ナイトヘッドに登場する霧原直也は、生まれつき超能力を持つ人物です。
直也は自身の超能力のために、幼少の頃から人と接する機会がほとんどなく過ごしてきました。
生まれつき持っている力なので、超能力が使えて当たり前だったのですが、直也が自分の力に気づき始めた頃から少しずつ変化が起こり始めます。
直也は人に対する恐怖心が芽生え、人と接するたびに異常とも言えるほどの叫び声をあげたり、ぐったりしたり。
直也の超能力とはどんな能力なのでしょうか。
またナイトヘッドの直也と言えば「兄さん頭が痛いよ」だね!と、言われているセリフについてもまとめました。
ナイトヘッド:霧原直也の超能力は?
昔、1990年代、フジテレビが深夜枠で「NIGHT HEAD(ナイトヘッド)」なるカルト的人気を生んだドラマを放送してまして。豊川悦司と武田真治がW主演した、超能力をもつ兄弟の過酷な運命の物語。 pic.twitter.com/SLvhRGoPq0
— ゴル (@golmew) February 25, 2019
霧原直也はまだ言葉も話せない赤ん坊の頃から超能力がありました。
直也は超能力を使ってどんなことができるのでしょうか。
直也の超能力はリーディング
直也の超能力はリーディングで、対象人物や対象物に触れると、その人や物が持っている記憶が読み取れます。
リーディングの発動は自分の意思に関係なく、人にぶつかるだけで他人の記憶や感情が直也の脳に入り込んでくるのです。
特に嫉妬や悪意などマイナスの感情を引き寄せる力が強いため、直人は他人の感情が入り込む度に悲鳴をあげるほどの恐怖に包まれます。
ですので人混みを避けたり、他人と接触しないように距離を置いて話しをします。
事件解決に役立つ能力
子供の頃の直也は、超能力の力を上手くコントロールできないため、6歳から21歳までの15年間「超能力研究所」に預けられていました。
超能力研究所から逃げ出すことが出来た直也は、普通の人のような生活に憧れますが、自身の能力から人間のマイナスの力を引き寄せるため、事件に巻き込まれてしまいます。
あるとき直也は、高校生が次々と自殺しているという不可解な事件に遭遇します。
自殺をしているのは、ある特定のグループのメンバーで、8人中5人が死亡しているのでした。
直也はリーディング能力で、関係者の記憶や過去を読み取り、自殺は本人たちの意思でないことを突き止めました。
そして自殺者たちの足取りをたどると、彼らを自殺に追い込んだ原因がマインドコントロールによるものだとわかったのです。
そしてマインドコントロールをかけたのは、自分たちと同じような超能力を持っている幼い子供でした。
直也は子供を自分がいた超能力研究所に引き渡し、次の自殺者(殺人)を止めることが出来たのです。
予知能力も使えるようになる
直也は自身の能力から、他人と接することに臆病になり、生まれてこなければよかった、と思っていました。
ところがリーディング能力を使って人を助けることができると気付き、少しずつ前向きになっていきます。
そうして事件を解決しながらたどり着いたのは、予知能力を持った神谷司という人物でした。
直也は神谷司と話すことで触発され、予知能力まで開花。
未来に起る映像が断片的に視えるようになりました。
最後はヒーリングも会得
直也は悪と対決する度に心が強くなり、自分の能力にも自信をもつようになります。
今までは兄の直人に守られてばかりいましたが、自分からすすんで人を助けるようになるのです。
謎の悪の集団ARKとの対決のラストでは、ARKによって傷つけられた早技江の妹の傷を治し、
意識を覚ますことができます。
直也は人の心を読むだけでなく、予知能力に加えヒーリングまで使えるようになり、もはや万能の超能力者となりました。
ナイトヘッド:直也のセリフ兄さん頭が痛いよの元ネタを考察
そうか、頭が痛い時は
頭が割れそうだよ兄さん!!
