ゲド戦記のアレンは冒頭で父親である国王を刺してしまいます。
アレンが逃走するときに奪った剣は、残念ながらアレンには抜けないのです。
アレンが剣を抜けないのは何故なのでしょうか。
ゲド戦記のアレンが剣を抜けないのは何故か、その後どうなったのかについてまとめました。
ゲド戦記:アレンが剣を抜けないのは何故?
金曜ロードショーで「ゲド戦記」がノーカットで放送されるって聞いて興奮が止まりません、、
顔だけで言うとアレンがジブリ作品の中で1番かっこいいと思うんですけど、私だけですか?ゲド戦記の言葉ってすごい響くんだよな〜 pic.twitter.com/oyo3khIXJ4
— みみおにぎり (@mimionigiri) March 5, 2021
アレンは心を影にとらわれてしまい、国王である父を刺しました。そして、国王が身につけていた剣を奪って逃走しました。
アレンが奪った剣は「セリアドの剣」
アレンが国王から奪った剣は「セリアドの剣」といって、エンラッド王家の家宝です。
アレンが何故国王の剣を奪って逃げたのかは描かれていませんが、国王を刺したことで逃走する際に武器が必要だと考えたのでしょうか。
アレンが国王を刺すというのは、映画のオリジナルストーリーになっています。
原作では、国王がアレンを大賢人ゲドの元に使者として送り出す際にセリアドの剣を持たせた、ということになっています。
内容は違えど剣を持たせるところは同じにしたのではないかと思います。
アレンの剣は魔法で鍛えられている
アレンは剣を持って城から逃走し、大賢人ハイタカに出会います。
ハイタカはアレンが持っている剣を見て、アレンがエンラッドの血筋の者だと気が付きます。
そして、セリアドの剣は魔法で鍛えられているので、今のアレンでは抜けないだろうと言います。
アレンはハイタカに出会う前に、野犬に襲われているのですが、剣を抜こうとしても抜けませんでした。
そしてハイタカと旅をして最初の街で、クモの手下に襲われたときも剣を抜くことができず、鞘に収まった状態で戦いました。
ゲド戦記:アレンはその後どうなった?
ゲド戦記のゲドって相手の名前知ってら意のままに操れる魔法使えるとかチートやん pic.twitter.com/MBk5RJNZvj
— 平井 貴久 (@takaataka0905) June 18, 2015
ゲド戦記の世界では世界の均衡が崩れているため、エンラッドでも天変地異が起こっていました。
アレンもその影響を受けているのか、ふさぎ込んでいる状態が続いていたようです。
テルーに真の名を呼ばれて迷いが消える
アレンは冒頭から様子がおかしく、自身の光と影の部分が分裂してしまい、光の部分が出て行ってしまっている状態でした。
いつも不安がアレンを襲い、自分でもどうしたらいいのかわからなかったのです。
ハイタカがクモにとらわれたとき、テルーの前にアレンの光の部分が現れます。
アレンの光の部分は、テルーにアレンの真の名前を教えました。
テルーはアレンを真の名である「レバンネン」と呼び、命の大切さを教えます。
すると、アレンに光の部分が入り、迷いも消えるのでした。
ゲド戦記の舞台アースシーでは、真の名前を教えるというのは信頼の証です。
ハイタカを助けるときに剣が抜けた
アレンが持っているセリアドの剣は、命を守るときや、命を救うために発動する剣のようです。
ですので、劇中のラストでクモからハイタカの命を救うためにつぶやいた、「抜けてくれ、命を守るために」というアレンの言葉に反応しました。
するとアレンは剣を抜くことができ、クモに一撃を与えることができたのです。
アレンはストーリーの冒頭では命というものに迷いがあり、生きることにも消極的でした。
命の大切さや生きるという意味をテルーから教わり、迷いが消えたことも剣が抜けた要因の一つだったと思えます。
アレンはその後罪を償うために城に帰る
迷いが吹っ切れ、クモを倒したアレンは父親を刺した罪を償うため城に戻る決意をします。
アレンが城から飛び出したあと追手が来ていないので、アレンが城内でどのような立場になっているかはわかりません。
国王の生死についても明らかにされていないので、どのような罪になるのかはわかっていません。
原作でのアレンはゲドの使者としてのスタートし、ゲドと共に旅に出ています。
ですので、原作ではアレンは城へ帰還後レバンネン王となっています。
ゲド戦記:セリアドの剣のデザインについて
本当にふと・・・ふと思い出したんだけど、私ゲド戦記大好きで、初めて見た時も物凄く感動したんだけど「剣・・ダサ・・」ってずっと一人でモヤモヤしてて、今日初めて「剣ダサくね?」って口に出したんだよね・・・なんか・・・もっと・・・あったろ・・・ pic.twitter.com/ikANCatk0C
— 舞汁❄まいじる (@mai_ntg) July 21, 2019
エンラッドの家宝と言われているセリアドの剣は、重要な役割をしているにもかかわらず、あまり目立ったデザインではないですね。
王室の家宝というと金が散りばめられたようなイメージですが、セリアドの剣にはそういった装飾は見当たりません。
太古から代々続いている家宝であれば、これで十分なような気もしますが。。
ゲド戦記の剣のモデルは男性の股間?
ゲド戦記の剣ってこれか。自分が映画館で見た時は股間なんて全く連想しなかったが。古代の剣ってこんな形が多い印象。むしろ男性の局部がモデルの可能性も?? pic.twitter.com/71PfCX9Ise
— クモヱ (@raliemon053spir) January 17, 2014
ゲド戦記、剣の柄がちんちんとたまたまに見える。この事だけどうか心に刻んでから視聴してもらいたい。
— K (@dousite_k) January 12, 2018
ゲド戦記の剣はいつみてもちんこ
— オト (@groonicca) January 12, 2018
もうゲド戦記に出てくる剣見るたびに笑ってしまう!w
— まっつん (@mtncp100) November 11, 2015
セリアドの剣のデザインは男性の股間がモデルではないかとの意見が多いようです。
う~ん。。どうでしょうか。
セリアドの剣が出てくる場面は、ゲド戦記の見せ場でもあるので、男性の股間がモデルではないと思うのですが。
重厚感を感じる方、古代を感じる方、見る人次第ですね。
まとめ:ゲド戦記アレンが剣を抜けないのは何故?その後どうなった?
ゲド戦記のアレンが好きすぎるんだよね。。。かっこよ!!!!! pic.twitter.com/zsjTTNU1Ef
— こりん (@fes_ikitaino) May 5, 2020
- アレンが国王から奪った剣はセリアドの剣といってエンラッドの家宝
- セリアドの剣は魔法で鍛えてある剣で簡単には抜けない
- アレンが剣を抜けなかったのは「殺す」ために使おうとしていたから
- アレンの剣は命を救うときや、命を守るときに抜ける
- アレンはその後罪を償うために城へ帰る
- 原作のアレンはアースシーの王となっている
- セリアドの剣のデザインは古代のもの
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