2023年の秋アニメで放送される「ミギとダリ」がちょっと異色な感じ。
気持ち悪い、怖いという感想がある一方で、ジャンルがギャグ・コメディになっています。
上記のような怖いという感想以外にも、シュールなギャグが好きという声もあることから、ミギとダリを初めて読む方にとっては、一体どんな内容なのだろう?と思ってしまいますよね。
ebookJapanのミギとダリの「作風」を確認してみると、「ギャグ・コメディ」と「ミステリー・サスペンス」の両方がありました。
ミギとダリの気持ち悪いし怖いところ、ギャグ・コメディなところを紹介していきます。
ミギとダリが気持ち悪いし怖いところとは?
ミギとダリ
サスペンス全開の冒頭から、そうはならんだろ✋とツッコミたくなるシュール展開の数々。よく入れ替わっても老夫婦にバレないな~🤣
でもこういうアニメ好きです pic.twitter.com/CeLTU2vxPp— TAKA@🇫🇷🇬🇧推し (@tktk4649ART) October 3, 2023
ミギとダリが気持ち悪いし怖いというのは、70年代風の作画にあるかもしれません。
絵(作画)が気持ち悪い
「#ミギとダリ」第1話
・原作未読
作者を知っていればギャグと思って観るが、知らなければ途中のシュールな表現に頭を抱える
・舞台は1990年 絵柄が昭和なのもギャグのうちか
・二人一役トリックを楽しむのか、本格ミステリとして楽しむのか、あるいは両方か、どちらでも無いか、次回持ち越し pic.twitter.com/FdI5OWqiMh— のえら (@areonoera) October 7, 2023
ミギとダリを見て気持ち悪い、怖いと感じるのは絵(作画)が現代風ではなく、70年代風だからという声があります。
人間に近いリアルさが感じられます。
特に園山夫婦や家政婦のみっちゃんなど、「いるね、こんな人」という絵。
ホラー漫画によく出てくるような絵が気持ち悪さを強調しているようです。
ミギとダリの動きが気持ち悪い
ミギとダリの動きがあり得なくて気持ち悪い。
2巻の表紙など、2人で1台の自転車を漕いでいますが人間の動きにしては気持ち悪いんです。
絡まった感じがよく描かれていますが、気持ち悪い感覚を覚えます。
そしてミギとダリが素早く動いて移動したり、入れ替わったりする際の動きが人間離れしています。
滑らか過ぎて早すぎてちょっとぞわっとしてしまいます。
何より怖いのは一条怜子
【『ミギとダリ』6巻 推しポイント💡】
瑛二の母親・怜子がとにかく怖い!! 画像は、・石窯バゲットで素振りをする怜子
・絶対に逃さない怜子
・異変に気づいた怜子絶対に目を合わせたくない! pic.twitter.com/hTtlpyPXRc
— ハルタ (@hartamanga) July 12, 2021
ミギとダリを読み進めて行くと、気持ち悪さや怖さに慣れていきます。
次は怖さの種類が変わってくるのです。
ミギとダリの黒幕である一条怜子という女性がとても怖い!存在自体がホラー!
自分の夢を叶えるために平気で人を殺したり、監禁したりととんでもない女性です。
怜子が近寄ってくる、動き出す、優しそうに話していても怖さを感じます。
目を開けて死んだふりも怖かったですよね。
ホラーサスペンス要素がリアル
ミギとダリのジャンルはホラーやサスペンスですが、サスペンスに分類される要素がまたリアルに描かれています。
ミギとダリが母親を殺した犯人を捜すシーンや、怜子の殺人シーン、瑛二の壊れたシーンなど、リアルで怖いと感じるかも。
だからといってホラーが苦手な人が読めないかというとそうでもなさそうです。
怖いし気持ち悪いのですが、目が離せない、気が付くと全巻読んでしまったという感じです。
ミギとダリの企みがバレそうで怖い
ミギとダリは双子ですが、それを隠して園山家の養子になりました。
バレないように生活しているのですが、入れ替わりのシーンなどいつバレてしまうかとハラハラしてしまいます。
普通に考えるととっくにバレるはずなのに、いつまでもバレないため見守るのも怖くなってきます。
バレたら復讐はどうなるのでしょうか。
ミギとダリのジャンルがギャグ・コメディなのは?
ミギとダリ、サスペンスホラーものかと思ったら、高度なギャグ作品だったww pic.twitter.com/Kpsyy8AnC3
— 朝中 雄一🦊🐹ラノベ作家を目指す鍵っ子 (@asanakayuichi) October 6, 2023
「怖い・気持ち悪い」と「ギャグ・コメディ」は紙一重のような気がします。人によって感じ方が違うようですね。
ミギとダリの動きがギャグ
サスペンスホラーのはずなのに笑ってしまう大好きな作品。
作者の佐野菜見さんがアニメ始まる前に亡くなってしまった事が残念で仕方ない。
「ミギとダリ」全力でおすすめする!!! pic.twitter.com/ml17rsaSXp— はたの あいか フリー声優/声真似 (@H_aika_45) October 3, 2023
ギャグ・コメディだと思われるのは、先に述べたミギとダリの動きです。
彼らの滑らかなあり得ない動きや入れ替わりが、気持ち悪いではなく笑える、コメディじゃんと感じる方もいるのです。
学校に通うシーンで制服に着替えたとき、気持ち悪い動きは健在ですが「揃いも揃って揃い踏み」というセリフで「あれ?コメディ?」って思ってしまいました。
ミギとダリは気持ち悪いとコメディが紙一重なのだと思われます。
シリアスな雰囲気のコメディ?
ミギとダリは絵がシリアスです。
ですので全体の雰囲気としてはシリアス。入れ替わってんの気づくでしょ、という動きや軟体動物かと突っ込みを入れたくなるような動きがコメディに感じられます。
シリアスな雰囲気のコメディでサスペンスだよ、という新しいジャンルを作ってしまったのかもしれませんね。
最終的には感動する結末!
ミギとダリは、ホラーやサスペンス、ギャグ・コメディと言われていますが、最終的には感動するストーリーになっています。
途中からミギとダリの復讐計画が進んでいき、母親の死の真相が明かされます。
それと同時進行で、ミギとダリがいつまでも秘鳥ではいられなくなり、園山夫婦との関係にも変化が見られるようになります。
怖いと思っていたりギャグじゃんと思いながら読んでいたのに、いつの間にか感動するように変わっています。
最終回では思わず涙ぐんでしまったという方もいるようです。
まとめ:ミギとダリが気持ち悪いし怖い?ジャンルはギャグコメディ?
『ミギとダリ 7 (HARTA COMIX)』(佐野 菜見 著) を読み終えたところです
すっげえおもしろかった。ずっと
ユルユルしてるのかと思ったらいきなり怖いし、後半あんなにアツくなるとは。
トリ人間野郎(シュバンクマイエルのコス的な)が出てくる度笑える https://t.co/CS3OmdOK5N pic.twitter.com/SOlMdH0rsV— 湯気 (@furuya_yuge) January 9, 2023
- ミギとダリが気持ち悪い・怖いと言われるのは70年代風のリアルな絵や彼らのこんがらがった動き
- ミギとダリの登場人物一条怜子の存在がホラー
- サスペンス的には殺人や監禁、追いつめられてしまうなどがリアルに描かれている
- ミギとダリがコメディだと言われるのは気持ち悪い動きが笑えるから
- ミギとダリの表情がシリアスなのでコメディなのかホラーなのかわからなくなってしまう
- 最終的には感動するストーリーになっている
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ミギとダリの最後はどうなる?結末最終回をネタバレ!