憂国のモリアーティのアイリーン・アドラーはとても美しい女性。
アイリーンは有名な元プリマドンナですが、ある日王国の女王陛下から、MI6の長官に下った命令はアイリーンの抹殺と文書の奪還です。
アイリーンが抹殺されないといけないという理由はなんなのでしょうか。
アイリーンの抹殺理由と機密文書についてまとめました。
憂国のモリアーティ:アイリーン・アドラーは抹殺で死亡?
憂国のモリアーティのアニメ終わりに原作者の竹内良輔先生がキャス配信をして下さっていて、昨夜の5話でも先生が感想や質問にどんどん答えて行かれて。池袋の広告の話題には、「アイリーンのキャッチコピーめっちゃ、いいコピーやん!」って思ったとか先生のリアルな感想もとても楽しみです。#モリアニ pic.twitter.com/66HNr8aUB8
— らぼ (@modest30ff) November 8, 2020
そもそもアイリーン・アドラーとはどんな人物なのでしょうか。またなぜ文書を盗んだのでしょうか。
アイリーン・アドラーは高級娼婦
アイリーン・アドラーは米国出身の元女優。
アイリーンが元女優というのは表向きの顔で、実際の仕事は各国の王族や各大貴族を相手にする秘密の高級娼婦です。
通称The・Woman(あの女)と呼ばれています。
アイリーンの相手には王宮の王太子殿下もおり、殿下はつい王宮の秘密をアイリーンに喋ってしまいました。
アイリーンは女の武器を使って相手の弱みを握り、自分の身を守りながらビジネスをしてきました。
アイリーンは世界を正したい
アイリーンの裏ビジネスの目的は世界を正したいということ。
大英帝国は貴族以外の人間には権利というものを与えられていません。
アイリーンが女優だった頃、後輩の女優が後任のプリマドンナになる予定でした。
ですが後輩の女優は実力がありながらも、平民出身ということから自殺をさせられ、貴族出身の女優がプリマドンナになりました。
ですのでアイリーンは世界を正したい、変えたいと思い始めたのです。
アイリーンは貴族たちに女の武器を使って弱みを握り取り入ることでお金をださせました。
そして頭がいいのに学校に通えない人を大学に通わせたり、才能がある人に教育を受けさせたりしていたのです。
アイリーンは王宮から機密文書を盗んでしまった
アイリーンは貴族たちを使い、階級制度で困っている人たちを地道に救っていました。
アイリーンは王太子を動かせば、次の世代から少しは世の中が変わっていくかもしれないと思っていたのです。
そしていつも通り、王太子の弱みになるような物を盗んだつもりでしたが、それは大英帝国を揺るがすことになるような機密文書だったのです。
アイリーンは盗んだ文書が大変なものだと気付きますが、王宮に文書を返す手立てがわからないままでした。
アイリーンに抹殺命令が下る
王宮の機密文書が盗まれ、内容を知られたことになると、王国はアイリーンを生かしておくことが出来ません。
女王陛下は王宮の秘密機関の長官であるマイクロフト・ホームズに、文書の奪還を命じました。
同時にアイリーン抹殺の命令もくだりました。
その頃アイリーンは自分の命に危険が迫っていることを感じて、ロンドンで有名なシャーロックホームズの家に身を寄せるようになります。
アイリーンはを救ったのはモリアーティ
アイリーンはシャーロックホームズの家に身を寄せることで、国家から簡単に殺されないだろうと思っていました。
ですが国家の機密機関のアルバート・モリアーティは、簡単にアイリーンに接触します。
あっという間にアイリーンの過去を調べ、アイリーンの目的が自分たち犯罪卿と同じであることを突き止めました。
アイリーンの文書を盗んだ罪と身の安全の確保というのは、国家として受け入れることは出来ません。
ですがモリアーティ個人なら助けられるのです。
モリアーティは表向きはアイリーンから文書を奪還し、アイリーンを抹殺することにしたのです。
そしてアイリーンは死んで別人となり、犯罪卿モリアーティたちの仲間になることになりました。
憂国のモリアーティ:大英帝国の醜聞とは何かについて
憂国のモリアーティ続刊買ってきて読み終わりました。
ホームズのお兄さんのマイクロフトさん、原作ではふとってるから痩せててイケメンなマイクロフトさん出てきたのにはびっくりした。一目見た瞬間に最高に好みすぎた辛い。やはりオールバックは良い文明。 pic.twitter.com/FGV2wKd6Q0— らくる✈ (@05_raku_24) August 22, 2018
女王陛下が命に代えても守りたかった大英帝国の醜聞とは何だったのでしょうか。
大英帝国の醜聞はフランス革命を操っていた作戦書
機密文書の内容は英国による社会実験の作戦書だったようです。
フランス革命が英国の企てた社会実験だったという作戦指示書。
目的は絶対王政から自由平等社会への強制移行をすることで、フランスが成功すれば英国もその政策を導入するつもりだった。
結果的にフランスは国王の処刑には成功したものの、フランスはその後政治的に長期間混乱しました。
そういった経過をみるための作戦指示書が王国の機密文書だったのです。
この機密文書が公になってしまうとフランスとの間に戦争が起こるかもしれない、ということが危惧されるのです。
王宮はなぜ機密文書を持ち続けているのか
王宮の機密文書はフランス革命から保管されています。
- 陛下はこの作戦の失敗は、英国が永代にわたって背負わなければならないと考えていること
- この機密文書を書いた当時の工作員の名前はシェリンフォード・ホームズで、長官マイクロフトの祖先
ホームズ家も代々英国政府に仕えている理由も、この文書にありました。
ですので王室にとってもホームズ家にとっても、この文書を保管し続けることで罪と罰を背負っているわけです。
まとめ:「憂国のモリアーティ」アイリーンは抹殺で死亡?大英帝国の醜聞とは何?
TVアニメ「憂国のモリアーティ」2クール目の予告PV公開! 大英帝国を揺るがす新事件、謎の女の登場… 物語は加速するhttps://t.co/AO4JVu8enO#モリアニ #憂国のモリアーティ pic.twitter.com/7mEzbhYAfu
— アニメ!アニメ! (@AnimeAnime_jp) January 27, 2021
アイリーン・アドラーはアメリカ出身の元女優
- アイリーンは貴族や王国の人間を相手にしている高級娼婦
- アイリーンは世界を正したいという願いがあり、貴族たちの弱みを握り、階級制度で困っている人達を助けていた
- アイリーンは王太子殿下の弱みを握るため文書を盗んだが、それは王国を揺るがすことになる機密文書だった
- 機密文書を盗み内容を知られたとしてアイリーンは王国から抹殺されることになった
- アイリーンはモリアーティに助けられ、死亡したことにして新たな人間として犯罪卿の仲間になった
- 機密文書の内容は大英帝国の醜聞になるもので、フランス革命を操っていたという作戦指示書だった
- 国家が機密文書を保管しているのは、フランスに対する罪と罰の意識を持ち続けるため
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