アニメ心が叫びたがってるんだは主人公成瀬順の心の成長が描かれたストーリー。
ラストに向けて順の成長が感じ取れてついつい応援したくなる気持ちになりますね。
ところが、ストーリーの結末では「納得いかない」という声もあります。
確かに、「なぜ?」「あれ?」と思うシーンもありました。
なぜ心が叫びたがってるんだの結末が納得いかないのかについてまとめました。
心が叫びたがってるんだの結末が納得いかない理由を考察!
ラストに納得がいかないのは、不完全はハッピーエンドだからだと思われます。
成瀬順の心の成長がメインで恋愛関係に発展しないと思っていた
心が叫びたがってるんだのストーリーは成瀬順が幼少期のトラウマを乗り越え、学校生活や母親との関係が上手くいくようになっていく、それだけだと思っていました。
まさか友人すら作れなかった主人公がいきなり恋に発展するとは。。
しかもラストでは失恋した直後に田崎に告白され、揺れ動いてしまうという結末。
確かに、告白されるって自分を認めてもらえたという嬉しいことですから、一瞬揺れ動いてしまいますよね。
でも、急成長したラストの展開には少しとまどってしまいました。
坂上と成瀬の関係が恋愛に発展しなかった
上記とは真逆になりますが、ふれ交の実行委員を通じて成瀬順は坂上君といい雰囲気になっていきます。
玉子の妖精の呪いを信じてくれて、応援してくれて、歌詞に曲をつけてくれる、まさに順にとっては王子様のような存在。
ところが、順と坂上君の関係はそこまで。
あくまでも坂上君は一生懸命頑張ってる順を応援する立ち位置で、それ以上の感情は持っていません。
メインキャラ2人を応援する側からするとガッカリしてしまうでしょう、
坂上が別の人に恋心を抱いていた
坂上君には好きな人がいます。
中学時代の元カノ仁藤菜月です。
メアドの交換もしていなかった2人ですから、つきあってすぐに別れたのかと思っていました。
が、お互いに未練が残っていたようですね。
視聴者としては、坂上君が成瀬順ではない人に恋心を抱いているというのが納得いかないようです。
個人的には坂上君と仁藤菜月はお似合いのカップルに思えますが。。
成瀬の成長と解放が雑に感じた
坂上君と仁藤菜月の関係を知った成瀬順は、ショックを受けヒロインをドタキャンして自分の殻に閉じこもってしまいます。
そんな成瀬順を最後まで応援する坂上君は、順を探し出し「玉子の妖精なんていない」と現実を突きつけ、自分の気持ちをぶちまけろ的なことを言います。
すると順は思いつくばかりの坂上君に対する暴言を吐き、その次は仁藤菜月に対する暴言。
そこは自分自身に呪いをかけるきっかけになってしまった両親についての暴言にしてほしかったですね。
坂上君には感謝しかないと思うんだけど、と、納得がいかないシーンでした。
不完全なハッピーエンド
ふれ交のミュージカルが終わり、順はクラスメイトに謝罪し受け入れてもらえました。
この段階ではまだ恋愛関係のハッピーエンドはありません。
成瀬順はフラれたままで、坂上君も仁藤菜月も自分の思いを伝えていません。
ラストで実行委員である田崎が成瀬に告白してくるわと言っても音声がなく、どんな風に告白して順がどんな返事をしたのかも描かれていません。
また、一方で坂上君が仁藤菜月に想いを伝えようとするのですが、仁藤菜月が坂上君に「また今度にして」とストップをかけます。
坂上・仁藤カップルは明確にしなくても両想いだとわかるので、端折られたのかもしれませんが、どちらも不完全なハッピーエンドなのです。
スッキリしないまま終わった印象でした。
まとめ:心が叫びたがってるんだ結末はに納得いかないのはなぜ?
- メインキャラの成瀬順と坂上拓実にくっついてほしかったが、坂上には他に好きな人がいた
- 失恋した成瀬に告白をしたのが田崎だが、成瀬順の返事は明らかになっていない
- 坂上君と仁藤菜月のカップルも完全に付き合うとまでいっていない
- 成瀬順の心の成長の仕上げが坂上に対する暴言だったのが違和感
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