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聲の形・嫌いなキャラランキング!クズ度から誰が一番悪いのか考察!

映画「聲の形」はイジメを受けた側、イジメた側の心の成長や友情が描かれています。

ですのでイジメられた主人公西宮硝子の周りの人はクズばかりで嫌われキャラが多い。

どのキャラも嫌われる人の特徴がよく捉えてありますね。

個人的な感覚で、一体誰が一番悪いのか嫌いなキャラランキングとしてまとめました。

聲の形:嫌いなキャラランキング!

聲の形に登場する嫌いなキャラを順番に並べてみました。クズが多い登場人物の中でも一番嫌いなのは担任の竹内ですかね。

担任竹内

ヒロインの西宮硝子が転校したクラスの担任の竹内は、小学生を相手に授業をしているのに無愛想。

ハンデがある硝子のサポートは生徒に丸投げ。

そして国語の授業での音読の際は硝子の発音に「笑ってる?」と思えるような仕草があるうえ、将也がからかっているのが明らかわかるのに問題ともせず授業を進めます。

職員室に呼び出すシーンもありましたが、将也には響かなかったようでした。

そのくせ親から補聴器についてのクレームが来ると「石田、お前だろ」と怒鳴ってみたり。

注意するのが遅い。まるでイジメを黙認しているかのようでした。

石田将也

西宮硝子をイジメた張本人。

硝子に対するイジメは発音をからかうだけでなく、補聴器を遠くに放り投げたり筆談ノートを池に落としたり、ホースで水を頭からかけたり、補聴器を無理やり引っ張って耳から出血したこともありました。

後ろから大声を出して驚かせるなんてこともありましたよね。

やりすぎだ、という声にも耳を貸さず、自分がイジメられるようになって相手の気持ちがわかるという残念な性格の持ち主でした。

植野直花

植野直花はハッキリと嫌味を言うタイプ。

反論できない硝子に言いたい放題なうえ、積極的に硝子と友達になろうとしていた佐原さんに「ポイント稼ぎ」などと言い、不登校に追いつめました。

 挙句の果てには石田に怪我をさせた硝子に殴る蹴る、髪の毛を掴むなどというドン引きするほどの暴力を振るっています。

子供とはいえ見ていて気持ちの良い者ではありません。

川井みき

川井みきは一見優等生ですが、「川井を許すな」という声があるぐらい嫌われキャラです。

時折優しいのですが、それは自分を良く見せようとする演技。

音楽の時間ではみんなの歌いだしに合わせるしかない硝子のミスを誘うように口パクし、間違えて歌いだした硝子に恥をかかせます。

石田に悪口を言っていたと指摘されると泣きだして石田だけを悪者にしてしまいました。

陰でいじめを誘導するタイプで、常に自分は安全な場所にいるというとても嫌な性格をしています。

島田・広瀬

石田の友人の2人は、石田とは違って積極的にはイジメに参加していません。

「お前やりすぎ」と言うだけで「やめろ」とは言わないのです。

硝子がイジメられてても助けもせずに笑ってるだけでしたが、それでも腹立たしいもんですね。

結局石田をイジメる首謀者になりましたが、嫌いになったのなら離れればいいだけ。

島田と広瀬もイジメ体質だったということですね。

西宮硝子の母

硝子の母親はとにかく陰気臭い。

母子家庭で硝子の障害で元夫と揉めた過去がありとげとげしい雰囲気の女性です。

高校生になって硝子が石田と再会したときには問答無用で平手打ちするなど攻撃的なところもあります。

このような雰囲気の母親では硝子も内気になり自分の障害のせいでと思ってしまっても仕方ありませんよね。

石田が許せない気持ちは理解できますが、西宮の母親の場合硝子の気持ちよりも自分の気持ちが優先されてる感じが伝わります。

聲の形:クズ度から誰が一番悪いのか考察!

西宮硝子のイジメに関して、誰が一番悪いのか考えてみたところ、やっぱりイジメた人間が一番悪いと思います。

一番悪いのは石田将也

一番悪いのは西宮硝子をイジメた石田が将也だと思います。

小学校6年生といえば、ある程度の良し悪しはわかると思います。

エスカレートしていったのだと思いますが、それでも友達から「やりすぎ」という声が上がった時点で気づくべき。

イジメに協力していた植野と川井

植野と川井も石田と同罪です。

石田が硝子をイジメるのを見て笑ったり、暴言を吐いたり補聴器を勝手に石田に渡したりしていました。

西宮硝子に対するイジメを誘導していたと言っても過言ではない2人もかなり悪いと思います。

隣で見て止めなかった島田・広瀬

石田と一緒につるんでいた2人。

イジメがクラスの問題となってから、ターゲットは石田になりました。

机に落書きしたり、石田が硝子にしていた嫌がらせを石田にしています。

中学時代でも石田は孤立するように仕向けてたなど、長期にわたって石田をイジメていました。

ただ、石田が硝子をイジメなければ、同じ結果にはならなかったような気がしますね。

影響力のない担任

石田・植野・川井・広瀬・島田たちが硝子に対しておかしな行動をしているのはわかっていたと思います。

気づかないフリで厄介ごとには首を突っ込みません的なスタンスの人が担任だったのも不幸の一因です。

担任や学校側がもっと積極的ならば、違った結果になっていたかもしれません。

硝子の母親は悪いのか

聲の形で誰が一番悪いのか、を調べてみると、聴覚障害を持つ硝子を意地で普通科の学校に通わせたから悪い、というのが多々見られます。

聴覚障害を持つ子供が普通科の学校に通わせるのは悪いことではなく、学校側に受け入れ体制があるのかを調べたかどうか、だと思います。

私が通っていた学校の場合、歩くことが出来る重度障害から軽度障害までの受け入れ体制が整っていました。

聴覚障害の場合、2~3人を同じクラスにするという配慮がありましたので、聴覚障害を持つ子が孤立することはなく生徒の理解もあります。

母親が学校の受け入れ体制を調べていなかったのなら、母親にも少し責任はあるのではないでしょうか。

まとめ:聲の形・嫌いなキャラランキング!クズ度から誰が一番悪いのか考察!

聲の形で嫌いなキャラは小学校の担任竹内でした。イジメがあるのを気づきながら大ごとになるまで放っておく姿勢が嫌いです。

イジメをした石田も嫌いだし、暴力・暴言を平気でやる植野もとんでもない。

クズ度から考えて一番悪いのはやはりイジメをした張本人の石田で、次にイジメを煽った植野と川井、放置していた担任というところでしょうか。

なんにせよ、一般的な嫌われキャラを見事に表現した作者の先生は素晴らしいなと思いました。

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