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風の谷のナウシカ巨神兵の正体とは?火の七日間についても解説!

風の谷のナウシカに登場する「巨神兵」は世界を一瞬で滅ぼすほどの破壊力を持っています。

トルメキアのクシャナが巨神兵を使って王蟲を退治しようとしました。

ところが「腐ってやがる」とのことで、ドロドロに崩壊してしまいました。

巨神兵って結局なんだったのか正体が気になります。

そしてナウシカの冒頭から聞く言葉「火の七日間」というのは世界が滅んだ日だそうですが、なぜ滅ぶことになったのでしょうか。

風の谷のナウシカの巨神兵の正体と火の七日間についてまとめました。

風の谷のナウシカ:巨神兵の正体とは

巨神兵は人工的に作られた神で戦士だということがわかりました。

巨神兵の正体は旧人類が作った人工の神

巨神兵の正体は旧世界の人類が作った人工の神で戦士

映画版を見るとただ世界を焼き払った凶暴な存在のように見えますが、実は「調停と裁定の神」として知能があります。

原作を読んだ感じでは「名前」を与えられると知能や感情が急成長するようですね。念話で会話もできます。

槍のようなものを持っていたり、口からビーム砲(プロトンビーム)を出したり、その威力はたった7日間で世界を焼き払うほどです。

巨神兵は内部構造やエンジンを持たず、動かす(成長させる)には秘石と言われる制御装置があります。(原作漫画には秘石が登場しています)

彼らを倒そうにも火にも水にも強いため、人間には成す術がないのではないかと思われます。

なぜ旧人類は巨神兵を作り出したのか

旧人類とは1000年前に生きていた人間のことで、ナウシカたちは新人類と言われています。

新人類たちは腐海のような毒森の中でも簡単なマスクで生きられるように改造された人間のこと。

旧人類が巨神兵を作り出したのは、腐りきった世界を作り替えるためでした。

人間の欲や環境汚染など、火の七日間前後それらは取り返しのつかない状態だったとのことで、人間や他の生物たちを作り変えようとしたのです。

巨神兵が滅んだのはなぜ

火も水も人間には成す術がない巨神兵の一族がなぜ滅んだのか気になります。

風の谷のナウシカに登場する一族の末裔の巨神兵は、「腐ってやがる」「まだ早すぎたんだ」とあるように、プロトンビームを発射するたびにドロドロと腐り落ちてやがて死滅しました。

となると生み出されたばかりの1000年前の巨神兵たちは、腐ってもないし早すぎたわけでもありませんよね。

でも、ナウシカをよく見ると、オープニングの巨神兵の最初と最後では歩き方が少し違っているような気がします。

原作の巨神兵は、やはり力を使うごとに疲れ切っては体を休めていました。

ということは、作られたばかりの巨神兵たちも七日間でエネルギーを使い果たしてしまい滅んだのではないでしょうか。

そもそも世界を滅ぼすために作られたわけで、旧人類が復活するころに生きていられては困るのです。

ですので、エネルギー源が「火の七日間」の分しか設定されてなかったのではないでしょうか。

風の谷のナウシカ:火の七日間について解説!

火の七日間とはそもそも何だったのでしょうか。

火の七日間は高度文明を崩壊させた7日間

先にも述べましたが、1000年前、旧人類が汚染された地球を作り変えるために巨神兵を使って世界を焼き払い人類が誇った高度文明を崩壊させた出来事です。

高度文明のせいで戦争や大気汚染、欲にまみれた人間たちなどの影響で環境破壊が進み、地球滅亡が目の前まで来ていました。

それらをたった七日間で調停と裁定の神である巨神兵が人類に裁きを下した、ということです。

腐海誕生で大気を浄化

火の七日間が終わると腐海が誕生します。

腐海は独自の生態系を持つ森で、人間が吸い込むと死に至る瘴気を発しています。

そのためナウシカたちは腐海に近づく際にはマスクをつけています。

腐海の植物から出される胞子を持ち込んでしまうと、やがて腐海化が進んでしまうため、腐海から出る際には徹底した胞子の除去が必要です。

ところが、この腐海は汚染された世界を浄化するため旧人類が作り上げたシステムでした。

映画風の谷のナウシカは原作漫画全7巻の2巻までしか描かれておらず、旧人類や腐海の意味などの詳細は原作漫画でわかるようになっています。

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世界滅亡を避けるための7日間

ということは、一旦巨神兵によって世界を滅亡させましたが、実を言うと世界滅亡を回避するための7日間だったと言えます。

環境破壊が進んだ世界を巨神兵によって終息させ、腐海によって浄化させるということになります。

そしてその間に生きている人間(ナウシカたち)は、旧人類によって腐海でも生きられるように改造された人間。

綺麗な空気では生きられないナウシカたちは世界が浄化すると死滅してしまう運命にあります。

そして旧人類と入れ替わる、というシステムなのです。

まとめ:風の谷のナウシカ巨神兵の正体とは?火の七日間についても解説!

  • 巨神兵の正体は旧人類が作り上げた人工の神(調停と裁定の神で戦士)
  • 火の七日間は巨神兵が1000年前に起こした世界滅亡に至るまでの期間
  • 環境破壊で世界滅亡寸前まできた地球を救うために巨神兵を使って文明を壊滅させた
  • 火の七日間のあとに生まれた腐海により長期間で大気を浄化させるシステム
  • 大気が浄化するとナウシカや蟲たちは生きられなくなり、旧人類が孵化する仕組みになっている
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