青のミブロに登場する京八直純は六尺(1.82mほど)の刀を振り回す強そうな男。
京に入ってる徳川家茂暗殺を企んでいます。
となると謀反の罪に問われることになりますが、どのような目的があるのでしょうか。
直純の最後や目的と過去についてまとめました。
青のミブロ:直純の最後は死亡?目的と過去も
直純は京八館を営む京八家の長男です。が、血の立志団を立ち上げ謀反を企んでいます。
徳川家茂暗殺を企む直純
直純は大きな体に大きな刀を振り回し、徳川家茂を狙っています。
家茂を殺すためにちりぬ屋まで追いかけてきたり、7つの橋に火をつけ逃げられないようにするという計画を企てています。
その目的のために多くの人が巻き込まれても関係なし。
家茂を狙ってもミブロが守ってしまうため、標的はミブロとしています。
直純の目的は戦国の世を取り戻すこと
直純が家茂を狙う目的は徳川を潰し、再度戦国時代に戻すため。
武士として戦うことや強さを求められ生きてきた直純は、平和な世の中で居場所がないのです。
実家の京八家の長男として生まれ、強くあること常に戦場の気でいろと言われながら育ってきました。
平和な世の中になり武者修行に出て、帰ってきたときの京八家や時代の変化にもついていけず、葛藤を続けた結果、戦国の世を取り戻すことが目的となったのです。
京八家を消す目的もあった
直純にとって敵は時代と京八家。
呪われた家だと言っています。
直純にとっては、まったくの他人に道場も家督も陽太郎に奪われた形になっています。
そして武者修行から帰ってきた父親は、自分を育てた人とは思えないほど腑抜けになり平和を楽しんでいる。
母親は後妻で、陽太郎の嫁は武家でもないぼ~っとしたナギでした。
10年の武者修行の結果、武士の血がない京八家になっているとショックを受けた直純は父親と話し合います。
「古い」新しい時代を行き直せと言われましたが、納得がいかず父親を刺し殺しています。
直純は7つの橋と一緒に京八家も消したかったのでした。
芹沢鴨との対決で死亡
直純は芹沢鴨との対決に敗れて死亡です。
直純と芹沢鴨との戦いは、芹沢鴨の方が余裕で実力が上。
誰かと戦うたびに「武士とは?」を尋ねる直純は、迷いがありながらだったかもしれません。
芹沢に「時代の流れに取り残されたものはどうなる?」と聞いたところ「そんな奴はいらん 脳なし共は死ねばいい」と言われ最後の最後まで時代に抗い芹沢に斬られています。
まだ息がある直純を残し去っていった芹沢と代わった土方に看取られ死亡です。
京八家のその後
直純が消したかった京八家は、ほぼ直純の思い通りになっています。
- 父親(先代当主):直純が殺害している
- 弟の陽太郎:血の立志団に引き込み近藤勇との戦いで死亡
- 陽太郎の嫁ナギ:赤ん坊を出産後に死亡
- 義母は既に死亡している
直純と陽太郎は罪人として葬られ、ナギは身寄りがないとのことで無縁仏として投げ込み寺に葬られています。
生まれてきた赤ん坊はミブロによって身元の確かな人のところへ預けられています。
まとめ:青のミブロ直純の最後は死亡?目的や過去についても
- 京八直純は徳川家茂を暗殺したのち、武士が活躍する戦国の世を取り戻そうとしていた
- 徳川家茂を暗殺する前に邪魔なミブロを標的とした
- 7つの橋に火を放つことで二条城から逃げられなくし家茂殺害を計画する
- 血の立志団は7つの橋それぞれでミブロに敗北している
- 直純は芹沢鴨と戦い敗北し最後は土方に看取られている
- 死後の遺体は罪人として葬られた
直純の最後は芹沢鴨に敗れて死亡。
目的は武士が活躍する戦国の世の復活と自身の家(京八家)を消すことでした。