週刊少年ジャンプで連載中の漫画「チェンソーマン」が非常に面白いと話題です。
10月からはアニメ化もされ多くの人が目にする作品になるのは必須!
チェンソーマンを見ていると、ところどころに「あれ?このシーンって○○の映画に似てるかも」と思う方も多いようです。
チェンソーマンは映画のパロディなのか、オマージュじゃない?と感じる元ネタをまとめてみました。
チェンソーマンは映画のパロディ?
銃の魔人になったアキ君が早川家を訪ねてくるシーン。明確に寄生獣のオマージュ入ってるのでこの後の展開が読めてつらい。#チェンソーマン pic.twitter.com/xcqOqECw0L
— 思兼 (@thousandarounds) July 12, 2020
作者の藤本タツキは映画好きということで、作品のあちこち至るところにオマージュネタが散りばめられています。自分の好きな映画ネタを見つけると嬉しくなってしまいますね。
藤本タツキは映画好き
昨日、人生で初めて「チェンソーマン」読んだ。全巻一気読み
藤本タツキって作者は本当に映画好きなんだな〜って読んでて思ったし、実際コマ割りとかカットの仕方がマジで映画みたいな感じで、これ結構な数の映画観てる人が描いた漫画だろ…。最後まで滅茶苦茶の連続すぎて超楽しかった!久々に痺れた pic.twitter.com/MTaK929bKK— 有機(ユウキ)@ (@yki_sun) July 17, 2022
チェンソーマン作者の藤本タツキ先生は大の映画好きだそうです。
様々な映画作品から影響を受けていると公言されているようで、2021年の作品ルックバックでもクエンティン・タランティーノ監督の作品がオマージュされているのだとか。
他にもインドネシアのアクション映画「ザ・レイド」や北野武監督の作品、白石晃士監督のホラー作品からも影響を受けられたようです。
チェンソーマンを始めとする他作品を読んで「パクリ」と思わないのは、タツキ先生が影響を受けた作品に対するリスペクトが感じられるからなのだと思われます。
映画好きが垣間見えるところ
ジャンプの新連載、藤本タツキ先生のチェンソーマン。素晴らし過ぎる。面白い。ホラー映画好きの少年の妄想ノートみたいな漫画(誉め言葉!)そしてちょっと泣ける。さすがです。 pic.twitter.com/857gVf7F7P
— オオヒラ航多@キネマキア4巻10/4発売! (@kota211293) December 3, 2018
作者の映画好きが垣間見えるところとして、単行本の背表紙・カバー折り返しのところに「○○大好き!」と作者のコメントがあります。
○○のところが映画のタイトルです。
1巻~11巻までのほとんどが映画関係の一言。
作者コメント(作品名) | 概要 | |
---|---|---|
1巻 | チェンソーマン大好き! | ー |
2巻 | 悪魔のいけにえ大好き! | 1974年アメリカホラー映画 トビー・フーパー監督 |
3巻 | へレディタリー大好き! | 2018年アメリカホラー映画 アリ・アスター監督 |
4巻 | 貞子vs伽椰子大好き! | 2016年日本のホラー映画 白石晃士監督 |
5巻 | デス・プルーフ in グラインドハウス大好き! | 2007年アメリカアクションホラー映画 クエンティン・タランティーノ監督 |
6巻 | コララインとボタンの魔女大好き! | 2009年アメリカアニメ映画 ヘンリー・セリック監督 |
7巻 | 女優霊大好き! | 1996年日本のホラー映画 中田秀夫監督 |
8巻 | 降霊大好き! | 2001年日本のホラー映画 黒沢清監督 |
9巻 | ゲット・アウト大好き! | 2017年アメリカホラー映画 ジョーダン・ピール監督 |
10巻 | ジェイコブス・ラダー大好き! | 1990年アメリカサイコスリラー映画 |
11巻 | コワすぎ!シリーズ大好き! | 日本のホラー映画シリーズ 2012年から10作以上 |
古い作品から最近の作品までホラー映画に対する愛が感じられますね!
