過去にアニメ化やドラマ化、映画化までされ超話題となったナイトヘッドは、難しくて意味不明。
強大な力を持つ超能力者の世界の話なので、意味不明でつまらないのは当然なのかもしれません。
主人公の兄弟は、生まれつき超能力を持っていたということで、バケモノ扱いされ社会に馴染めない、というトラウマ的なものがあります。
兄弟は社会に馴染むために超能力を隠し、静かな日常を過ごしたいと思っているのですが、超能力があるために事件に巻き込まれてしまうのです。
ですがナイトヘッドはバトル系でも探偵ものでもなく、何を目的としているのかよくわかりません。
ナイトヘッドが意味不明でつまらないと感じるところと、岬で待つや変革についてまとめました。
ナイトヘッドは意味不明でつまらない?
ナイトヘッド
豊川悦司/武田真治 pic.twitter.com/UvrWzko9CD— AS (@madsseb) November 5, 2020
大人気だったナイトヘッドが、意味不明でつまらなく感じるのはなぜなのでしょう。
霧原兄弟が暗くて重苦しい
主人公の霧原直人と弟の直也は、子供の頃から強大な超能力を持つ人物です。
兄の霧原直人の超能力は「サイコキネシス」で感情のままにモノを動かしたり、時には人を傷つけてしまったりします。
弟の霧原直也の超能力は「リーディング」で、対象物に触れると、その人の考えていることや感情、過去が読み取れます。
2人の両親は全く普通の人だったため、彼らの力に驚き怯えるようになります。
ですので、両親は力をコントロールしてもらえる超能力研究所に2人を預けたのです。
直人と直也は超能力で他人を傷つけた挙句、親に捨てられたと思ってしまい、こころに傷を負ってしまいます。
そして自宅に帰りたくても研究所の周囲に張り巡らされた結界があるため、逃げ出すこともできませんでした。
そういった過去があるため、兄弟は自分たちに引け目を感じ、親に捨てられた負の感情が常に出ています。
そのため物語中、彼らが笑顔を見せることはないのです。
マイナスの力を引き寄せてしまう兄弟
霧原兄弟の超能力には、マイナスの力を引き寄せてしまう力があります。
彼らのマイナスの力に引き寄せられた人間というのは、自殺願望があったり、誰かに狙われて追われているという人間ばかり。
負の感情を伝染させる能力があるという超能力者も現れます。
ナイトヘッドには明るい要素がないのです。
ナイトヘッドの超能力者が万能すぎて意味不明
ナイトヘッドは主人公の兄弟が超能力者ということだからか、彼らの周りには超能力者が沢山出てきます。
その数は大人から子供まで11人で、超能力の内容は、
- マインドコントロール
- 予知能力
- 自分の感情を他人に伝染させる
- 超能力を中和する
- 死んでも魂だけで話しかけてくる
- テレパシー
中には超能力の極限の域まで達してしまい、肉体が消滅。
後にタイムトラベラーとなり、霧原兄弟の危機に現れるという神のような超能力者も登場します。
霧原兄弟も最終的には、傷を治すヒーリングやテレポートまで身につけましたから、ナイトヘッドに登場する超能力者は万能の神のような存在です。
結末がわからない
ナイトヘッドが意味不明なのは、結末に向けて主人公2人が何をしたいのか、どこに向かっているのかわからないところです。
アニメ放送のラストでも、毎回本人たちが「俺たちはどこへ向かっているのか」と言っていることから、設定自体ないのでしょうか。
ストーリーのラストでは霧原兄弟は、既に死んだとされる双海という超能力者がいる意識の世界に入り込みます。
そこで双海から、この先を行くと未来が見える、それともこの世界に残るか決断するんだ、と言います。
そして「やはり君たちは・・・」というセリフで双海は消え、霧原兄弟は現実世界を歩いています。
結局霧原兄弟がどうしたいのか、何かを解決したのか、というのが明確にされておらず、スッキリとした終わりを迎えることが出来ません。
ナイトヘッド:岬で待つや変革について解説!
そしてナイトヘッドを見て兄弟愛を知るのであった…((( ˘ω˘ )))兄さん頭が痛いよ! pic.twitter.com/1OA2xXjVzK
— あおの@ ( ‘ㅅ’ ) (@onodrop) June 29, 2014
ナイトヘッドには超能力者だけがわかる「岬で待つ」や、「変革」という言葉が出てきます。
岬で待つとは
霧原兄弟は、ARKという超能力者ばかりが集まる組織から命を狙われています。
ARKは超能力者が優れた人間であるとし、超能力を使って人類をコントロールしようとしていました。
霧原兄弟はARKに入ることを拒んだため、ARKから命を狙われています。
双海は、自分の意識を通信機器を使って飛ばすことができる能力があり、その能力でコンピューター内部に入り込みARKの目的を知ります。
結果双海はARKを裏切り、抹殺対象になってしまい、殺されてしまいました。
ですが、殺される寸前で自分の精神をコンピューターの中に残すことに成功。
その後双海は、霧原兄弟に岬で待つとメッセージを送ります。
岬とは死んだ双海がいる場所で、脳の中の眠っている器官。
誰もが持っている普遍の記憶を治めた場所で、人類の共通意識や愛情に深く関わる場所のことだそうです。
双海はARKを倒した霧原兄弟を岬に呼ぶことで、彼らの未来を導こうとしていたのだと思われます。
変革とは
変革というのはARK曰く「人類が破滅に向かっていること」
ARKの社長奥原は未来を見通す予知能力があり、人類は破滅に向かっているとのこと。
ARKは、この世界は近い未来物質文明がなくなり、精神文明が到来するのだと言います。
現在の世の中は、物質文明によって成り立っており、地位や権力、財力など目に見えるものに価値があります。
精神文明が到来すると、今までの価値観がなくなるため、人類は破滅に向かうとのこと。
ですのでARKは、自分たち超能力者だけが知っている精神エネルギーを高め、物質文明と両立させる超能力者は、人類の1歩先へ進化した存在になると言います。
変革というのは、超能力者と一般人の格差ができるとき、ということではないかと思います。
まとめ:「ナイトヘッド」は意味不明でつまらない?岬で待つや変革についても解説!
ナイトヘッド
兄:霧原直人/豊川悦司
弟:霧原直也/武田真治 pic.twitter.com/ZzNbpAASr2— AS (@madsseb) November 5, 2020
- ナイトヘッドが意味不明でつまらないのは、主人公が暗くて重苦しい
- ナイトヘッドの超能力者が万能すぎて意味不明
- 物語の内容が難しすぎて意味不明でつまらないと感じる
- ナイトヘッドの「岬で待つ」の岬とは、人類がまだ使っていない眠っている脳の器官
- 変革とは物質文明が終わり、精神文明が到来するときで、超能力と一般人の格差ができるときではないかと思われる