光源氏が一番愛した女性は誰?小説「十二単衣を着た悪魔」の登場人物12人から考察

小説「十二単衣を着た悪魔」で、光源氏は数多くの女性と関係を持ちます。

物語中、ざっと数えると10人は超えています。

いくらモテ男とはいえ、本当に好きだった女性はきっといるはず。。

光源氏が2歳の時に母親が死んでしまったことで、女性に母親像を求めているのかも?

小説「十二単衣を着た悪魔」の中で、光源氏が本当に好きだった女性は誰なのか、考えてみたいと思います。

小説「十二単衣を着た悪魔」光源氏が一番愛した女性は誰?

小説「十二単衣を着た悪魔」の中に登場する「光源氏とデキちゃった人」を挙げてみると

  • 葵の上・・・・・光源氏の正妻。左大臣の娘
  • 藤壺・・・・・・桐壺帝の後妻。先妻の桐壺更衣によく似ている。光源氏とは5歳差。
  • 六条御息所・・・前・春宮の妻で20歳で未亡人。光源氏より7歳年上。抜群の美人
  • 空蝉・・・・・・光源氏の家来の父親の後妻。2回目以降は光を徹底して拒絶したそうです。
  • 夕顔・・・・・・葵の上の兄の女だった人。子持ち。光と一緒にいる時に突然死する。
  • 朧月夜・・・・・一宮と結婚3か月まえに光源氏が奪ってしまう。
  • 軒端荻・・・・・家来の父親の先妻の娘
  • 末摘花・・・・・「超」がつくほどの不美人だそうです。光は生活の援助までしていたそうです。
  • 源内侍・・・・・50代後半。平安時代で言うなればおばあさん。源内侍からお願いしたらしい。
  • 花散里・・・・・麗景殿女御の妹で桐壺帝の妃の一人。
  • 明石の君・・・・明石で知り合った入道の娘。子どもが出来て後日京へ上がる。
  • 紫の上・・・・・藤壺の姪。幼少の頃に引き取り、葵の上が亡くなったあとに正妻になります。

とにかく手あたり次第、口説きまくっています。

幼い子から年配までストライクゾーンが広い

光源氏のストライクゾーンは幅が広く、美人の藤壺から不美人と言われている末摘花、幼少の紫の上から、年配の源内侍まで誰でもOKな人です。

末摘花に至っては生活の援助までしたそうです。

とにかくすれ違ったり、一目みて気になったりする女性がいると声をかけずにはいられません。

相手の立場はお構いなし。

必ず口説き落とします。

*源内侍の場合は、源内侍から光源氏にお願いをして「応じて」もらいました。この時代の平均寿命を考えると、50代後半だと「おばあさん」ですよね。

現代でも17歳の男の子が50代後半の女性と・・・OKなんでしょうか??

光源氏のストライクゾーンの広さがうかがえます。

最初の妻は葵の上

光源氏が最初に結婚したのは17歳のとき。葵の上は左大臣の娘です。

左大臣と桐壺帝が決めた結婚です。

葵の上は光源氏のまわりにいないタイプなのか、感情表現が上手ではなく光源氏とは結婚後しばらく不仲でした。

結婚したころ、既に光源氏は六条御息所や空蝉、軒端荻とも関係がありました。

結婚して10年が経過したころ、葵の上は懐妊し、男の子夕霧を産みます。

ようやく夫婦仲が良くなって、これから親子3人でやり直すって時に残念ながら葵の上は死亡しました。

光源氏は、これまで葵の上に冷たくしてきたことを後悔し、しばらく喪に服しました。

六条御息所はまるでホラー

六条御息所は前・春宮の妻で未亡人です。

前・春宮が早くに亡くなったため、20歳で未亡人になり、幼い娘がいます。

六条御息所は抜群の美人で頭も良く上品な女性で、光源氏より7歳年上の24歳です。

あるとき、六条御息所の所へ通う時に病気の乳母を見舞いに立ち寄ったときに、乳母の隣家に住む「夕顔」という女性とも出会います。

そのうち、「完璧すぎる女」六条御息所にうんざりした光源氏が夕顔の所で泊っている時、夕顔のうなされる声で目が覚めます。

すると夕顔の枕元に女の霊が座っています。

六条御息所でした。

夕顔につかみかかろうとし、光は太刀を抜きましたが、夕顔は既にこと切れていました。

このようなことがもう一度、次は葵の上に起こります。

葵の上が出産するときに、生霊として憑りつき、葵の上の口を借りて光源氏に恨み言を言います。

女の執念というやつでしょうか。

最終的に、六条御息所は出家するんですが。。。

藤壺にはストーカー

藤壺は、光源氏の「母親」でもあります。

源氏の実母桐壺更衣が亡くなったあと、更衣によく似た藤壺を桐壺帝が後妻にしました。

藤壺と源氏は5歳しか離れておらず、年頃になるにつれ、藤壺を女性として愛するようになってしまいます。

ですが、藤壺は源氏の父親の妻ですから手を出すわけにいかず、その想いをしまうかのようにあちこちの女に手を出します。

けれども、藤壺への想いを断ち切ることは出来ず、帝の目を盗んで密会を重ねます。

しまいには子どもまで出来ちゃいます。

子どもが出来てしまったことに動揺している藤壺は、光源氏から逃げまくります。

隙あらばと考える光源氏は執拗に追いかけまわし、最終的に藤壺は出家の道を選びました。

現代であれば、まるでストーカー。。

実は弘徽殿女御が理想の女性

光源氏をなんとか葬ろうとしてきた弘徽殿女御。

我が子一宮のために光源氏の身分を下げたり、汚名を着せて須磨へ流罪にしたり、冷たくあしらってきました。

物語の最後、須磨から京に戻った光源氏は、雷鳴に自分が理想とする女性は弘徽殿女御だと打ち明けます。

雷鳴はてっきり光源氏の理想の女性は母親の桐壺更衣だと思っていました。

 

理由を尋ねると

  • いつでも何があっても毅然としている
  • 何を言われても歯牙にもかけない強さがある
  • ズルさも野心もあって面白い
  • 強さからくる美しさも素敵
  • いじめられたぐらいで2歳の子どもを残して絶対に死なないはず

 

そういったことから弘徽殿女御が自分にとって理想の女性だと言います。

まとめ:光源氏が一番愛した女性は誰?

小説「十二単衣を着た悪魔」の中で登場する光源氏が恋した女性たち。

最後に弘徽殿女御が理想といった背景には、母親の桐壺更衣には「頑張って生きていてほしかった」という思いが伝わってきました。

光源氏が一番愛した女性の候補をまとめてみると

  • 藤壺
  • 葵の上
  • 六条御息所

この3名あたりが強いかな、と思いますが、中でも義理の母であり、ストーカーまがいの押しの強さから見ると藤壺を一番愛していたのかな、と思います。

 

 

 

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