チェンソーマンは映画のパロディなのか
チェンソーマンのここってエヴァのパロディだったよね pic.twitter.com/W7CVP4xrYJ
— さ巫女 コミティア141 ね11a (@s35_mmsg) January 22, 2021
チェンソーマンの口コミや評判を調べてみると、パクリや映画のパロディだという声をチラホラ見かけます。
オマージュ・パロディ・パクリ、言葉の使い方によって与える印象が違ってきます。
藤本タツキ先生はご自身でも多くの映画作品から影響を受けていると公言されていることから、チェンソーマンはパロディではなくオマージュだと思われます。
ですがところどころにパロってるなと気付いて笑ってしまう場面もありますので、パロディ要素も強めかもしれませんね。
チェンソーマン:オマージュされている元ネタまとめ!
今週のチェンソーマン
もしかして『フォーリング・ダウン』のパロディ?タツキ先生、映画好きだからありそう pic.twitter.com/pdqzPyVpaK
— Tロー@🍊単婚 (@kancolledekopon) September 19, 2020
チェンソーマンには至るところにオマージュが入っているようです。好きな作品の数々をオマージュして面白い漫画を作り上げるってスゴイですね。
血の魔人パワー:ビッグ・リボウスキ
チェンソーマン、パワーの言動の元ネタがビッグリボウスキからきてるとインタビューで語ったらしく、ますます好きに。 pic.twitter.com/7cfZfQ9qPP
— マイク・チューリップ (@t_mike_fenrir) January 23, 2021
デンジのバディであるパワーについては、ジャンプフェスタで藤本タツキ本人が998年に公開された映画「ビッグ・リボウスキ」が元ネタだと公言されています。
主人公の親友ウォルターがモデルになっているとの声が多いですね。
ちなみにウォルターというキャラは「ウソつきで自分勝手」で主人公をイラつかせる存在なのだとか。
それでも愛されキャラとして存在しているところがパワーと似ています。
公安:コンスタンティン
ちなみに「コンスタンティン」でエクソシストを演じたキアヌのスーツ姿が「チェンソーマン」の公安の制服に影響を与えたそうです。 pic.twitter.com/tdAvDPVQG1
— ふみなる | fuminaru kawashima (@fumiwriter) August 28, 2021
キアヌ・リーヴスが主演した映画で主人公は「悪魔祓い」をしています。デビルハンターですね。
天使や悪魔と人間の中間的存在ハーフ・ブリードが人間界に存在しており、キアヌ扮するジョン・コンスタンティンは悪魔祓いを生業としている、という設定。
チェンソーマンに置き換えると、人間と悪魔とデンジたちのような武器人間といったところでしょうか。
そして悪魔祓いのキアヌ・リーヴスが来ている黒のスーツからは公安の制服が連想されます。
サムライソード:ヘルボーイ
『ヘルボーイ』
この画像を見て欲しい
彼は敵役のナチス将校、クロエネン
ナチ軍服、ロングコート、レザーにガスマスク、腕に仕込んだソード
俺の厨ニ心をくすぐるこの男に一目惚れして本作を視聴
平野耕太もクロエネン好きだし、チェンソーマンのサムライソードの元ネタ#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/JAH2hswUCC— イツキ ヨウ (@spiralkuwagata) August 20, 2021
2004年に映画化されたアメリカの作品で、登場人物のクロエネンというキャラがサムライソードそっくりです。
見たまんま両腕から刃物が出ているところなど、サムライソードの実写版と言っても過言ではないですね。
元ネタになっていると言っても良いのではないでしょうか。
チェンソーとサメ:シャークネード
_人人人人人人人人人_
> 完 全 一 致 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄#チェンソーマン #シャークネード pic.twitter.com/KT2hH5Kdwz— 焼豚まん (@p_p82330122) December 1, 2019
シャークネードは2013年に公開されたアメリカの映画で、海からサメを吸い上げた台風が街に竜巻を起こしサメが襲来するというもの。
街に放り出されたサメを主人公がチェンソーでやっつける、というチェンソーマンそのものですね。
サメの上の主人公が乗っているシーンもあるようですから、デンジとビームがシャークネードのオマージュということでしょう。
ナ・ホンジン監督作品
『哭声/コクソン』
チェンソーマンのタツキ先生が影響されたと言ってた哭声がGYAOで無料配信中!
