時をかける少女に登場する魔女おばさんって、真琴がタイムリープをしたと言ってもそれほど驚きませんよね。
落ち着いた雰囲気で知的に見えるため、真琴のタイムリープ話に合わせてるだけかと思いきや、なんとアドバイス的な助言もしています。
まるで自分が過去にタイムリープを経験したことがあるかのようでした。
魔女おばさんの正体って何者なのでしょうか。
なぜタイムリープを知っているのかについてまとめました。
時をかける少女:魔女おばさんの正体とは何者?
#時をかける少女 に出てくる魔女おばさんは1983年の「時をかける少女」の主人公(和子)の成長した姿。だからタイムリープにも詳しい。高校時代に好きな男性がいたけど「いつか必ず戻ってくる」という言葉を残し去ってしまい、それっきり会っていなかった。だからこそ真琴の背中を押した。解釈だけどね pic.twitter.com/znm3ZJpw50
— すうの (@suuno_color__) July 20, 2018
アニメ版映画時をかける少女は原作小説の20年後を描いた作品で、2006年が舞台となっています。
魔女おばさんは真琴の叔母芳山和子
「時をかける少女」は細田守監督原案の映画と思われがちだけど、実際は筒井康隆の同名のSF小説を原案としたスピンオフ作品である、なので映画版の主人公真琴は原作小説の主人公の姪っ子である(映画版に出てくる魔女おばさんが原作小説の主人公)#時をかける少女 pic.twitter.com/YwghwByPKH
— のんすけ(N/S) (@nonsuke_Ns) July 20, 2018
魔女おばさんは、真琴の叔母で芳山和子。博物館で絵画の修復作業をしています。
30代後半の落ち着いた女性で、不思議な雰囲気を持っていることから魔女と呼ばれているようですね。
真琴と話している部屋に飾られている学生時代の写真から、現在の真琴と同じような出来事があったのように思えますね。
魔女おばさんの正体は初代時をかける少女
魔女おばさんが原作の「時をかける少女」の主人公なのはまじですごい✨
やっぱ奥が深いなぁ#時をかける少女 #時かけ pic.twitter.com/aQ0GZQA9kX— うさmimi (@usapyone) July 20, 2018
魔女おばさんの正体は原作小説の主人公芳山和子で、単なる同姓同名ではありません。
芳山和子の20年後が、現在(真琴がいる時代)となっています。
ですので真琴が不思議な体験をしたときに「タイムリープよ」と説明し、「よくあることよ」と動じなかったのですね。
また、タイムリープを濫用する真琴にさりげなく注意を促しているのは、タイムリープの怖さを経験しているからなのでしょう。
芳山和子が経験したタイムリープ
今夜は邦画🎬〜
“時をかける少女”(1983)
高校生の芳山和子はある日、同じ情景を何度も体験していることに気付く。彼女はタイムトラベラーになってしまったのだ。やがてその能力は、かつて理科実験室でかいだラベンダーの香りに秘密があることが判明するが……🤗
昔これ観て原田知世のファンになった😊 pic.twitter.com/ELmf4qSIdr— 伊藤@多忙につき低浮上😥 (@qwerth20) June 5, 2020
芳山和子こと魔女おばさんは高校時代にタイムリープを経験しています。
当時未来からやってきた深町一夫という同級生が、研究していた薬品の匂いを嗅いでタイムリープの能力が発動したというものでした。
未来人の深町一夫が芳山和子と一緒にいたのはほんの1ヶ月ほどでしたが、彼は記憶操作をして幼少時から一緒にいるように思わせることが出来たのです。
千昭は転校生として来ていますので、同じ未来人でも少し違いますね。
芳山和子はタイムリープの能力を楽しむのではなく、不可思議な経験を逆に不安に感じるというタイプ。
真琴のように相談できる相手がいなかったので、同じ日を繰り返すという出来事に戸惑い、一夫のところにたどり着いたというものでした。
記憶を消されている
魔女おばさんはタイムリープをしていた記憶を深町一夫によって消されています。
深町一夫もまた千昭と同じように和子に好意を持っており、未来に帰るときにタイムリープのことや、自分が未来から来たことを打ち明けました。
深町一夫の場合、過去の人間にタイムリープを知られたら記憶を消さないと罰せられるという法律があり、和子に全部話したあとで記憶を消そうと思っていたのです。
すべてを話した深町一夫は、未来に帰ることや、いずれまた別人のフリをしてこの時代にやってくると言い残し、和子に薬品を嗅がせて意識を失わせ、未来に帰っていきました。
目が覚めた和子にはもう深町一夫の記憶はありませんでした。
時をかける少女:魔女おばさんはなぜタイムリープを知っている?
