サマーウォーズの夏希が、ラブマシーンとアカウントをかけて花札で対決するシーンは盛り上がりましたね。
ところが、夏希がラブマシーンで対決する「花札」が実はおかしいんじゃないか、という声が多いのです。
花札を知らない人からすると、夏希が強いだけの花札ですが、こいこいを知っている人からすれば、到底ありえない役が揃いすぎているのだとか。
サマーウォーズのこいこいがおかしい点と、ルールや夏希の役について考察しました。
サマーウォーズ:こいこいがおかしいのはなぜ?
夏希のメタモルフォーゼ!
こい!
こい!#サマーウォーズ pic.twitter.com/j9xqRHutlc
— 『竜とそばかすの姫』細田守最新作@スタジオ地図 (@studio_chizu) August 18, 2017
サマーウォーズのこいこいは、どの辺がおかしかったのでしょうか。
上がる確率が高すぎる
録画してたサマーウォーズ観てるんだけど、花札(こいこい)のルール覚えた上で改めて観てると夏希ちゃんがOZの守護神の鯨(運営?)から運がUPする装備を貰ってるとはいえ『赤短』『青短』『猪鹿蝶』『雨四光』→『五光』の大役全部取ってて「流石にラブマシーン弱すぎでは…?」ってなってる pic.twitter.com/CdgBKF6yPS
— かに (@Bananabuton) July 22, 2019
夏希対ラブマシーンのこいこい対決は、序盤夏希がバンバン勝ちまくり、アカウントを奪い返すというものでした。
ですが、五光の前にできている札の枚数が奇数なので、 本来の花札ではこれはあり得ないのです。
ちなみにこれらの役を出す確率というのは、ざっくり言うと0.01%あるかないかぐらいの確率だそうです。
でも!サマーウォーズをよく見てみると夏希とラブマシーンは50回戦やっているんですね!
夏希がラブマシーンとこいこいをやっている時間は、30分ですが50回戦もやっているので、対戦ごとに高得点の上がり札が出ているということではないでしょうか。
ですので同じ回で高得点の役が連発しているのではなく、毎回高得点の役を出しているのでしょう。
おかしい点といえば30分で50回戦をこなすスピードかな、と思います。
こいこいを連発するのがおかしい
「こい!こい!こい!こいっ!」#サマーウォーズ #細田守 #健二 #夏希 #金ロー #こいこい pic.twitter.com/KEoycZiVD1
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 19, 2019
夏希がラブマシーンに勝ちまくり、「こいこい!」と叫ぶ度に世界中の人が声を揃えて
こいこい!
こいこい!!
と一緒に声を揃えていますが、外国人の方が「こいこい」を知っているとは思えないという声があります。
日本人でもこいこい知っている人は少ないのではないでしょうか。
ですので、外国人特有の「ノリ」が夏希に合わせてこいこいを叫んでいるとも思えます。
また、画面に映った外国人の人たちは、過去に日本人から花札を教えてもらったことがあるかもしれませんね。
- こいこいを連発するのは危険な賭け
こいこいは勝負に出るとも言えますが、逆に負ける確率もドーンと上がってしまい、あんなに連発するのは現実的ではありません。
こいこいで勝つには、こいこいと叫んで勝負に出る勇気と、こいこいと叫びたい欲を抑えてそのまま上がる勇気も必要なのです。
夏希がこいこいを連発してラブマシーンに勝てたのは、世界中の人が夏希を応援する気持ちが乗り移ったのでしょうね。
ラブマシーンが負け続けるのがおかしい
サマウォ10周年とコラボしてラブマシーンがディザスター級で襲来してくるんですね?(また黄ユニかよ) pic.twitter.com/4KljJc1eqz
— りお (@Reall_04) July 16, 2019
夏希の相手は侘助が開発したAIで、知識欲を持ったAIです。
1体で何百何万人分という知識をどんどん吸収していくAIのはず。
ですがラブマシーンが勝ったのは49回戦で、こいこいをしなかった時だけ勝ったという印象でした。
コンピューターが50回戦もやって負け続けているというのは、ちょっとありえないのでは?