それほどマキマさんみはないけど、ファンジョンミンのハイテンション祈祷😂國村隼との祈祷合戦だけでも観る価値アリ✨
8/30(火)までhttps://t.co/tPPppDcYXF pic.twitter.com/wXhPTXR1lc— かるめいら (@caramelmel22) August 2, 2022
チェンソーマン作者の藤本タツキは、上記で述べた作品や監督以外に韓国のナ・ホンジン監督のチェイサーが好きだそうです。
チェンソーマンの中で、公安が沢渡アカネに襲撃を受けたとき、マキマが神社を借り切って遠隔で圧殺するシーンがありました。
そのシーンは、ナ・ホンジン監督の「哭声/コクソン」が参考にされており、また、デンジがマキマとサービスエリアでフランクフルトとうどんを注文するシーンは「哀しき獣」の主人公がラーメンとフランクフルトを食べているシーンのオマージュのようです。
レゼ編:女ガンマン皆殺しのメロディ
レゼ編の46話のタイトルは「皆殺しのメロディ」です。
こちらは1971年制作の西部劇「女ガンマン皆殺しのメロディ」がオマージュされているようです。
女ガンマン皆殺しのメロディは、クエンティン・タランティーノ監督が「キルビル」を制作する際に参考にした作品なのだとか。
藤本タツキはタランティーノ監督にも影響を受けていることから、レゼ編でも応用されていると思われます。
チェンソーマンの原作漫画が安く読めるのはebookJapan!
2022.11.16現在でチェンソーマンの原作漫画が一番安く読めるのはebookJapanです!
初回ログインでもらえる「6回つかえる70%オフクーポン」でチェンソーマンの1巻〜12巻が「1656円」で購入可能です。(クーポンなしだと5508円)
さらにPayPay還元がSoftBank、Y!mobile利用者は30%、Yahoo!プレミアム会員なら20%です。(毎週金曜日)
ebookjapanで安く読むには、70%オフーポンが6回つかえることを最大限活用します。
購入巻 | クーポン利用 | 割引後 |
---|---|---|
1巻~2巻 | 918円―70%オフクーポン利用 | 276円 |
3巻~4巻 | 918円-70%オフクーポン利用 | 276円 |
5巻~6巻 | 918円-70%オフクーポン利用 | 276円 |
7巻~8巻 | 918円ー70%オフクーポン利用 | 276円 |
9巻~10巻 | 918円ー70%オフクーポン利用 | 276円 |
11巻~12巻 | 918円ー70%オフクーポン利用 | 276円 |
分けて購入すれば最安値で購入することができますね!
Yahoo!グループの安定運営、PayPayとの連携など来性もバッチリなebookjapan。
電子書籍初心者から上級者まで安心して利用できます。
ebookjapanの70%オフクーポンは全電子書籍サイトの中でも、もらってないと損してるレベルのお得なクーポンです。
すぐに漫画を購入したい方ははこちらから
チェンソーマンの漫画を安く買えるクーポンを紹介しています。
まとめ:チェンソーマンは映画のパロディ?オマージュとなった元ネタまとめ!
今週のチェンソーマン、こんな最低なハンターハンターのパロディやってくるので笑い死ぬかと思った。 pic.twitter.com/Q3jxlYTWuw
— もつれら (@mtmtsf) September 13, 2019
チェンソーマンは映画のパロディだと言われるほど、他作品のオマージュが盛り込まれています。
上記で紹介した以外にレゼ編ではハーレクイン小説の「二人でティータイム」が連想され、映画作品の他、寄生獣やNARUTO、ハンターハンターも思い出されます。
多数の作品が組み込まれているとは言っても、完全にチェンソーマンという作品に仕上がっており、楽しめるのですからさすがとしか言いようがありませんね。
オマージュされたところを発見するのもチェンソーマンの楽しみ方の1つではないでしょうか。
オマージュ・・・尊敬する作品や作家に影響を受けて似たような作品を制作する
パロディ・・・・他作品を批判もしくは愛のあるユーモアで茶化したもの
パクリ・・・・・オリジナル作品をそのまま盗作・盗用