映画【82年生まれ、キム・ジヨン】日本公開に向けて【原作小説】のあらすじと感想

私をくいとめて:カーター

映画82年生まれ、キム・ジヨン:作品情報

画像:映画.com

原作は韓国のチョ・ナムジュさんが書いた小説が130万部以上を売り上げるベストセラー。

日本だけでなく、イギリス・イタリア・フランス・スペインなど16か国で翻訳されています。

韓国で映画化されると公開5日目で観客が100万人を突破するという大ヒット作が、2020年10月9日に日本でも公開されることに決まっています。

原作では、韓国において女性が生きていくうえでの生きづらさや、いまだに残る見えない差別が女性の人生を制約したり、抑圧していることのストーリーです。

映画「82年生まれ、キム・ジヨン」は1人の女性が子供時代から社会にでて結婚や出産を経験し、社会の壁にぶつかりながら生きてきた様子が描かれています。

 

映画82年生まれ、キム・ジヨン:メインキャスト

画像:映画.com

主人公キム・ジヨン:チョン・ユミ

チョン・ユミさんは1983年生まれの37歳

韓国のアカデミー賞とも称される映画祭で主演女優賞を受賞したことのある実力派女優さんです。

役どころキム・ジヨンについて

1982年に生まれた女性。

大学を卒業後、広告代理店に就職します。

デヒョンと結婚した後も仕事を続けますが、出産とともに退職。

出産後の日々のストレスからなのか、おかしな言動が見受けられるようになります。

精神科にカウンセリングを受けながら、ジヨンの過去にさかのぼっていきます。

キム・ジヨンの夫役デヒョン:コン・ユ

コン・ユさんは「コーヒープリンス1号店」で大ヒットし、日本でも有名な俳優さんです。

本作は3年ぶりの映画復帰作です。

役どころチョン・デヒョンについて

主人公キム・ジヨンの夫IT関連の企業に勤めています。

仕事が忙しく帰宅はいつも深夜で、週末も土日のどちらかは出社している。

一緒にいる時間は少ないけれど、とても優しい旦那さんです。

他、家族役キャスト

ジヨンの母ミスク:キム・ミギョン

ジヨンの姉ウニョン:コン・ミンジョン

ジヨンの弟ジソク:キム・ソンチョル

ジヨンの父ヨンス:イ・オル

映画82年生まれ、キム・ジヨン:あらすじ

主人公キム・ジヨンは夫と娘の3人暮らし

出産前は広告代理店で働いていましたが、現在は育児のため専業主婦をしています。

続けたかった仕事を辞めて子育てをしながら感じた違和感に心のバランスを崩してしまいます。

きっかけは1歳になった子どもを保育園に預ける事ができるようになり、再就職を考えていた時のこと。

保育園のお迎えの帰りに公園に立ち寄り、カフェで買ったコーヒーを飲んでいました。

その姿を見たサラリーマンたちが

「旦那の稼ぎでコーヒーを飲んでいい身分だ」と言います。

韓国では「ママ虫」と言う言葉があるようですね。

*子どもが悪いことをしても注意しない母親のこと

その言葉にショックを受けたジヨンに異変が起きたのはそれからでした。

 

キム・ジヨンに異変が起きたのは2015年9月

9月8日朝、ジヨンの夫デヒョンが朝食をとっていると、突然ジヨンがジヨンの母親の口調で喋り出します。

この時は普段から明るい妻が「面白おかしく母親の物真似をしているんだろう」と思っていました。

その後もジヨンのおかしな言動は続きます。

当の本人のジヨンは異変に気づいておらず、異変が起こっておるときの状態を覚えていません。

キム・ジヨンが身近な別人になってしまう

おかしな言動をしている時は、「誰か」が憑依しているかの様子。

母親であったり、デヒョンの亡くなった同級生であったり、身近な別人になってしまいます。

明らかに「別人」になっているジヨンの状態がしばらく続き、不安になった夫デヒョンは1人で精神科に相談に行きます。

その後、ジヨンは精神科でカウンセリングを受ける事になり、彼女の生い立ちからの様子が映し出されていきます。

キム・ジヨンが生まれた80年代の背景

  • 血統中心の考え方から「男なら産むが女ならいらない」という意識がいまだに残っている
  • キム・ジヨンが生まれた80年代は産児制限政策をとっていて、

「性別にかかわらず子どもは1人だけ育てよう」というようなスローガンがあちこちに貼られていた

ですから、望まれて生まれたジヨンの弟は、家庭内においてもすべてにおいて特別待遇だったのです。

ジヨンは、そういった男女格差の理不尽さを成長するにつれて実感することになっていきます。

 

映画82年生まれ、キム・ジヨン:感想

画像:映画.com

最初はこんなに重いテーマだとは思わず、軽めのホラーかなと思っていました。

ですが、原作を読み進めているうちに、女性なら誰でも1つや2つは当てはまるような内容でした。

出産後仕事を辞めなければならない=我慢している状態が続く、というのは社会に取り残されている感じだったジヨンにとって辛いことだったと思います。

日本でも90年代の頃、まだまだ似たようなことはあったと思います。

「結婚はまだ?」

「子供は?」

「男の子産まなきゃ」

「結婚したら仕事辞めるの?」

社会に出たら他にもいろいろ思い当たりますよね。

先に韓国で映画を見た人の感想

韓国では82年生まれ、キム・ジヨンに対して賛否両論の嵐が巻き起こったそうです。

特に男性からの抗議のような悪評も多いらしく、社会に大きく影響を与えた映画でした。

男性の中にも涙する人もいたり、母親に連絡を取ったり、奥さんにねぎらいの言葉をかけた人もいたようです。

一方で、演じた俳優さんに対する批判やクレームを入れる人もいたようです。

 

まとめ

画像:映画.com

82年生まれ、キム・ジヨンは1人の女性が、子供時代から学生時代、結婚・出産を終えて感じた違和感から心のバランスを崩してしまう物語

  • 男尊女卑が残る社会での生きづらさが描かれている
  • 結婚・出産後の家庭の役割分担について考えさせられる

 

少し重く感じるテーマです。

感情移入して心のバランスを崩さないでくださいね。

涙するかもって方はハンカチを忘れずに。

「82年生まれ、キム・ジヨン」の日本公開は2020年10月9日(金)より 全国ロードショーです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です