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映画「スタンドバイミー」は怖いしつまらない?名作の理由を考察

「スタンドバイミー」は1986年に公開され大ヒットした映画です。

公開から35年経った今も、舞台となったロケ地を聖地巡礼する人がいるほど人気がありました。

何年経っても色あせない名作と言われていますね。

ですが名作と言われるスタンドバイミーが怖いとか、つまらないという意見も多いのです。

映画スタンドバイミーは怖いのか、つまらないのか、また、名作だと言われる理由について考察しました。

映画「スタンドバイミー」は怖いしつまらない?

スタンドバイミーの口コミを見ると「怖い」や「つまらない」という意見が目立ちます。

映画スタンドバイミーが怖いのは原作者がホラー作家だから?

スタンドバイミーが怖いというのは、4人の冒険のテーマが死体探しだということと、原作者がホラー作家ということが原因ではないかと思われます。

映画を見る前からホラーで怖い、というイメージがあるのではないでしょうか。

死体探しといっても、電車にはねられたと思われる子どもが見つからない、ということでゾンビが出てくるわけではないのです。

死体探しの理由は行方不明になった子どもを見つけて英雄になりたい、という動機でした。

実際にストーリーのラストでは、死体を発見するのですが、おぞましいという印象はありません。

死体を発見した4人の少年たちは、発見者と名乗らずに匿名で警察に電話をし、遺体を布のようなもので覆い家路につきます。

怖いのは不良がたくさん出てくるから?

ホラー的な要素はありませんでしたが、残忍?だと感じるような描写はいくつかありました。

冒頭シーンから主人公4人の少年たちはタバコを吸いながら、死体探しの冒険に出る相談をしています。

冒険に行く途中では、不良グループに絡まれタバコを顔に近づけられそうになったりしました。

町の不良グループたちも死体探しに車で出発しますが、道路沿いにある家の郵便ポストをバットで次々と壊していきます。

また死体発見現場では、死体の所有をめぐってナイフが出たり銃が出たりと、暴力的なシーンが多いのです。

1959年のアメリカでは10代の少年たちが銃を持ったり、ナイフを持ったりするのが普通だったのか?と考えてしまうほどでした。

映画スタンドバイミーがつまらないと思うのはなぜ?

名作と言われる映画スタンドバイミーの時代背景は1959年(昭和34年)です。

つまらないと思うのは時代のギャップがあるからでしょうか。

ストーリーは、12歳の4人の少年が死体探しという名目で、2日間にわたって冒険をするという内容です。

現代ではインターネットがあり、自分たちが冒険をするというよりもネットで情報を集める、という行動の方が先でしょうから、線路伝いに40㎞ちかく歩き続けるというのは共感できないかもしれません。

映画「スタンドバイミー」が名作と言われる理由を考察

映画スタンドバイミーは、大人になった後が、ニュースで流れた子供の頃の友人が死亡したというニュースがきっかけでゴーディが小説を書き始めたというストーリー。

映画をみてノスタルジックな世界に戻れる、というのが良いとされるところでしょうか。

子ども時代の思い出を描いている

スタンドバイミーが名作と言われるのは、映画を見た人が自分の子供時代を思い出して懐かしむことが出来るというところではないでしょうか。

4人の少年たちは大人になるにつれ、考え方や価値観、環境の違いから連絡を取らなくなってしまいます。

子ども時代の友達と連絡を取らなくなるのは、現代でも同じでよくあることです。

スタンドバイミーは大人になったゴーディが、小説として自身の昔を描いているストーリー。

映画を見た人が少年時代を振り返り「あの頃」を思い出すからだと思われます。

ですので「スタンドバイミー」というタイトルを聞くだけで、一瞬でノスタルジックな世界にいくのです。

名作と言われるのはラストのセリフ

4人の少年たちの冒険は小学校最後の夏休みで、9月になると中学生になります。

彼らは「また中学でな」と言って別れました。

現代に戻り、ゴーディは小説を書きながら当時を振り返ります。

クリスは中学校で僕と同じ進学組に進み、彼らしく努力した。そして大学に行き弁護士になった

先週、彼がレストランに入ると前にいた2人が喧嘩を始めナイフを出した

クリスはそれを止めようとした。そして喉を刺され死亡したのだ

クリスとは10年以上会っていなかった。だが永遠に彼を忘れはしない

あの12歳のときのような友達は2度とできない。もう2度と

ラストのゴーディのセリフは、映画を見た年齢によって受け止め方や感動が変化すると言われています。

スタンドバイミーが永遠の名作と言われるのには、ラストのセリフの締めくくりが素晴らしいからですね。

リヴァー・フェニックスがかっこよすぎた

スタンドバイミーは主人公の1人クリスを演じたリヴァー・フェニックスがブレイクした映画です。

リヴァー・フェニックス人気で多くの人が映画を見に行った、というのも関係あると思います。

リヴァー・フェニックスがとにかくかっこ良くて、当時は日本でも大人気でした。

リヴァー・フェニックスはスタンドバイミーの出演の2年後には、他の作品でアカデミー助演男優賞にノミネートされるなど実力がある俳優になります。

ですが1993年に薬物の過剰摂取により、23歳という若さで亡くなってしまいました。

スタンドバイミーがいつまでも名作だと言われるのは、リヴァー・フェニックスの演技が2度と見られないというのもあるのではないでしょうか。

サントラの曲が良かった!

スタンドバイミーという映画のタイトルを聞くと、頭に浮かぶのはラストで流れるサントラの曲!

ベン・E・キングのシングルレコードは1961年11月に発売されていた曲です。

ベン・E・キングの「スタンドバイミー」は、その後も多くの歌手にカバーされていました。

1975年にはジョン・レノン、1980年にはミッキー・ギリ-がカバーし、いずれも大ヒット!

元々名曲だったスタンドバイミーが絶妙に合うストーリーと、主人公4人の少年たちの演技も素晴らしいと言えますね!

スタンドバイミーが名作と言われるのは、映画のストーリーと子役たちの演技に、哀愁感がある曲がマッチしたことも大きな理由だと思われます。

まとめ:映画「スタンドバイミー」は怖いしつまらない?名作の理由を考察

  • スタンドバイミーが怖いと言われるのは原作者がホラー作家だからと思われる
  • 映画にホラー的要素はないが、死体探しがテーマだったり暴力的なシーンがあったりする
  • スタンドバイミーがつまらないと思うのは時代背景が現代とかけ離れているからと思う
  • スタンドバイミーが名作だと言われるのは誰もが持っている子供時代を振り返ることができるから
  • 名作と言われるのはゴーディのラストのセリフが素晴らしいから
  • スタンドバイミーには大人気だったリヴァー・フェニックスが出演していた

 

 

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