ポーの一族「秘密の花園1巻」のネタバレ!アーサーとの出会いとランプトンの絵について

ポーの一族の続編「秘密の花園」の①が発売されました。

今回の秘密の花園の内容は、以前「ランプトンは語る」で登場した、エドガーの肖像画について描かれています。

アーサーとエドガーの出会い、あの肖像画はどのような経緯で描かれたのかなど。

以前の物語でアーサーって何物?って、ずっと気になっていました。

アーサーの謎が少し垣間見えた感じです。

「秘密の花園①」の舞台は1888年。

1879年にポーツネル男爵夫妻とメリーベルが消滅しています。

前年の1887年はリデルがおばあさんと暮らし始めた年です。

秘密の花園の1巻ネタバレ

エドガーとアランはイングランドの中部の都市レスターに向かっています。

雨の中、馬車で移動している途中、操作を誤りアランが川へ転落してしまいます。

びしょ濡れになったアランを引き上げ、川伝いを歩いていると一軒の大きな家がありました。

アーサー・トマス・クエントン卿の屋敷でした。

アーサーとの出会い

家の呼び鈴を押し、出てきた住人がアーサーです。

エドガーとアランが敷地内に入っていることに驚きながらも、2人を威嚇し追い出そうとしますが、

エドガーの顔を見て、昔の知り合いを思い出したのか態度が変わります。

エドガーとアランはアーサーに助けられる

アーサーは、エドガーを見るなり「ランプトン」を思い出し、エドガーたちに部屋を提供します。

川に落ちたアランをお風呂に入れてくれたり、客用の寝室を用意してくれたり、見ず知らずの2人に対して良くしてくれます。

アランはベッドに入るなり疲れて眠ってしまい、エドガーだけがアーサーと一緒に食事をします。

そしてアーサーが人嫌いであると聞くのです。

アーサーは人嫌い

アーサーは、自分のことを「鬼」と言い、周りの人が自分を嫌って近づかないんだと言っています。

アーサーが人嫌いになったのには子どもの頃からのいろんな理由があります。

  • 子どもの頃の馬車の事故で頬から耳にかけて裂傷があり、いじめられたこと
  • 子どもの頃一緒に遊んだドミニクが14歳で亡くなっている
  • 両親が離婚しており、父親は他に子どもがいて自分を置いて出て行ってしまった
  • 両親の離婚後、母親が自殺した
  • 初恋の相手パトリシアは16歳で嫁に行ってしまった