とか言ってNIGHT HEADごっこが出来るのね💡(古い) pic.twitter.com/oMygACZzlk
— 哀愁のビクトリーム莉沙 (@risakichi1) July 28, 2020
ナイトヘッドが放送されたのは1993年で、当時はアニメ化、ドラマ化、映画化と物凄い大人気の作品でした。
直也のセリフ「兄さん頭が痛いよ」は原作漫画には登場していないのですが、名台詞になっているのはなぜなのでしょう。
「兄さん頭が痛いよ」は実写版のみ?
直也の決めゼリフと言われている「兄さん頭が痛いよ」というのは、原作漫画やアニメにはそのようなセリフはありません。
原作漫画やアニメの直也は、他人の感情や記憶が脳に入り込むたびに絶叫し、頭を抑えながら倒れ込むというだけです。
人の悪意に「怖いよ」と言うことはあっても「頭が痛いよ」とは言っていないのです。
実写化するときに頭を抱えてのセリフを「怖いよ」から「兄さん頭が痛いよ」に変えたのだと思われます。
狙い通り?なのか「頭が痛いよ」のセリフは、直也の決めゼリフとなっており、20年近く経過した今でも「頭が痛くなるとナイトヘッドを思い出す」と言っているファンもいるほど。
「兄さん頭が痛いよ」がなぜ話題になったのか
当時実写版の直也を演じたのは武田真治で、兄の直人を演じたのは豊川悦司でした。
武田真治演じる直也が、超能力を使って頭を押さえてよろめき、「兄さん頭が痛いよ」といいながら豊川悦司に抱きつくように倒れ込む演技が良かったのですね。
当時人気絶頂の2人が揃って見られることや、主人公の兄弟がいつもくっついてる様子が面白かったようです。
直也と直人は幼少期から超能力があったため、お互いを理解できるのは当人同士だけでした。
ですので2人は運命共同体のように離れるわけもいかず。
直也(武田真治)が「兄さん頭が痛いよ」というセリフは、水戸黄門が印籠を出すシーンのようなもので、そのシーンを楽しみにしていた視聴者も多かったようです。
直也が頭が痛くなるのはなぜか考察
直也がリーディング能力を発動するとなぜ頭が痛くなるのでしょうか。
原作漫画では人の悪意やマイナスの感情が直也の脳に直接入ってくるため、恐怖に怯えている様子が描かれていました。
実写版の直也が頭が痛くなるのは、リーディング能力を使う時に脳を酷使している状態だからなのではないでしょうか。
タイトルの「ナイトヘッド」の意味
人間が使用していない脳の容量は70%と言われており、その使用していない部分を「ナイトヘッド」と言うそうです。
そして人間が持つ不思議な力は、この70%の部分に秘められているとされ、直也の超能力は普通の人が使っていない領域を酷使しているのです。
直也は自分の意思に関係なく、触れるモノすべてをリーディングしてしまうので、24時間体制で脳が働いています。
対象物に触れると一気に脳が働きます。
しかも恐怖も同時に感じるので、脳を酷使しすぎて疲れてしまう、という状況で頭が痛くなるのではないかと思われます。
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まとめ:「ナイトヘッド」霧原直也の超能力とは? 兄さん頭が痛いよの元ネタを考察!
NIGHT HEAD
兄さん頭が痛いよ…
伝説?のドラマw
このドラマでトヨエツ大好きに。
かっこよかったなー
内容あんまり覚えてないけど。。。#再放送希望ドラマ pic.twitter.com/g7X6dMXybL
— *セナ☆* (@hy_p3054) April 2, 2020
- ナイトヘッドの直也の超能力はリーディングで、特に人のマイナスの感情が入り込んでくる
- 直也の超能力で犯罪者を追跡することもできるため、殺人や犯罪を未然に防ぐことが出来る
- 直也は神谷司という人物と接することで、予知能力が開花した
- 直也の「兄さん頭が痛いよ」は原作漫画やアニメにはなく、実写版のみ
- 直也が頭が痛くなるのは、普通の人間が使っていない脳を使っているからと思われる
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