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ナウシカ・あの人が生きてるのとは誰のこと?王蟲のテレパシーについても

トルメキアの船から脱出し王蟲の巣に不時着した際、ナウシカは王蟲とからのテレパシー(念話)で「あの人が生きてるの?」と驚いたような喜んだような場面がありました。

あの人って誰?

今までに登場した人物にはそれぞれ名前が明かされていたし、思い当たる人が思い浮かびませんでした。

調べてみると、トルメキアの船を砲撃した「あの人=アスベル」のことですね。

さらに調べてみると、あの人はアスベルではなく「王蟲」だったという説も見つかりました。

ナウシカが言った「あの人が生きてるの?」は、アスベルのことなのでしょうか。

またナウシカが王蟲と会話するテレパシーについてもまとめました。

ナウシカ:あの人が生きてるのは誰のこと?

ナウシカが言った「あの人が生きてるの?」のシーンから整理していきたいと思います。

あの人が生きてるの?のシーン

ナウシカはトルメキアの船からガンシップで脱出し、ミトたちと王蟲の巣に不時着しました。

ガンシップにはトルメキアのクシャナも乗っており、無事着水すると銃を取り出し、ナウシカの静止も聞かずに銃を発砲してしまうのです。

しばらくすると王蟲の群れがやってきて、水上にいるナウシカへ金の触手を伸ばしていきます。

見た感じナウシカをスキャンしているようでしたね。

王蟲のスキャンが終わるころ、ナウシカは王蟲に「あの人が生きてるの?待って、王蟲!」と、言ったわけです。

王蟲はそのまま立ち去っていますので、会話にはなっていませんが、何かしらのイメージがナウシカに伝わったのだと思われます。

ナウシカが言ったあの人はアスベル

ナウシカが言った「あの人」とは、ペジテのアスベルのことだと思われます。

トルメキアの船がペジテのガンシップに襲われたとき、ナウシカが体を張って「もう殺さないで!」と言って攻撃を止めようとしていました。

そのため、ペジテのパイロットはトルメキア軍の砲撃を受けて墜落しています。

自分のせい?でペジテの人が死んでしまったと、心のどこかで気にかけていたのではないでしょうか。

ペジテと言えばラステルの死を伝えなくてはならないと思っていたでしょうし、ナウシカからすると気になりますよね。

ですので、王蟲から伝わったイメージの中に墜落後蟲と戦っているアスベル=あの人の姿が映し出され、すぐに救出に向かったのではないでしょうか。

あの人は昔飼っていた王蟲の子

ナウシカの「あの人」は、ナウシカが子供のころに隠して飼っていた王蟲の子という説があります。

ナウシカの過去で、王蟲の子が大人に見つかり「殺さないで」とお願いしている映像がありました。

王蟲の触手によってナウシカが自分たちに関わりがある者だとわかり、あの時の王蟲の子はちゃんと生きてると伝えたのです。

「あの人」というのは人間に対して言う言葉ですが、ナウシカは王蟲が好きで、原作では王蟲は世界で一番高貴な生き物だと言っています。

ですので、王蟲を「あの人」と言っても不思議ではありません。

管理人
管理人
ちなみに原作では「あの人」ではなく「あのひと」と表記されているので、人間と区別しているかもしれませんね。

 

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アスベルを助けたのはナウシカの優しさ?

王蟲から「あの人」について知ったナウシカは、すぐに「あの人」を追っているようでした。

あの人があの時の王蟲の子であれば、王蟲に会いに行ったと思われます。

そして会いに行く途中でアスベルが蟲に襲われていることを知り、助けに入ったということになりますね。

でも、アスベルを助けたあとも王蟲の子に会いに行く描写がありませんので、やはり映画版の「あの人」は墜落して死亡したと思われたアスベルのことで間違いないのではないでしょうか。

原作では「あの人が生きてるの?」のセリフがない

風の谷のナウシカの原作では「あの人が生きてるの?」というセリフはないそうです。

原作では王蟲がナウシカを調べる、アスベルを助けるとう場面はあるのですが、「この森はもはや我々を必要としない」と王蟲がナウシカに伝えているのだとか。

その王蟲の言葉によって、腐海が世界を浄化していることに気づく、となっています。

原作と映画では、ところどころ設定が違っていることから、映画でナウシカが言った「あの人が生きてるの?」はアスベルのことで間違いないでしょう。

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ナウシカ:王蟲とテレパシーが出来るのはなぜ?

そもそもナウシカが王蟲と通じ合えるのはなぜなのでしょうか。

王蟲の触手は念話が送れる

王蟲の触手によって調べられたナウシカですが、会話は成立していません。

王蟲の触手は「念話が送れる」「傷が治せる」という特別なもの。

そして映画版にはありませんが、原作では王蟲が念話を送っていることがわかっています。

念話=イメージのようなものであり、王蟲が触手を纏わせることによってナウシカという人物を読み取り、ナウシカに関係ある情報が流れたのでしょう。

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王蟲の記憶は代々受け継がれる

王蟲には触手の能力の他に、記憶が代々受け継がれることがわかっています。

王蟲たちは「仲間に起きた出来事」を時空を超えて一族で伝え合っているそうです。

感情も共有するので怒りなどの感情はすべての王蟲に伝わり一斉に攻撃に向かうということなんですね。

ですので、王蟲からすると王蟲の子を守ろうとしてくれたナウシカはすべての王蟲にも伝達されているわけです。

触手によるスキャンでナウシカがあの時の女の子だったと知り、蟲を大事にするナウシカを助けようとしてくれるのでしょう。

そしてそんなナウシカが助けたいと思っているアスベルに関する情報も与えてくれたのだと思います。

まとめ:ナウシカが言ったあの人が生きているのとは?王蟲のあの人はアスベル?

  • 風の谷のナウシカのナウシカのセリフ「あの人が生きてるの?」のあの人はアスベルだと思われる
  • 原作では幼少期に飼っていた王蟲の子とも思える
  • 王蟲にはテレパシー(念話)が送れる能力がある
  • ナウシカをスキャン(審査)したときに過去に王蟲の子を助けた女の子だとわかったと思われる
  • ナウシカが助けたいと思っているアスベルの情報をナウシカに送り込んだ

 

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