映画【星の子】原作のあらすじと感想【ネタバレあり】結末についても

私をくいとめて:カーター

芦田愛菜ちゃん主演の映画「星の子」が10月9日全国で公開されます。

先日「星の子」の完成報告イベントで「信じる」ことについて聞かれた愛菜ちゃんのコメントが完璧すぎると話題になりました。

すごく素敵な女の子に成長したな~、賢い子だな~、と感心しているところです。

そんな素敵な賢い愛菜ちゃんが演じた「星の子」について原作の内容をネタバレしていきます。

映画「星の子」原作あらすじ

画像:映画.com

今村夏子さん原作の「星の子」は、愛菜ちゃんがイベントで話した通り、「信じる」がテーマで、ある家庭の両親が信仰宗教にのめり込んでいくという内容です。

人によって宗教に対する見方が違うのがよくわかります。

宗教を信じる人を真っ向から否定する人、そのまま受け入れる人、それぞれの視点から描かれています。

病弱だった幼少期のちひろ

未熟児で生まれたちひろは、体が弱く病気ばかりを繰り返し、そのたびに両親は家と病院を往復する日々でした。

半年ぐらいが過ぎた頃、体中に湿疹ができ、専門医に勧められた薬を塗っても治りません。

お母さんはちひろにつきっきりで看病し、この頃のちひろの様子を日記につけていました。

ちひろはしょっちゅう熱を出すし、母乳の飲みは悪いし、白いうんちを出したり、中耳炎などありとあらゆる病気をしました。

お母さんは体の湿疹が一番見ていて辛かったそうです。

 

ちひろの両親が宗教にのめり込むきっかけ

画像:映画.com

そんな時、お父さんは会社でちひろの大変さをポロっと話してしまいます。

その話を聞いた同僚の人は「水が悪いのです」と言いました。

翌日その同僚の人はポリタンクに入った水をお父さんに渡します。

同僚の人は落合さんと言います。

落合さんがくれた水は「金星のめぐみ」と言う水です。

お母さんは、落合さんがくれた水(金星のめぐみ)で、落合さんに教えてもらった通りにちひろの体を毎日朝晩欠かさず拭いています。

最初は、夜泣きの回数が減った、しばらくするとかゆみでむずかることが少なくなりました。

2か月目でちひろの湿疹は治ったそうです。

ちひろの湿疹が治る

ちひろの湿疹が治り、夜泣きもなくなり、すっかり体調がよくなったちひろの姿を見て、両親はすっかり「金星のめぐみ」を信じ切ってしまいます。

「金星のめぐみ」は、湿疹だけでなく、

  • 風邪をひかなくなる
  • 免疫力工場
  • 美肌
  • 高血圧
  • 低血圧
  • 虫刺され
  • 虚弱体質

など、なんにでも効く、料理につかっても味がまろやかになる。というもの。

すっかり信じ切ってしまったお母さんは、最初に水を変え、次には食材まで教団のものに変えていきました。

ちひろ5歳 落合さんちへ家族で行く

ちひろが5歳になったとき、両親と5歳上の姉「まーちゃん」と落合さんちに行きました。

落合さんちは豪邸です。

まーちゃんはこの頃すでに、自分の両親が「おかしくなっている」ことに気づいてるかのようでした。

そして、おかしくなったのは「落合さん」のせいだということが、わかっているかのように出されたお菓子やジュースに口をつけません。

落合さんの家には「ひろゆきくん」という男の子がいます。

ひろゆきくんは2年前から口をきけません。

突然、声が出なくなったそうです。原因はわかりません。

ちひろは落合さんちで、お菓子やジュースを食べ過ぎたため何度もトイレに行きました。

何度目かのトイレのとき、ドアノブを回してもドアが開かなかった時がありました。

両手を使って開けようとしたとき、中から「は、入ってますっ」と、男の子の声がしました。

「トイレに誰かいた」という事をちひろは言いそびれたままでした。

家庭崩壊へ

画像:映画.com

ちひろの両親が、どっぷり金星のめぐみにのめり込んでいくと共に、まーちゃんやお父さんの兄「雄三おじさん」、ちひろの友人たちも騙されているんじゃないか、と嫌悪感を出します。

雄三おじさんは、何度も家を訪ねては、「騙されているから目を覚ましてくれ」と言います。

金星のめぐみ入れ替え事件

そんなある日、まーちゃんと雄三おじさんは、家じゅうの金星のめぐみを公園の水と入れ替えます。

金星のめぐみに効果がないと証明しようとしても、追い返されてしまいます。

それでも、せめて子供たちだけは普通の生活をさせてやりたいと思っていました。

両親は金星のめぐみにのめり込むあまり、会社をやめ、宗教団体「星の子」からの紹介先で働き始めます。

次第に生活は苦しくなり、家も引っ越すたびに小さくなり、着るものも両親は緑色のジャージになりました。

まーちゃん家出

高校生になったまーちゃんは、ある日家出をします。

我慢の限界でした。

両親は、雄三おじさんと協力してお水を入れ替えてたことも、家での前日に知るのでした。

お父さんとお母さんはいつの間にか、子どもより金星のめぐみの方が大事になってしまっているのですね。

雄三おじさんと再会

親戚の法事に1人で出席したちひろは、雄三おじさんと久しぶりに再会しました。

ちひろのことをずっと気にかけていた雄三おじさんから

高校生になったら、おじさんちから学校に通わないかと声をかけてくれます。

雄三おじさんは、ちひろが両親と距離を取った方がいいと何度も説得しに来てくれました。

この頃のちひろは、ひろゆきくんが声を出せなくなった、いや、出さなくなった気持ちがわかるようになっています。

「星の子」ラスト

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年に一度、宗教団体星の子は研修を行っています。全国各支部から集まってきます。

ちひろは両親と出席しました。

その晩、高原に散歩に出かけたちひろと両親は、一緒に流れ星を見ようと空を見上げます。

同じ空をみているはずなのに、両親の見ている星をちひろは見つけられず、ちひろの見ている星を両親は見つけられません。

両親と同じ星を見つけられたのか、高校生になったら家を出て雄三おじさんの家に行くのか。

ちひろの答えは・・・

「星の子」感想

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宗教に対して、いろんな方面からの見方・見解があるんだなぁ、と思いました。

結末でも、ちひろの明確な答えは出ていません。

個人的には「雄三おじさんちに行け」と言いたいですが。。

「信じる」がテーマになっている星の子、最後までスッキリできない物語でした。

テレビでよくあった洗脳騒動が頭を何度もよぎりました。

宗教の勧誘活動も頭をよぎりました。

宗教に対する考え方で受け止め方がかなり変わる本だと思います。

まとめ

  • 今村夏子原作の星の子は芦田愛菜ちゃん主演で10月9日に公開される
  • 宗教にのめり込む両親とその家族のストーリー
  • 宗教に対する見解によって結末の感じ方が変わる

 

 

 

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