この『魔女おばさん』こと、芳山和子さんは、筒井康隆の原作版「時をかける少女」の主人公です
ほかの派生作品でもさまざまな形で登場しています#時をかける少女 pic.twitter.com/rdyur46V6e— どんぺりしゃぶるぼーい (@mtn4434) July 17, 2015
記憶を消されたはずの魔女おばさんが、なぜタイムリープを知っているのか気になりますね。
深町一夫にタイムリープの説明を受けていた
魔女おばさんがタイムリープのことを知っているのは、先述したように深町一夫にタイムリープについて説明を受けていたからです。
時間が戻るのではなく、瞬間移動とタイムトラベルを一緒に発動することと、そのためにラベンダーの香りがする薬品が必要だったことなど。
未来にはそのような薬が研究されていることなどです。
未来人は深町一夫だけではないでしょうから、真琴にも同じことが起こっても不思議ではないと思ったのでしょう。
記憶さえ戻っていれば真琴のタイムリープに助言ができるのも当然ですね。
写真を見つけて記憶が戻った?
時をかける少女好きな人
今更やけど原作読んで!!!
魔女おばさんの正体わかるから
あと写真の横にラベンダーの花を置いてる意味を知ったとき泣く
ページ数もめっちゃ少ないしオススメです pic.twitter.com/F7e2DbaSch— しぇるまん (@syakure125) January 30, 2020
原作小説では意識を取り戻したときには、和子だけでなく周囲の人からも深町一夫という人物が存在していた記憶が消えていました。
すごい力を持った未来人だったのですね。
ところが魔女おばさんは劇中で「待っている人=深町一夫」の存在について語っており、本棚に飾られた写真が待ち人の存在を語っているようでした。
記憶を失っていましたが、3人で撮った写真を見つけたことで記憶が戻り、深町一夫がいつかまた戻ってくると言っていた言葉も思い出したのだと思われます。
写真の横にラベンダーを飾っているのも、深町一夫のことを忘れないためかもしれませんね。
舞台時をかける少女で記憶を取り戻している
時をかける少女は小説を元に、実写版映画・ドラマ化やアニメ版映画・舞台化といくつもの映像作品になっています。
その中で舞台時をかける少女では、今回の真琴のように姪からタイムリープについて相談を受けた拍子に深町一夫に消された記憶が蘇っているようです。
ということは、続編となる時をかける少女の魔女おばさんはいずれにせよ、深町一夫に消された記憶が何らかのきっかけで戻っているのだと思われます。
まとめ:時をかける少女の魔女おばさんの正体とは何者?なぜタイムリープを知っているのか
時をかける少女、アニメも良いけど原作はアニメと主人公が違うから違った魅力があって面白い。原作ではアニメの魔女おばさんがヒロイン。真琴の叔母さん(和子)は真琴と同じ体験をした事があるんだよね。だからラベンダー…読んでると泣けてくる〜 pic.twitter.com/e0GlO01FBD
— LilyA (@EtoilesFx) April 10, 2016
- 魔女おばさんの正体は原作小説の芳山和子で、初代時をかける少女の主人公。
- 真琴からタイムリープの相談を受けても動じなかったのは過去に自分も経験していたから
- 芳山和子の時の未来人は深町一夫で、タイムリープの説明を受けていた
- タイムリープの説明をした後、芳山和子から記憶を消して未来に帰っていった
- 芳山和子がタイムリープを知っていたのは当時の記憶が戻ったからと思われる
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