夜桜さんちの大作戦の黒幕は誰？ラスボスの正体についても

夜桜さんちの大作戦、夜桜当主の心臓を狙う数々の組織の中でもタンポポが強敵です。

太陽の家族を事故に見せかけ殺したのもタンポポ幹部の皮下。

ですが、皮下は組織の幹部であってトップではないようですね。

一体黒幕は誰なのでしょうか。ラスボスの正体についてまとめました。

夜桜さんちの大作戦の黒幕は誰？ラスボスの正体とは？

夜桜当主のソメイニン(心臓)を狙っている黒幕は六美の先祖である旦でした。皮下でもなく百でもなくつぼみでもありませんでした。

タンポポ幹部皮下真

一番最初に夜桜の敵として登場したのはタンポポの幹部皮下真でした。

皮下真は夜桜家に流れる血の成分であるソメイニンを研究し、葉桜を作り出した人物です。

葉桜を世界にばらまき、弱者が強者に蹂躙されるという格差をなくしたいという「種まき計画」を実行しようとしていました。

計画を実行すると葉桜に適合できない多くの人たちが死亡してしまい、ある意味人間の選別になってしまうのです。

計画のために手段を選ばず、タンポポの研究に関わった一般人すべてを消してしまうという残忍な面もあります。

ところが、皮下が夜桜によって捕まってしまうと、百が消しにかかりました。

皮下はタンポポの一幹部だっただけという存在ですね。

夜桜家の父百

皮下真の計画に協力していたのが夜桜家の父百でした。

六美の母親を殺したのは皮下と思われていましたが実は百。

百は過去に六美と六美の母親を手にかけ、皮下真が研究している施設を訪れています。

研究対象となっていた初代当主のつぼみに2人を差し出そうとしたのです。

皮下真が夜桜家によって確保されたとき、口を封じようとしたのが百でした。

ラスボスは百かと思いましたが、百は研究対象であるつぼみのクローン的存在だと明らかになっています。

百は本当の黒幕である人物に支配されていただけです。

初代当主つぼみ

タンポポは初代当主であるつぼみが作った組織と言われています。

百はつぼみの息子になります。が、皮下いわく生物的に夜桜つぼみと同一なのだとか。

性別や年齢、容姿など違いますが、遺伝子的に百はもう1人のつぼみなのです。

クローンを作り出してるということですが、それは皮下も知らない事実でした。

戦時中に皮下と出会い、自分を夜桜から解放してくれるという皮下に力を与えており、犯罪組織を数百年に渡って引っ張ってきた黒幕です。

でも、つぼみは皮下に出会う前から普通の体になりたいと願っており、子孫を傷つけるのも陰の黒幕の指示によるもの。

本当のラスボスはつぼみではありませんでした。

黒幕(ラスボス)はつぼみの父旦

つぼみのさらに上をいく黒幕、ラスボスはつぼみの父の旦です。

つぼみは医者の父とその妻との間に生まれた子ですが、つぼみの誕生と引き換えに妻は命を引き取っています。

つぼみには生まれつき奇跡の力が備わっており、つぼみが手をかざせば病が治るという感じ。

多くの命を救うつぼみに興味を持った父はつぼみを研究材料にし、多くの人を救ってきました。

つぼみの心が歪んでいるのも旦の実験の苦しみによるもの。

夜桜という姓は功績を称えて当時の帝が2人に与えたものでした。

ということは旦は自分たちの研究が正しいと捉え、つぼみの痛みもやむなしと片付け研究を続けてきました。

ラスボス旦の正体

原作漫画が完結していないため、現時点でのラスボスは旦ですが、なかなか姿を現しません。

旦はつぼみの子にも手をかけ研究材料にしてきました。

夜桜家がスパイ一家となり、命の危険を伴う任務(任務中に消えても不思議じゃない)などでは攫っては研究材料にしていたのだとか。

そして夜桜家の確立は「ソメイニン」が供給され続けると考え、富も名誉も求めずつぼみの黒子として存在自体を消し去ってきました。

でも実際には皮下に太陽の家族を殺すよう指示をしたのも旦で、百を支配しているのも旦です。

つぼみの血で不死身になっていますので、およそ300年以上生きながらえていることになりますね。

最終的には夜桜家のソメイニンを奪い取り支配することも考えているようです。

旦の登場は何巻から？

旦の登場は18巻：作戦164です。

旦は夜桜家に来たつぼみを迎えにきました。

そこでつぼみの父親だと明かし、過去や夜桜姓を賜ったこと、20代前半で夜桜は最も力強く豊かになることを伝えます。

そして夜桜の力を世のために旦が還元する使命があると言い、敵対する凶一郎たちを連れて行き、自分の管理下で育てようとしましたが、つぼみによって戦いは中断。

旦との決着はもっと夜桜兄弟が強くなってからということになりそうです。

まとめ：夜桜さんちの大作戦の黒幕は誰？ラスボスの正体についても

こいつが黒幕か、と思っていた人物はただの手駒で、ラスボスはつぼみの父である旦でした。

• 太陽の家族や六美の両親、皮下を支配していたのも旦
• 旦は元々は医療関係者で人々の役に立てることを真剣に考えていた
• つぼみの神のような力を使えばもっと人の役に立てると考え、夜桜の研究をしていた
• 旦はつぼみの力で不死身となっている
• 旦の登場は18巻：作戦164から