2016年に公開された映画「君の名は。」は、日本歴代興行収入ランキングでは5位という輝かしい記録があります。
でも、107分という短い時間では説明がつかなかったのか、結構突っ込みどころが多いですよね。
あれ?ちょっと待って、というおかしいシーンや矛盾点がいくつか出てきます。
君の名は。の突っ込みどころやおかしい点・矛盾点についてまとめてみました。
君の名はの突っ込みどころは?おかしい点や矛盾点についても
君の名はの主人公三葉と瀧はお互いに体が入れ替わってしまいます。でも2人の時間軸には3年のズレがあります。
3年のズレに気付くのが遅すぎ!
三葉と瀧が生きる時間軸は3年のズレがあります。
入れ替わった曜日が同じでも日付が違うのです。
朝起きたら別人になっていて驚いたのなら、自分がどこにいるのか今日がいつなのかも確認すると思うのです。
そして2人ともスマホで日記を書いているのであれば、日付が違うことぐらい早い時点で気付くはず。
それに3年違えばスマホの機種やアプリにもかなりの差があると思います。
スマホを駆使している高校生が気が付かないわけがないですね。
昨日の記憶がない違和感をスルー
瀧も三葉も入れ替わりが起こった日のことは覚えていません。
昨日の私は別人だったというぼんやりした記憶があるようですが、いくら何でも全く昨日の出来事を覚えていないって、もっと不思議に思ってもいいはず!
昨日の記憶がないことに対して本人も友人も「なんか変だったよ」で済ませられるもんなのか、と疑問でしたね。
秋祭りで浴衣は寒すぎる
彗星の欠片が落下した日、糸守町では秋祭りが行われていました。
秋祭りは10月4日です。10月って日中は真夏日だとしてもとしても夜は冷えます。
特に飛騨地方は冬場になると天気予報で寒さのバロメーターになるような雪景色が映し出されるところです。
秋祭りで浴衣ってかなり寒いよな~と思ってしまいました。
彗星落下の軌道がおかしい
口コミで多かったのが「彗星落下の軌道がおかしい」でした。
彗星は太陽の周りを回っているのに、作中でのニュースではティアマト彗星の軌道が太陽を回らずに太陽の手前で曲がるように描かれていたのです。
ニュースでは合計3回ティアマト彗星について語られていましたが、1回目は正しい軌道で2・3回目が間違った軌道だったのだとか。
何か意図があって太陽の手前で折れるように描かれたのかと話題になりましたが、後日発売されたDVDでは3回とも正しい軌道に修正されていたとのこと。
地上波放送されるとき、ティアマト彗星がどの軌道で扱われるのか楽しみですね!
彗星落下を知らない瀧が不自然
三葉と連絡が取れなくなった瀧は、自身の記憶をたどって糸守に三葉を探しにやってきました。
高山ラーメンのおばさんが瀧の絵を見て瀧が探しているのは糸守町だと教えてくれました。
糸守町の名前を聞いた奥寺先輩と司は、3年前に隕石落下で壊滅した町だとピンと来ました。
ところが瀧はまったく気づかない様子です。
町1つ消滅するほどの災害を瀧が知らないなんて不自然すぎるのです。
ただ、当時瀧は中学生ですから、隕石落下で災害があったことはなんとなく知っているけれど、その町が糸守だったことを知らないだけかもしれません。
自転車壊したのは瀧だったのに何故三葉が知ってるの?
映画の終盤で糸守を救うために三葉の体に入っている瀧がテッシーに借りた自転車を壊してしまいます。
その後走って外輪山の山頂に行った瀧は、カタワレ時で三葉と会うことが出来ました。
そこで2人は元の体に戻りました。
三葉は計画を進めるために走って山を下り、テッシーたちと合流します。
そこで三葉はテッシーに自転車を壊したことを謝るのですが、自転車を壊したのは瀧です。
入れ替わり時の記憶はないはずなのに、なぜ三葉は瀧が自転車を壊したことを知っていたのか不思議です。
ただ、カタワレ時で時間軸が変わってしまったので、ひょっとすると新たな時間軸では三葉が自転車を壊していたのかもしれませんね。
落下スピードより速く走れる三葉
三葉と瀧は隕石落下から被害を食い止めるため、外輪山へ登ったり下ったりを「走り」で行いました。
全速力で山を駆け上がるのも下るのも続くわけがない。
しかも彗星がそこまで見えているのに、人間の走るスピードの方が勝るってちょっと疑問。
ちなみに最も遅い隕石でもも5.4万km/時なのだとか。
まったく見当もつかないスピードですが、普通に考えると、彗星が見えてから「まだ間に合う」ことはないような気がします。
満員電車でなぜ瀧が見えた?
三葉が瀧に会いに東京まで行ったシーンがありました。
歩き疲れて駅のベンチに座っていた三葉の前に電車が入ってきました。
三葉は電車の中に瀧を発見したようで走って行きます。
ところが電車の扉が開くとかなりの満員!
びっくりしました。絶対に瀧がいるなんて見えるわけがない。
三葉は電車に乗り込み、奥の方にいる瀧のところへ進みます。
瀧が立っていた場所はホームのベンチから見える場所じゃないと思いますね。
ラストの電車から階段のシーンが都合よすぎ
彗星落下の被害から8年後、三葉と瀧は東京で再会します。
並走している電車で出会い、次の停車駅で降りてお互いを探すのですが、そんな都合よく会えるわけがない。
東京在住の方の口コミを見ると、三葉は各駅停車の総武線でJR千駄ヶ谷駅下車、瀧は快速の中央本線の快速でJR新宿駅下車。
しかも三葉は須賀神社とは反対方向へ走り出したとのことで、階段までは遠回りしてしまったのだとか。
思い出の場所でもないのにピンポイントで会えたのは奇跡的ですね。
最後は君の名はでしょ!
映画のラストで瀧と三葉が階段で出会うシーンに突っ込みが多いようです。
階段で再会した2人は、この人が自分が探していた人だと気付きます。
涙を流して「君の名前は」と聞くのですが、そこは「君の名は」でしょ!
実際に名前を聞くときに「君の名は」なんて聞きませんが、ここまで突っ込みどころが多いのだから、最後は「君の名は」って聞いてくれたらスッキリしたのに。
最後の最後まで突っ込ませてくれました。
まとめ:君の名はの突っ込みどころは?おかしい点や矛盾点についても
映画「君の名は。」の突っ込みどころ・おかしい点、矛盾点についてまとめました。
- 3年の時間軸の違いに気が付かないっておかしい
- 昨日の記憶がないことにもっと疑問を持つはず。スルーなのはおかしい
- 飛騨地方の秋祭りで浴衣は寒いと思われる
- 瀧が自転車を壊したことをなぜ三葉が知っているのか
- 隕石落下のスピードより三葉が走る方が早い
- 彗星落下の災害を知らない瀧が不自然
- ラストの電車から階段のシーンが都合よすぎ
映画「君の名は。」で描かれていないアナザーサイドが漫画で安く読めるクーポンを紹介しています。
君の名はアナザーサイドが漫画で安く読める!2冊まとめ買いのクーポンも