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【ポーの一族】エドガーとメリーベルを繋ぎ続ける【オズワルドの遺書】

2018年、宝塚で公演された【ポーの一族】が2021年にミュージカルで再演されます。

今回の脚本も前回と同じく小池修一郎さんに決まっています。

キャストも順次発表されていますが、ミュージカル版【ポーの一族】の舞台はどの場面にスポットがあたるのでしょうか?

エヴァンスの遺書は出てくるのかな?と思っています。

エドガーとメリーベルの子孫であり、原作漫画では何度も登場してくる「エヴァンズ家」についてまとめてみました。

エヴァンズ家は少しややこしいので家系図をつけてみました。

エヴァンズ伯爵とオズワルド・オー・エヴァンズ

エドガーとメリーベルの出生から振り返ってみることにします。

エドガーとメリーベルは、エヴァンズ伯爵の愛人の子どもで、小さな頃に伯爵夫人の手で捨てられます。

伯爵夫人は殺すつもりで乳母に捨てに行かせたのですが、情がわいている乳母は殺すことができませんでした。

その数年後(7歳の時)メリーベルはアート男爵家に養女に出されることになります。

*アート男爵家とエヴァンス伯爵家はご近所でした

オズワルドとエドガー、メリーベルは異母兄妹

エドガーとメリーベル、最初のエヴァンス家との関わりです。

メリーベル(13歳)が川で遊んでいるところ、偶然にオズワルド(22歳)と出会います。

実はこの頃、既にバンパネラになったエドガーが旅の途中でメリーベルを見に立ち寄ります。

オズワルドがメリーベルを家に招待した時に、お茶を出しに来たのが2人を捨てに行った乳母です。

乳母が驚きのあまり口走った「メリーウェザー」と言う言葉から、オズワルドはメリーベルが義妹だと知ることになります。

メリーベルがバンパネラになってエドガーと一緒に行動を共にするのもこの時期です。

オズワルドはメリーベルがエドガーに連れ去られたあとも、ずっと2人を気にかけていて、子孫に向けて遺書を残します。

「いつかエドガーおよびメリーベルを名乗る者がエヴァンズ家の子孫のまえに現れたら、彼らのいっさいにに関わらずエヴァンス家の資産すべてを付与すべし」

この遺書が代々受け継がれていきます。

1820年ヘンリー・エヴァンズ

1820年、エドガーはポーツネル男爵たちと合流するためにリトル・ヘブンに向かっています。

途中で馬車が事故で崖から川へ転落してしまいます。

その場所はヘンリー・エヴァンズの敷地内でした。

オズワルド・オー・エヴァンズの遺書が受け継がれている

事故で意識を失ったエドガーはヘンリー・エヴァンズに助けられます。

普段から脈のないバンパネラであるエドガーは、川から助けられた時、息もしていないし脈もなかったため「死体」としてエヴァンズ家の地下室にいったん預けられます。

数時間後、少し回復し地下室から出てきたエドガーは、記憶を失っていましたが自分の名前だけは「エドガー」だと言えました

オズワルド・オー・エヴァンズの遺書が受け継がれていて、エドガーという名の少年が気になり状態が良くなるまで面倒をみることになります。

メリーベルが現れる

エドガーを迎えに来たメリーベルが現れ、エヴァンズの遺書を読んだヘンリー・エヴァンズと主治医のドクトル・ドド、弟のロジャーは不思議な感覚に包まれます。

主治医と弟のロジャーは何かしらの怖さを感じていながらも様子を見て、ヘンリー・エヴァンズに助言するが、ヘンリー・エヴァンズはエドガーを気に入っているので言う事を聞きません。

 

時間が過ぎていくと共にエドガーの記憶が蘇り、メリーベルと一緒にヘンリー・エヴァンズの元から去っていきます。

 

1976年ヘンリー・エヴァンズとエディス・エヴァンズ

エヴァンズ家の名前で「ヘンリーとロジャー」よく使われている名前で、時代が流れているのにもかかわらず「ロジャーとヘンリー」が何度も出てくるからややこしいです。

ポーの一族の物語で最後のヘンリーとロジャーが1976年のエディスの話です。

ジョン・オービンが遺書の存在を打ち明ける

ジョン・オービンは1934年にエドガーと出会い、「不思議な魅力」に憑りつかれ、それから彼らを調べて追いかけている人物です。

エドガーを調べているうちにエヴァンズ家の館が図書館になっていることを知り、そこでオズワルドの遺書を見つけます。

エヴァンス家を調べてたどり着いたのが、エヴァンスの子孫であるヘンリー・エヴァンズとエディス・エヴァンズでした。

エヴァンズ家に張り付いているとエドガーに会えると、長い年月をずっとヘンリー・エヴァンズの家に訪れています。

エディスにオズワルドの遺書を見せるも信じてもらえませんでした。

まとめ

エヴァンズの遺書は1757年から200年を超えて子孫に受け継がれています。

そのうちエディスもエヴァンズの遺書を受け継ぐ人物になるかもしれません。

ポーの一族を読むのも観るのも「エヴァンズ家の家系図」を知っておくとスラスラと頭に入っていくと思います。

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