ケンブリッジの大学時代には、非常さと狂暴さで「鬼のアーサー」と言われていました。

嫌いな学友をノイローゼにし、父親を殺しかけた。自分は鬼だから何も恐れない。

かなりすさんでいたようですね。。

ランプトンの絵

アーサーの家の中にランプトンの模写「ランプトン少年」が飾ってあります。

元の絵は、画家ローレンスの作品でランプトン卿の息子がモデルになっています。

アーサーが子供のころに仲良くしていたドミニクが、このランプトン少年によく似ています。

ドミニクはエドガーと同じ「青い瞳」で、アーサーはエドガーを通してドミニクを見ているようです。

画家であるアーサーは、エドガーをモデルにしてランプトンを描こうと思うのです。

「ランプトン」を描けば自分の子ども時代が蘇って、そして自分の恥ずべき記憶も蘇るだろう。

ドミニクの死はアーサーと何かあるのかもしれませんね。

ランプトンを描き始める

エドガーたちを泊めているお礼の代わりに、エドガーに絵のモデルになってほしいとお願いします。

アーサーは、エドガーを通してドミニクと自分の幼少の頃を思い出します。

ドミニクの顔を描きたいのに、キャンバスに描かれるのはエドガーの顔。

エドガーといると落ち着くアーサーは、迷惑なら出ていくというエドガーを手放したくありません。

まだドミニクの顔が描けないから、もう少し絵のモデルをしてほしいとお願いします。

ランプトンの絵は合計10枚です。秘密の花園①ではまだ2~3枚ぐらいだと思います。

エドガーは「ポーの一族」について知らない事が多い

この頃のエドガーは、ポーツネル男爵夫妻が消滅してから10年もたっていません。

一族に仲間入りしてから100年以上たっているものの、男爵夫妻が注意深く用心していたため守られていました。

ポーの一族がどういう体質だとか、何が危険だとか知らないことが多いのです。

眠りの時季がある

エドガーがアランと一緒にアーサーの家に世話になって5日目、まだアランは眠り続けています。

さすがにアーサーの家の使用人たちは不審に思い始めます。

5日間眠りっぱなしで、食事もせず、排泄もしないし目を開けることもない。

そんな人間は「死体」ではないかとアーサーに助言します。

そんな時、ポーの村から使いに来たシルバーがやってきます。

シルバーは、アランが3日以上も目を覚まさないのは眠りの時季だと言います。

眠りの時季は半年や長くて1年ということもあるので、安心して眠れるポーの村に帰るように説得します。

体に合わない食べ物や飲み物がある

アーサーの家で出された「カウスリップのワイン」は、使用人のマルコがアーサーの神経のために昔から作って飲ませていたワインです。

*カウスリップは薬用として用いられる多年草

カウスリップのワインを勧められたエドガーは、一口味見をします。

飲んだ途端、体質に合わなかったのか体調を崩し部屋を出ていきます。

中毒症状のような感じで、誰かを食べなければ倒れてしまう。そんな状態になってしまいました。

エドガーは人間に紛れて暮らしているバンパネラなので、医者にかかることはできません。

人間の中で暮らすのには、もっと用心深く慎重にしなければいけないと思うのでした。

秘密の花園①でエドガーが気(エナジー)を吸った人たち

ポーの一族「秘密の花園①」でエドガーは3回人間のエナジーを吸います。

エナジーを吸い取られた人間は死んでしまうのですが。

バンクスおじいさん

バンクスおじいさんは、アーサーの幼馴染のパトリシアの祖父

ずっと体調を悪くしていたけれど、良くなったのでアーサーのところにチェスをしに来たのです。

チェスをしながら、昔パトリシアはアーサーが好きだったこと、バンクス夫妻が正式にアーサーとパトリシアの結婚の話をしに、アーサーの母親と話をしたことがあることを打ち明けます。

結果、アーサーのお母さんが反対して結婚話がなくなったことを知りました。

アーサーとのチェスが終わり、バンクスは帰りの馬車に乗り込みます。

バンクスおじいさんの忘れたマフラーを届ける口実で、エドガーはバンクスの馬車に乗ります。

馬車に乗り込んですぐ、バンクスおじいさんにマフラーを巻いてあげるふりをしながら首元に抱きつきエナジーを吸い取ります。

バンクスおじいさんは死体になって自宅に着きました。

バンクス夫人のアリス

エドガーはカウスリップのワインを初めて口にし、中毒症状を起こしました。

その時、アーサーをはじめ、他のみんなに知られないように外にでます。

エナジーを吸わなくては倒れてしまうほどフラフラです。

ゆっくりゆっくり歩いて教会までたどり着いたとき、バンクスおじいさんの婦人アリスさんがいました。

先日亡くなった(エドガーが殺しちゃった)バンクスおじいさんのお墓の打ち合わせに来ていたんです。

エドガーとアリスは挨拶をかわしますが、ギリギリの状態のエドガーはいきなりアリスに喰いつきました。

ブラザー・ガブリエル

ブラザー・ガブリエルは、アーサーが幼少のころにポルトガル語を教わっていた修道士です。

語学の他に、柔術やフェンシングなども教わりました。アーサーを心身ともに強くした人です。

15年ぶりにアーサーを訪ね、しばらく昔のように小屋に泊まると言います。

小屋には眠りの時季に入り、ずっと眠っているアランを隠しています。

ブラザーはお酒を飲むのが大好きで、ワインを何本もあけるほどよく飲みます。

ある時エドガーは小屋にアランの様子を見に行くと、そこには小屋のカギを壊して入っているブラザーがいました。

アランの眠っている扉をこじ開けようとするブラザーを阻止するため、エドガーはとっさにエナジーを吸い取り殺してしまいました。

そのまま死体を引きずり川に投げ込みます。

翌朝川下でブラザーの遺体が発見され、飲みすぎて川に落ちたのだろうということになりました。

ポーの一族「秘密の花園①」:まとめ

ポーの一族続編の「秘密の花園①」のネタバレでした。

今回はアーサー・クエントン卿との出会いが描かれていました。

そして、珍しくエドガーが人間を狩っているシーンが3回も出てきます。

  • エドガーとアランが馬車で旅をしている途中に川に落ちてしまい近くの家に助けを求めた。それがアーサーの家だった。
  • ランプトンに似ていたエドガーにモデルになってもらう
  • アランは眠りの時季だと初めて知る
  • 体に合わない飲み物や食べ物がある(今までは男爵が用心してくれていたことを知る)

次回の「秘密の花園②」では、さらに謎が解けていくのかなと思います。

そして、ひょっとしたらアーサーが「ポーの仲間」になるのかもしれない。と期待しています。

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