『名探偵コナン 14番目の標的（ターゲット）』は、1998年に公開された劇場版シリーズの第2作目です。
映画のストーリーは「復讐」と「トランプのカードになぞらえた連続事件」。
劇場版ならではのスリルとアクション、そして意外な真相が話題となった作品です。
今回は14番目標的の犯人とその動機や目的、犯人の最後についてまとめました。
コナン14番目の標的（ターゲット）の犯人は？
初期では1番好きで、全体でも間違いなく屈指の傑作14番目の標的の見どころはレジェンド声優中尾隆聖さんが演じたソムリエの沢木さん https://t.co/0bAh9kGAFF pic.twitter.com/VS9FQuEW9I
— tk7123 (@tk71235) March 7, 2025
結論から申し上げますと、14番目の標的の犯人はソムリエの沢木公平です。
『14番目の標的』のあらすじ
「次に狙われるのは誰だ？」というキャッチコピーの通り、事件は次々に起こります。
ターゲットにされてるのは毛利小五郎の関係者ばかりで、毛利小五郎に恨みを持つ人物が犯人だろうと考えられました。
被害が起こった現場には紙製の短剣や花、トランプが残されており、小五郎の知人で名前に数字が入った人物がターゲットになっていると断定。
大きい数字の人から順番に被害に遭っていきます。
実は事件が起こる少し前、小五郎が刑事時代に逮捕した村上丈(元トランプ賭博のディーラー)が仮釈放されていることから、犯人は村上丈だろうと思われ捜査は進められていきますが後半で真犯人は他にいることが判明します！
標的(ターゲット)
犯人沢木公平のターゲットは以下の通り。名前に数字が入っている毛利小五郎とその関係者(知人)になります。
| 数字(順番) | 名前(ターゲット) | 被害内容 |
| 13 | 目黒十三 | ボーガンで撃たれる |
| 12 | 妃絵里（クイーン) | 毒入りチョコ |
| 11 | 阿笠博士 | ボーガンで撃たれる |
| 10（本命） | 辻弘樹（プロゴルファー） | 虹彩炎用の散瞳剤(目薬） |
| 9（本命） | 旭勝義（実業家） | 水槽で死亡が確認 |
| 8 | 沢木公平(ソムリエ） | ワインセラーでボーガン |
| 7（本命） | 小山内奈々（モデル） | 刺殺 |
| 6 | 宍戸永明（カメラマン） | |
| 5 | 毛利小五郎 | |
| 4 | ピーター・フォード（ニュースキャスター） | |
| 3 | 白鳥任三郎 | |
| 2（本命） | 仁科稔（料理エッセイスト） | 溺死予定だったがコナンの機転で助かる |
| 1 | 工藤新一 |
実際に亡くなった人は旭勝義と小山内奈々です。
犯人は沢木公平！
#深夜だから何言っても許される
— ちょこころね (@CfKxu) June 20, 2024
名探偵コナンの映画の14番目の標的に出てくる犯人の沢木公平がなんか好き pic.twitter.com/3xzIcVGABa
事件の真犯人はソムリエの沢木公平（さわき こうへい）でした。
村上丈は毛利小五郎を恨んでいるわけではなく、毛利小五郎に謝罪に行ったところ沢木に偶然会ってしまったんですね。
村上丈を誘い、会話をする中でトランプを使った犯行を思いついています。
海中レストランでは沢木自身もボーガンで狙われていましたが、犯人ではないと思わせるための自作自演。
沢木が本当に狙っていたのは12人中4人。
その他の8人は犯人を村上丈にするため、関係ない人をカムフラージュとして巻き込んだことになります。
なぜ犯人が沢木だとわかったのか
コナンは小山内奈々の死体から犯人が右利きであると確信しました。
村上丈は左利きですので、村上丈は犯人ではありません。
小山内奈々が刺殺した真犯人はレストラン内にいる4人に絞りました。
そしてコナンが床に置いた缶ジュースが蹴られていたため、犯人のズボンにはジュースが飛び散った形跡があると推察。
沢木のズボンの裾にはジュースが飛び散ったシミがありました。
犯人であるという証拠は奈々がイタズラ書きしたワインコルクと1のトランプ、味覚障害です。
沢木公平の動機と目的
沢木の犯行の動機と目的は本命4人に対して恨みがありました。
犯行の目的は殺すこと。
そして動機は下記の4人が味覚障害の原因を作ったためです。
- 辻弘樹（プロゴルファー）：ソムリエとしてのプラウドを傷つけられた
- 旭勝義（実業家）：ワインを買い占めながらもずさんに扱う態度
- 小山内奈々（モデル）：味覚障害につながる事故を引き起こしていた
- 仁科稔（料理エッセイスト）：味覚音痴のくせに適当なグルメ記事でワインに対する間違った知識を書いている
沢木の味覚障害は事故と、ストレスだと診断されており、沢木はソムリエを辞める決意とともに彼らを殺害する計画を立てました。
村上丈はどうなった？
村上丈は沢木によって殺されていました。
毛利探偵事務所で出会った村上丈にお酒を進めて情報を聞き出し、邪魔になったため殺害しています。
当時のことを毛利小五郎に謝りにきた村上丈を利用し、酔い潰してから犯行に及んだのでした。
沢木の最後
沢木は1のトランプを持っていたこと、奈々が殺される最中にポケットに入れたワインコルクを持っていたことが証拠となり、すべてを白状しました。
悪びれる様子も焦った様子もなかったのは逃亡用のヘリを呼んでいたから。
海中レストランを爆破し、自分だけ空から逃げる計画だったのです。
蘭を人質に取り、コナンに拳銃を持って来るように言いますが、実はコナン（新一）は拳銃を扱えます。
沢木に拳銃を渡すフリをして、蘭に向けて発砲。
足を撃たれた蘭は人質としての価値はなくなり、隙を見た小五郎は沢木を背負い投げ。
目黒警部によって現行犯逮捕されています。
まとめ：コナン14番目の標的（ターゲット）の犯人は？動機と最後についても
名探偵コナンの劇場版2作目「14番目の標的」の犯人、動機や犯人の最後についてまとめました。
- 犯人はソムリエの沢木公平
- 動機は事故やストレスによって味覚障害になったから
- 目的は味覚障害の原因を作った4人を殺害すること
- 沢木公平の最後は小五郎に背負い投げ、目暮警部によって現行犯逮捕
久しぶりに見ましたが、推理あり、アクションありで面白かったですね。
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