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名探偵コナン緋色の弾丸の犯人の名前は?犯行の動機についてもネタバレ!

2021年に公開された名探偵コナンの映画緋色の弾丸の犯人が誰なのか気になりますね。

緋色の弾丸の犯人は2人で、動機もそれぞれ同じ。

FBIを巻き込む大騒動となった事件の犯人は誰なのでしょうか。

犯人の名前と犯行の動機についてネタバレしていきます。

コナン緋色の弾丸:犯人の名前は?

緋色の弾丸の犯人は2人で、リニアの関係者である白鳩舞子と井上治です。

犯人は白鳩舞子と井上治

白鳩舞子と井上治はリニアの関係者で、冒頭から登場している2人ですね。

白鳩舞子は日本WSG協会広報で、体験乗車や開会式の案内役を任されている女性です。

井上治はリニアの開発者でエンジニア。

2人が犯人だと断定できたのは下記の通り

  • 白鳩舞子(しろはとまいこ)の名前は15年前の犯人のアナグラム
  • クエンチを起こした影響で故障したスマホを持っていたのが白鳩舞子
  • リニアを遠隔操作してスピードを落とすことが出来たのは井上治だけ

彼らの犯行は15年前にアメリカで起こった事件と酷似しているとのことで、FBIが極秘で介入する事件となりました。

15年前の事件とは

15年前アメリカでは、WSGのスポンサーが誘拐されるという事件が起こっていました。

  • 1人目はアトランタにある日系のお菓子メーカーのトップ
  • 2人目はシカゴにある財閥企業のトップ
  • 3人目はデトロイトにある自動車メーカーのトップ

3人目の被害者は自力で脱出逃亡をしたため犯人に見つかり駅で銃殺されています。

複数の州をまたがった事件だったため、FBIが事件捜査を担当しました。

当時の犯人はボストンで寿司職人をしていた石原誠で、WSGのパーティの会場で寿司を握っていました。

また、3人目の被害者が殺害されたときも被害者の近くににいました。

犯行に使われた拳銃からも石原誠の指紋があったことから、犯人と断定され逮捕されました。

当時の犯行動機はWSG商業化に反対する抗議テロ。

ただ、逮捕された石原誠は犯行を否認していました。

ターゲットはアラン会長殺害

事件の発端となったのは、日本で開催されることになったWSGを祝して行われたパーティで、関係者が次々と誘拐されたことでした。

今回誘拐されたのはいずれもWSGのスポンサー企業のトップです。

  • 三塚映子・・・三塚製菓社長

ゴルフをしているときに誘拐され、トイレ内で発見されている

  • 鈴木史郎・・・鈴木財閥会長

リニアの祝賀セレモニーで停電が起こり連れ去られるが、厨房内で発見される

  • ジョン・ボイド・・・自動車メーカー「日本コード」のCEO兼社長

リニア乗車前の施設内で連れ去られ、コナンと世良真純によって発見される

  • アラン・マッケンジー・・・元FBIでWSGの会長

と、犯人はターゲットを連れ去ったものの殺す意志はなく、あくまでも15年前の事件を模倣しているだけになります。

アラン会長は元FBI長官ということで、15年前の事件の模倣にはなりません。

犯人の動機はアラン会長と関係あることになりますね。

コナン緋色の弾丸:犯行の動機をネタバレ!

白鳩舞子と井上治は、15年前に起こった事件をただ模倣したわけではありません。

アラン会長を連れ去ったのはFBIに対する復讐で、模倣したのは15年前の事件を思い出させるためです。

犯行動機は15年前のFBIへの復讐

白鳩舞子と井上治は、15年前に起こった事件で人生を狂わされた事件関係者で、証言者です。

彼らは自分が事件について証言したのにも関わらず、FBIが証言をもみ消し自分たちの都合のいいように捜査を終了させたと思っているのです。

捜査の結果によって自分たちの人生が大きく変わってしまったため、犯行計画を思いついたということになります。

15年前の事件を模倣したのは、当時FBI長官だったアラン会長に事件を思い出させるため。

FBIに対する復讐ということになります。

白鳩舞子は石原誠の娘

白鳩舞子は15年前の犯人である石原誠の娘です

犯行当時石原誠は舞子と買い物に出ており、アリバイがありました。

犯行時刻に父親と一緒にいたとアリバイを証言したのは舞子。

そのうえ石原誠は逮捕されたとき犯行を否認していましたので、舞子はアリバイをFBIに無視され父親が逮捕→獄中死してしまったと思っているのです。

拳銃に石原誠の指紋が出ていたことを知らないので父親は無実だと思っていたのですね。

その後、日本にやってきたものの母親は心労がたたって体調を崩してしまい他界。

証人保護プログラムで名前を変え、白鳩舞子になりました。

「しろはとまいこ」は石原誠のアナグラムで、父親の名前を使っていたのです。

7年前にWSG日本開催が決まり、当時のFBI長官だったアランがWSGの会長に就任したことで、犯行を決意したのでした。

井上治の動機は逆恨みだった?

井上治が共犯者だとわかったのは、リニアが遠隔操作されていることに気付いたからです。

遠隔操作ができるのはエンジニアの井上治だけ。

井上治は15年前に拉致されたお菓子メーカートップの息子でした。

拉致されたあと井上治の父親は事件について語りませんでした。

ですのでテロに屈したようにWSGのスポンサーを降りたとうことになり、アメリカでの風当たりが強くなり苦労したようですね。

井上治は当時犯人を目撃していますが、FBIは井上治が見た犯人ではなく石原誠を逮捕しました。

石原誠を逮捕するきっかけとなったのは、井上治が証言して捕まった犯人の供述です。

罪を問わない代わりに共犯者(石原誠)の名前を言え、というものだったので、井上治は事件の真相が捻じ曲げられたと思っていたのです。

犯人が公表され父親が被害者だったということが公になれば、世間の風当たりも弱まり辛い思いをせずに済んだ、といったところでしょうか。

その前に、井上治の父親が事件について口を閉ざしたから行われた司法取引だったので、FBIからすれば逆恨みに等しい状態ですね。

井上治の場合、父親を拉致した犯人の娘と手を組み、やる必要がなかった復讐劇をやってしまった、ということになります。

まとめ:名探偵コナン緋色の弾丸の犯人の名前は?犯行の動機についてもネタバレ!

  • 緋色の弾丸の犯人は2人で、リニア関係者の白鳩舞子と井上治。
  • 今回の事件は15年前アメリカで起こった事件と酷似しているが、本当のターゲットはアラン会長
  • 白鳩舞子は15年前の犯人石原誠の娘で、石原誠が犯行を否認したまま死亡してしまったためFBIを恨んでいた
  • 井上治は拉致されたお菓子メーカーの息子で、スポンサーを降りたことからアメリカ中の非難を浴びていた
  • 2人とも15年前の事件で人生が狂ってしまいFBIに恨みを持っていたことが犯行の動機

 

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