名探偵コナン「競技場無差別脅迫事件」は、5万6千人の観客がいる国立競技場を舞台に起こった事件。
サッカーの中継中、ある男からディレクターの元に脅迫電話がかかり、5千万を要求してきました。
要求を飲まなければ会場内で無差別に銃を乱射するとのこと。
犯人は日売りテレビに恨みを持っている人物のようです。
競技場無差別脅迫事件の犯人は誰なのか、動機や目的についてもまとめました。
競技場無差別脅迫事件は1月1日国立競技場で行われたサッカー天皇杯の決勝戦が舞台になった事件。
試合中継中、日売りテレビディレクターに1本の電話がかかってきて5千万を用意しないと無差別に銃を乱射すると脅迫されました。
試合を中止にしたり客を逃がしたりしても銃を乱射すると脅迫された事件です。
名探偵コナン:競技場無差別脅迫事件の犯人は誰?
競技場無差別脅迫事件の犯人は2人組の男。主犯格の男は蛭田、相棒の名前はありません。
犯人の要求
犯人がディレクターに電話で伝えた要求は、
- ハーフタイムまでに5千万を用意すること
- 試合を中止にしたり客を逃がしたら無差別に銃を乱射する
- 5千万は前半のロスタイムに入ったとき、18番ゲート出口に置く
警察は18番ゲート付近に待機し、5千万が入ったカバンを取りに来た男を確保しました。
犯人は2人組
犯人は2人組の男です。
5千万が入ったカバンを取りに来た男を確保すると、男が持っていた携帯電話から「相棒を離せ、これ以上相棒に触れると観客を撃ち殺す」という声がしました。
犯人はもう1人いたのです。
そして警察を呼んだ日売りテレビに追加料金として10億を試合終了までに用意しろと要求しました。
もう一人の犯人は警察の動きを把握しており、観客の中に紛れている刑事たちにも気が付いています。
主犯はテレビカメラマン蛭田
確保した男は最初サッカーボールを撃ちぬいていますから拳銃を持っていました。
ところが身柄を確保したときには拳銃を所持していませんでした。
ということは、どこかで主犯格の男に渡したのではないか、ということでコナンと警察は競技場内に設置してあるビデオをチェックすることにしました。
すると確保した犯人がカメラに映るとすぐに画面から消えてしまうことに気が付きます。
主犯格の男はサッカーの試合をバックスタンドで中継しているカメラマン蛭田だったのです。
犯人が警察に電話で指摘したのはすべて正面スタンドにいる刑事たちでした。
刑事たちの位置を正確に捕らえられるのは、バックスタンド側にいるテレビカメラのみ=カメラマンの男が犯人となります。
日売りテレビを脅迫しているのが、まさか日売りテレビのカメラマンなどとは誰も思うわけがありません。
盲点をついた計画もコナンには通用しませんでしたね!
コナン:競技場無差別脅迫事件犯人の目的や動機は?
競技場無差別脅迫事件の犯人の目的や動機は、とても身勝手なものでした。
犯人の目的とは
犯人の目的はお金と日売テレビへの復讐です。
彼らは1年前に銀行強盗を企てていましたが、当日日売テレビが企画したイベント「タレントの1日支店長」によって計画が台無しになってしまいました。
彼らはこの銀行強盗を計画するのに3年間、ありったけのお金をつぎ込んで銃を用意したり海外への逃亡ルートを確保したりしました。
今回競技場無差別脅迫事件を起こしたのは、計画を台無しにしてくれた日売テレビ局への復讐とお金を取り戻すことだったと思われます。
犯人の動機は逆恨み
犯人の動機は、先にも述べましたが失ってしまったお金を取り戻すことと、テレビ局に対する恨みを晴らすためもありますが、実は銀行強盗がダメになったとき、もう一人の仲間が死亡していました。
主犯格の男の当時の恋人は、銀行強盗で奪ったお金をアテにしていたようで、計画がダメになったことで酒浸りになってしまったのです。
そして挙句の果てに自殺してしまいました。計画していた銀行強盗が成功していれば恋人が自殺しなかっただろうとの逆恨みが今回の犯行の動機です。
動機も目的も自分勝手な犯人ですね。
まとめ:コナン競技場無差別脅迫事件の犯人は誰?目的や動機についても
- 技場無差別脅迫事件の犯人は男2人組で主犯格の男は日売りテレビのカメラマン蛭田
- 蛭田たちは日売りテレビに5千万を要求していた
- 蛭田たちは1年前、準備に3年かけた銀行強盗を日売りテレビのイベントで台無しにされたことを恨んでいた
- 銀行強盗が出来なかったせいで準備に費やした費用を無駄にし、恋人も失ってしまった
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競技場無差別脅迫事件は灰原哀が登場したばかりの頃です。コ哀要素の始まりが見られます!
犯人は拳銃を所持していることを示すために、「青い帽子を被ったボウズ」=灰原哀を指し近くにあったサッカーボールを拳銃で撃ち抜きました。ところが灰原哀の服装はスカートで、どう見ても女の子です。最初に日売りテレビディレクターに電話した男はスタンドが正面から見える遠方の位置にいると思われ、サッカーボールを撃ち抜いた人物とは別人だと考えられます。つまり犯人は2人いるということになります。