翼をくださいが聞こえたときには違和感がありました。
多く見られるのは以下のような感想でした。
- なぜ翼をくださいなの?
- 耳をすませば=カントリーロードでしょ
- 雫のコンクリートロードが良いのに
- カントリーロードじゃなくて残念
- 翼をくださいが合ってない
- エヴァンゲリオンを思い出してしまう
- 翼をくださいで見るのをやめてしまった
翼をくださいにガッカリした人が多い一方で「感動した」という声も見られました。
- 杏さんの歌に引き込まれた
- 翼をくださいのシーンで泣けた
翼をくださいは誰もが知る名曲なのですが、圧倒的に耳をすませばには合わないと思うぐらいカントリーロードがしっくり来てるのがわかりますね。
耳をすませば実写版がなぜ翼をくださいになったのか
「耳をすませば」の実写版視聴。
設定に多少の違いはあるけどそこそこアニメの世界観も出ていたしラストはちょっとジーンときて涙が出た。
主題歌は別に「翼をください」でもいいんだけど、やはりどこかで「カントリーロード」は流して欲しかったですね。#耳をすませば#アニメ実写版#映画レビュー pic.twitter.com/dzsu0MZP0M— 松風kid/マモル (@matukazekid) April 21, 2024
耳をすませばの実写版がなぜカントリーロードではなく翼をくださいになったのかは理由があるようです。
ジブリ作品とはストーリーが違うから
実写版耳をすませばの西プロデューサーによるコメントには、主題歌はカントリーロードにすべきではないかという考えもあったとのこと。
でも、カントリーロードはジブリのオリジナルストーリーがあってこその楽曲。
ストーリーが違う以上カントリーロードにはできないという判断が下されたのでした。
歌詞がピッタリだから
カントリーロードに代わる曲で、雫と聖司が好きになれたのかというのを平川監督と話し合い、合唱コンクールで歌う曲で、歌詞がぴったりな翼をくださいに決まったようです。
主題歌を歌っているのは杏さんで、武部聡志さんのアレンジによって1980年代の雰囲気が出せていて実写版にしっくりくるように仕上がっています。
まとめ:耳をすませば実写はカントリーロードじゃない!なぜ翼をくださいなのかについても
『耳をすませば』
主題歌はカントリーロードではなくて翼をくださいだったけど、この作品にマッチしていたし翼をくださいを聴いただけで涙腺が緩む自分としては感情移入しやすかったですね。
人生の物語を書くのも終わらせるのも誰でもない。自分自身なのである。
武虎、お勧めムービー️ pic.twitter.com/vz057aYOsB— 武虎4世 (@oSt1jHzkOc0X1ti) June 18, 2023
- 実写版耳をすませばの主題歌(挿入歌)はカントリーロードじゃなくて翼をください
- カントリーロードは雫が聖司と仲良くなるシーンでの重要な曲
- 耳をすませばのイメージに合わないと感じる人が多い
- 主題歌にカントリーロードを使わなかったのはストーリーが違うから
- 翼をくださいになったのは合唱コンクールで歌われる曲で歌詞がピッタリだったから