夏希は子どもの頃からおばあちゃんにこいこいを仕込まれているのですが、手札を引くという花札では「運」も勝利に関係しています。
ラブマシーンがど素人とはいえ、知識を吸収していく人工知能が負け続けるのは不自然。
夏希のこいこいには、コンピューターでは真似できない独自の勝負勘があったのかもしれませんね。
サマーウォーズ:こいこいのルールとナツキの役を考察!
「まだまだ、こいこいよ」#サマーウォーズ #細田守 #健二 #夏希 #金ロー #花札 #侘助 pic.twitter.com/SvjD2ceXzg
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) July 19, 2019
こいこいのルールを簡単に説明します。
花札には、札に描かれた絵で1月から12月に分かれています。(各月4枚)
合計48枚の絵札の組み合わせで合計点数を競うゲームです。
こいこいのルールとは?
花札のルール覚えたし、夏のうちにもう1回サマーウォーズ観たい。こいこい! pic.twitter.com/1IYTeUGQms
— 三角比 (@togekoge) August 22, 2020
基本的に2人で行うゲームで、相手より先に出来役を作ることが優先事項です。
- 親を決める(裏向きに重ねた札をめくり、月の早い方が初回の親)
- 手札を自分と相手に8枚ずつ配り、場にも8枚並べ、残りの札を裏向きに山積みで置きます。
- 手札から1枚取り出して場に出します。
- 場に同じ絵柄の札があればゲットでき、なければ場に札を置きます。
*同じ絵柄の札があった場合、山積みの札から1枚取り、場の札に同じ絵柄があればゲット、なければ場に札を置きます。
これを何度か繰り返していき、自分の番が終了した時点で役ができていれば、続行が上がりかを決めます。
続行する場合「こいこい」と宣言。
こいこいを宣言したら、既に出来上がっている役とは別に役を完成させる必要があります。
*こいこいを宣言し、次の役が出来上がる前に相手に役が出来上がった場合、得点の倍返しになります。
こいこいを宣言するときは、相手が役が出来なさそう、と見極める必要があります。
夏希が出した役でアバターが取り戻せたのは?
どっちのアバターが好き?
キングカズマ→いいね
ラブマシーン→RT#サマーウォーズ pic.twitter.com/6BYEezSLHg
— すぅ (@XaqbT) August 18, 2017
ちなみに夏希が出した高得点の絵札は以下の通りです。
「三光」・・・5点
「猪鹿蝶」・・・5点
「赤短」・・・5点
「雨入り四光」・・・7点
「五光」・・・10点
夏希がラブマシーンと戦ったこいこいのルールは一般的なルールと違い、カジノルールに則っています。
「こいこい1回毎に得点が倍」になります。
夏希がこいこいを連発したのは、短時間に勝ちアバター(アカウント)を取り返すためでした。
レートが1文(こいこいでの得点単位)で1000万アバター。
カジノルールでこいこい1回毎に得点が倍になり、夏希が揃えた役が 猪鹿蝶 赤札 青札 五光 など高得点で揃っている。
これらの高得点で30文あります。⇒⇒⇒ 1文が1000万アバターなので3億アバターになります。
こいこいで得点が倍になるということで、実際はこの2倍以上なので余裕でアバター(アカウント)を取り返すことが出来たのでした。
まとめ:「サマーウォーズ」のこいこいがおかしい?ルールやナツキの役についても考察!
3.17の気持ちはこれでした。
1日のほとんどツイッターと投票状況速報見てたし(笑)
明石市民、投票にこい!
こい!
こいこい!!
って。#明石市長選挙 #サマーウォーズ pic.twitter.com/oyf5lI7UWg— さかなあい (@AiSTANDARD2019) March 19, 2019
- 夏希がラブマシーンと戦ったこいこいは、50回戦やっているので、高得点の役はそれぞれ違うゲームで出したと思われる。
- こいこいをすると負ける確率が高くなるので、勝負の度にこいこいを連発するのはおかしい
- 30分という短時間に50回戦こなしているスピードの方がおかしいと思える
- 夏希とラブマシーンの対決は「カジノルール」に則っているため、通常の得点計算とは異なる
- こいこいを連発し、勝ったおかげで約4億人のアカウントを取り返すことが出来た
「三光」→コイコイ
「猪鹿蝶」→コイコイ
「赤短」→コイコイ
「雨四光」→コイコイ
「五光」
最後は桜で上がり