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「君の膵臓をたべたい」桜良の死因は通り魔殺人!ラスト結末とその後についても

君の膵臓を食べたいのヒロイン山内桜良は、大病を患い余命宣告を受けている女子高生。

ところが桜良は病気ではなく、突然通り魔に遭って死んでしまうのです。

ヒロインの闘病記だと思われた物語の内容は、想像とは全く違うもので、なぜ桜良が通り魔によって死ななければならなかったのか、と思えるものでした。

君の膵臓をたべたいの桜良の死因が通り魔だったことと、桜良の死後ラスト結末とその後についてまとめました。

君の膵臓をたべたい:桜良の死因は通り魔殺人!

山内桜良は余命宣告を受けていたので、てっきり病気が死因になるものだと思っていました。

ですが桜良の死因はまさかの通り魔殺人です。

桜良は余命宣告を受けていた

桜良は膵臓の病を患っており、余命宣告を受けていました。

桜良の病気は、昔であれば見つかった時点で末期というような病気でしたが、現在は医学が発達したため薬で抑えられているという状態です。

ですが寿命はあと数年で膵臓が使えなくなったら終わり、というような状態なのでした。

桜良は共病文庫という日記をつけており、その日記を偶然春樹に読れてしまったことから2人だけの秘密が始まりました。

普段から元気な桜良が死ぬのなんて想像もつかない春樹は、桜良に本当に死ぬの?と聞いたことがあります。

桜良は自分は本当に死ぬので、死ぬまでにやりたいことを春樹と一緒にやりたいと言います。

通り魔によって日常が突然終わる

余命宣告をされると人は残された時間を有意義に使おうとします。

桜良の場合、普通に過ごしていることが幸せなのだと言っていました。

友達に病気のことを言って気を遣われたり、悲しくなったりして暗い雰囲気になるのが嫌だったのです。

春樹は人に興味がありません。

桜良の病気を知ってもなんとも思わないため、桜良は春樹と過ごすことで普通に気楽に過ごせるのでした。

桜良は死ぬまでにやりたいことを共病文庫に書いており、それを一緒に春樹とやるのを楽しんでいます。

ところが桜良は、春樹と待ち合わせのカフェに行く途中、通り魔に刃物で刺され死んでしまうのです。

桜良は劇中で人がいつ死ぬかなんて誰にもわからないというようなことを言っており、その言葉が現実になったようでした。

春樹は桜良は余命宣告通り、膵臓の病気が原因で死んでしまうのだろうと思っていたので、突然の死に驚きます。

通り魔殺人の意味を考察!

桜良と春樹の会話の中で、通り魔が出ていると話題になっていましたが、まさか桜良が被害者になるなんて思ってもみませんでした。

図書館での2人の会話でもあったように、「もしかして君も明日死ぬかもしれない」が実際に起こったのです。

死ぬ前にやりたいことを実行している桜良と、やりたいことをやっていない春樹。

その違いは、桜良の場合余命宣告されているから与えられた時間を大切にしているのです。

ところが桜良が通り魔によって死んだことで、「死ぬときは前もって君に言うよ」と言っていた約束を守れず、春樹も来年本を返すという約束を守れませんでした。

余命宣告をされていようが、いつ死ぬかなんて本当は誰にもわからないのです。

時間を大切にしていれば、春樹は本を手渡しで返すことができたかもしれないし、読んだ感想を桜良に言えたかもしれません。

通り魔殺人の意味は、与えられた時間を後悔なく生きましょう、という意味なのではないでしょうか。

君の膵臓をたべたい:ラスト結末とその後について

桜良が通り魔に遭って死んだのは、ストーリーの後半が過ぎたころです。

ラスト結末と春樹のその後はどうなったのでしょうか。

共病文庫を受け取る

春樹は桜良の死にショックを受けてしまい、葬儀には出席出来ませんでした。

桜良の死後10日が過ぎた頃、落ち着きを取り戻し、共病文庫の結末を知りに桜良の家に向かいます。

桜良は入院中、母親に共病文庫を取りに来る人がいることを伝えていました。

その人は、たった1人だけ自分の病気のことを知っていて、共病文庫のことも知っているから、取りに来たら本を渡してほしいと伝えていたのです。

共病文庫には、病気について書かれた日記と、両親や友人、春樹への遺書が書かれていました。

春樹は恭子と友達になる

桜良は生前から恭子は気が強いけど、優しい子だからきっと仲良くなれるよ、と言っていました。

春樹は桜良の共病文庫を受け取り、桜良と自分がなぜいつも一緒にいたのか、すべてを話そうと恭子をカフェに呼び出し、共病文庫を見せようとします。

恭子は、なぜ桜良の病気を知っていて自分に知らせてくれなかったのか、と春樹を責めカフェを出て行ってしまいました。

今までの春樹であれば、出て行った恭子を追いかけることはありません。

ですが春樹は桜良のように人を認められる人間になりたいため、恭子の後を追い少しづつ許してくれるよう、そして友達になって欲しいとお願いをします。

恭子が春樹と友達になったのは1年後で、一緒に桜良のお墓参りをします。

そして恭子はガムをくれるクラスメイトと受験が終わったら付き合うことになっています。

春樹はガムをくれるクラスメイトとも打ち解けられたようで、桜良のように人を認め人を愛せるような人間に少しずつ向かっているようです。

まとめ:「君の膵臓をたべたい」桜良の死因は通り魔殺人!ラスト結末とその後についても

  • 桜良の死因が病気ではなく通り魔殺人なのは、人はいつ死ぬかわからないので、後悔なく生きようというメッセージがあると思われる
  • 作品のタイトルからは、桜良と春樹の関係が友達や恋人というありきたりの関係ではなかったことがわかる
  • 桜良の死後、春樹は共病文庫を受け取り桜良のメッセージを知ることになる
  • 桜良の希望通り、春樹は恭子と友達になり、桜良のような人間になるため努力している

 

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