ハウルの動く城に登場する荒れ地の魔女。
とにかくしつこい魔女です。
荒れ地の魔女はハウルの心臓を狙っていて、物語の最初から最後まで心臓、心臓とうっとうしいほどです。
ハウルを捕まえるために手下を張り巡らせ、ソフィーにまで呪いをかけました。
そしてソフィーにハウル宛てのメッセージも託します。
「流れ星を捕まえし心のない者、お前の心臓は私がもらう」と。
どうして荒れ地の魔女はそんなにハウルの心臓が欲しいのでしょうか。
また物語の終盤で見せたタバコにも何か意味があるようです。
荒れ地の魔女がハウルの心臓を狙う理由と、タバコの意味についてもまとめました。
荒れ地の魔女がハウルの心臓を狙う理由は?
荒れ地の魔女は元々は優秀な魔法使いだったようです。
ですが50年も前にサリマンによって王国を追い出されているのでした。
荒れ地の魔女には心臓(心)がない
荒れ地の魔女は昔は優秀な魔女だったそうです。
ですが50年も前に王宮を追い出されているのです。
王宮から追い出されたのは、荒れ地の魔女が悪魔と取引をしてしまったからです。
荒れ地の魔女は長い間悪魔と取引をしているため、身も心も喰いつくされてしまい心臓(心)がありません。
自分のためだけに魔法を使うことに憑りつかれてしまっています。
荒れ地の魔女は若さが欲しいのです。
荒れ地の魔女がハウルの心臓を狙っているのが若返りのため
#世にも奇妙な物語
荒れ地の魔女いたよね pic.twitter.com/79cP77wb40— ライスオメガ (@next_omega_) November 9, 2019
荒れ地の魔女がハウルの心臓を狙っているのは、若さを維持するため、若返りをしたいからです。
荒れ地の魔女の本当の姿はヨボヨボのおばあちゃんです。
ハウルは過去に荒れ地の魔女と会ったことがあります。
面白そうだなぁ、と思ってハウルから荒れ地の魔女に近づきました。
ところが荒れ地の魔女はとても怖かったためハウルは逃げ出しました。
荒れ地の魔女はハウルの美しさと、若い心臓、ハウルの魔力に魅力を感じ、ハウルを手に入れたいと思ったのです。
ハウルの心臓を手に入れてしまえば、若返りが出来る上に才能まで手に入るのですから狙うのも当然です。
荒れ地の魔女はサリマンに魔力を抜かれた
ニコ生でハウルの動く城やったら、冒頭10分くらいの荒れ地の魔女登場シーンで
「全 盛 期 終 了」
って赤文字でコメントされそう pic.twitter.com/KlYtVCiBnq— LIMI(シーア難民) (@LIMI_Refugees) January 15, 2019
荒れ地の魔女はある日サリマンに呼び出されました。
ですが荒れ地の魔女は、王様から呼ばれたと思っています。
サリマンが王様から見放されて、いよいよ自分の出番が来たと思い込んでいるのです。
荒れ地の魔女は王宮に呼び出される日を50年間待っていました。
そして王宮に入り、通された部屋で椅子に座ったとたん、眩しい光が荒れ地の魔女の周りを囲みました。
荒れ地の魔女はサリマンに魔力を抜かれてしまったのです!
王国ではいかがわしい魔法使いを処罰しているところ。
魔力を抜かれた荒れ地の魔女は一気に本来の姿であるヨボヨボのおばあちゃんに戻ってしまいました。
荒れ地の魔女が吸っていたタバコの意味とは?
荒れ地の魔女が吸っているタバコはサリマンの差し金です。サリマンのたくらみは、荒れ地の魔女を利用してハウルを捕まえること。
タバコはソフィーの母親が持ってきた
荒れ地の魔女はサリマンに魔力を抜かれてヨボヨボになってしまったのにも関わらず、タバコを吸いだすと少しシャキッとしてきました。
荒れ地の魔女が吸っているタバコは、ソフィーの母親がテーブルに置いて行った巾着袋に入っていたものです。
ソフィーの母親が持ってきた巾着袋の中には、覗き虫とタバコが入っていました。
荒れ地の魔女は、巾着袋がサリマンの差し金だと見抜きます。
魔力が戻るタバコを吸い、覗き虫はカルシファーに食べさせました。
すると、カルシファーの魔力は弱ります。
サリマンはソフィーの母親を使って、タバコと虫が入った巾着袋をハウルの家に置くように指示していたのです。
タバコにはサリマンの魔力がある
サリマンのタバコには魔力が込められており、荒れ地の魔女に少し魔力を与えるものでした。
サリマンはハウルを捕まえたかったので、荒れ地の魔女を利用しようとしたのです。
荒れ地の魔女もサリマンの意図を理解しているようで、さっさと魔力が戻るタバコを吸います。
魔力が少し復活した荒れ地の魔女は、爪にも赤いマニキュアが塗られ、カルシファーの魔力が弱っていることも感知できるようになりました。
サリマンは荒れ地の魔女に魔力を与え、カルシファーを弱らせることで、ハウルの居所を突き止めようとしていたのでした。
ですが、魔力が弱っても荒れ地の魔女はサリマンが嫌い。
サリマンなんかにハウルは渡さないと言いました。
荒れ地の魔女は最後までハウルの心臓を諦めない
荒れ地の魔女はサリマンに魔力を抜かれて、ヨボヨボのおばあちゃんになってしまいましたがハウルの心臓を諦めてはいませんでした。
ハウルの心臓であるカルシファーを見ては「綺麗ね」と言うシーンが何度もあります。
カルシファーがハウルの心臓とは知らないけれど、何か感ずるものがあったようです。
最後にはハウルの心臓であるカルシファーを捕まえてしまうのです!
荒れ地の魔女は、カルシファーの火に包まれても手放そうとはしませんでした。
カルシファーが弱い光になってもずっと両手で抱えて持っています。
ですが荒れ地の魔女はハウルの心臓が欲しかったのと同じぐらい、ハウルのことも好きだったのでしょうね。
ラストシーンでカルシファーをハウルの体に戻すとき、ソフィーに頼まれてハウルの心臓を諦めました。
「大事にするのよ」と言ってソフィーに渡すのでした。
まとめ:荒れ地の魔女がハウルの心臓を狙う理由は?タバコの意味についても
- 荒れ地の魔女がハウルの心臓を狙う理由は若返りを狙っている
- 荒れ地の魔女に近づいたのはハウルからだったが、あまりの怖さに逃げ回っていた
- 荒れ地の魔女はサリマンに魔力を抜かれてしまった
- サリマンに魔力を抜かれてもハウルの心臓をあきらめない
- 荒れ地の魔女が吸っていたタバコはサリマンがハウルを捕まえるために荒れ地の魔女に少し魔力を与えるアイテム
- 荒れ地の魔女は最後までハウルの心臓を諦めなかったが、ラストでソフィーに頼まれてカルシファーを返す
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